今年入学した高1生が語る青春リアル
中学受験は「いつ始めるか」より「どう組むか」の影響が大きい
中学受験は「4年生からやらないと厳しい」という前提で語られることが多いですが、
実際には、学年よりも
・どこを削って
・どこに時間を集中させるか
の計画の影響がかなり大きいと感じています。
5年生スタートでも成立するケースと、難しくなるケースの差は、
早さよりも組み方の違いにあるように思います。
ちょっと乱暴な例えですが。
大手塾の課題って、50キログラム前後のバーベル負荷がちょうど良い子に、20キログラムから80キログラムまでのバーベルを並べて、「全部同じ回数やれば、どれかのバーベルは効果がある。」と言っているイメージなんですよね。
70キロ以上は重すぎ。
30キロはウォーミングアップなら意味があるかな。
分かりやすい例えですね。
私はどちらかというと
コース料理とアラカルトというより、
既製品のスーツとオーダーメイドのスーツに近いと思いました。
大手塾の課題は、既製品のスーツのようなものですよね。
多くの子に「だいたい合う」ように作られていて、
サイズ展開も幅広い。
だから誰かにはピッタリでも、
誰かには袖が長すぎたり、逆に窮屈だったりする。
一方で、オーダーメイドのスーツは、
その子の体型(理解度・処理力・精神年齢)に合わせて
必要なところだけを調整できる。
ただし問題は、
どこに頼むか、どう測るかが難しい点ですよね。
だから現実的には、
・既製品で大きな破綻がなければそれで進む
・合わない部分がはっきり見えてきたら、そこだけ直す
・最初から完璧なオーダーメイドを目指さなくてもいい
このくらいの距離感がちょうどいい気がします。
「全部やればどれかは効く」という発想より、
今の子に合っている負荷かどうかを見ながら微調整する。
その視点を持てるだけでも、学習はかなり楽になると思います。
なるほど既製服ですか。
私の感覚ですが、大手塾の課題が「微調整」で済むお子さんは、その大手塾のターゲット層に概ねマッチしていて、しかもその中でも優秀な部類のお子さんに限定されてしまうのではないか?と思っています。
ところが、実際は、そういう大手塾も、ターゲット層にマッチしていないお子さんまで、それと知っていながら受け入れています。この場合、そのお子さんには、既製服は微調整では済まなくなるでしょう。しかし、大手塾側はそんなことまでは言わない。そのご家庭が、既製服の方になんとかお子さんを合わせようとし始めると、色んな大変なこと、悲しいことが起きるのでしょう。
このスレでも、「3年間通塾、課題は全部こなす」を受け入れているようなコメントを良く見ます。もちろん、課題を全部こなせるお子さんも中にはいるでしょう。ただ、それは、「課題を全部こなしたから成長した」のではなく、「課題を全部こなせる能力を持つお子さんが、淘汰の結果、明らかになった」ケースが多いのではないでしょうか。
書き方が悪くて反発を買うようだと、またスレ主さんには申し訳ないのですが。
例えばサピックスはフルコースを提供していて、選択の余地はSS特訓位しかないですが、実際にはフルコースは量が多すぎるので、全部食べられる子は稀で、コース料理の何を残すかが親の腕の見せ所とか言われているわけです。
そういう意味で、今の塾でも実質的に取捨選択はやっている。もちろん、コース料金払って一部残すので、コスパが、という問題はありますが。
上の子(大学生)の頃は、サピでも新小5から地頭の良い子が入ってきて、小4からの子は抜かれる、と言われていましたが、あんまり聞かなくなりましたね。
小4は塾に通わせなくても、親がしっかり伴走すれば小5からでも大丈夫、というのは否定しませんが、親は大変です。専業主婦ならともかく、仕事をしていれば、ある程度コース料理にしてしまった方が楽です。
スレ主さんのように、通の方は5年からでも良いと思いますが、誰でもできるものではないし、皆と違うことをやるリスクをどう考えるか、ですね。
私はそんな自信はありません。
ご意見、よく分かります。
そのうえで、このスレの立ち位置だけ整理させてください。
このスレは、最上位層(上位数%)を目指すご家庭向けというより、全体の8〜9割を占める「最難関が第一目標ではない受験生」を主な対象にしています。
実際、その層の多くは、小4での学習が必ずしも盤石とは言えず、
暗記中心・処理中心になりやすく、理解が浅いまま進んでしまうことも多い。
そのため、あとから入ってきた子に追いつかれる、という現象も珍しくありません。
それであれば、小4の1年間を「机の上の勉強」だけで埋めるより、読書・体験・思考力を育てる学びに振った方が、結果的に小5以降が楽になるケースも多い、という問題提起です。
一方で、仰る通り、仕事をしているご家庭にとっては、コース料理的な通塾は圧倒的に楽ですし、その合理性も否定しません。
塾側も、定員や管理の都合から「小5からは原則受け付けない(例外あり)」とすることで、心理的に煽る構造があるのも事実だと思います。
ただ、
・小4を必ず塾で埋めなければならない
・小5スタートは通な家庭しか無理
という二択ではなく、適切に設計された学習プログラムがあれば、通塾以上の成果が出る子も少なくありません。
それは各家庭がゼロから考える必要はなく、元塾講師など、経験とセンスのある第三者が提供できるものです(現役講師は立場上難しいですが)。
その中から「我が子に合いそうなもの」を選ぶ。
この選択肢がある、ということ自体を共有したい
それが、このスレの目的です。
取捨選択するのは、とても良いことと思います。
サピックス側は、全員に同じ教材を配ることで、生徒に合わせて教材を取捨選択するという塾側のコストを削っているわけですから、受講生の方でいらない部分を捨てることは、全くコスパが悪いとは思いません。
その上で、とりあえず塾が出してくる課題を全部見ておくため、というなら、新4年生からの通塾は十分ありでしょう。




































