今年入学した高1生が語る青春リアル
中学受験は「いつ始めるか」より「どう組むか」の影響が大きい
中学受験は「4年生からやらないと厳しい」という前提で語られることが多いですが、
実際には、学年よりも
・どこを削って
・どこに時間を集中させるか
の計画の影響がかなり大きいと感じています。
5年生スタートでも成立するケースと、難しくなるケースの差は、
早さよりも組み方の違いにあるように思います。
ご意見の趣旨は理解できます。ただ、やはり前提が違っているように感じます。
このスレッドは、
「5年通塾開始で御三家・筑駒・灘に行けるか」
というトップ層(上位数%)の議論をしたくて立てたものではありません。
私が一貫して話したいのは、全受験生の8〜9割を占める層についてです。
前提がそこまで違うと、どうしても話が噛み合わなくなります。
多くのご家庭で実際に起きているのは、次のような流れではないでしょうか。
・4年生から通塾
・最初は内容も易しく、成績も順調
・徐々に難度が上がる
・クラスや偏差値を落としたくないという意識が強くなる
・理解よりも「覚える」「テスト対策」に寄った学習になる
・それでも負荷に耐えきれず、成績が下がり始める
・失速し、本人も家庭も苦しくなる
この「途中失速」は、決して珍しい話ではありません。
むしろ、かなり多くの子が経験していると思います。
この場合、
「4年生から始めたからハンデがなかった」
と言えるでしょうか。
私は、早くから始めたこと自体がリスクになっていたケースも少なくないと感じています。
もちろん、
・4年生から通塾が合う子
・早い段階から高負荷に耐えられる子
がいることは否定しません。
ただ、
それが大多数の子にとっての最適解かというと、私はそうは思いません。
このスレッドは、
「トップ層の成功例」を否定する場ではなく、
「途中で苦しくなってしまう子がなぜ多いのか」
「別の選択肢は本当に存在しないのか」
を考えるための場です。
御三家の話を前提にすると、どうしても
「早く始めない=ハンデ」
という結論になりがちですが、
8〜9割の受験生にとっては、
早さよりも、理解の質とタイミングの方が重要ではないでしょうか。
その前提を共有できないと、どうしても議論がズレてしまう、
というのが正直なところです。
4大塾の馬に水を飲ませる方法というマンガはポイントをついている。
結局、受験勉強はまずは子どものやる気の問題が大きい。
多くの人は先取りで4年までは順調だけど、5年で理解の質が落ち、6年で低迷するというけど、男子はその逆の子どもも多い。誰かが5年で落ちれば誰かが上昇している。
6年で男子と女子の平均点があんなに極端に差がつくように、基本的にやる気の問題。まずはこのやる気がないといくら方法論を論じても無駄だよ。
馬に水のみ場に連れていく方法論をいくら論じても意味がない。
ご指摘のマンガ、言いたいことはよく分かりますし、
「やる気がなければ何をやっても意味がない」という点には私も賛成です。
ただ、その上で少し整理したいと思っています。
まず、中学入試は「論理力」を強く問う試験になっていますよね。
暗記や先取りで何とかなる段階を過ぎると、
条件整理・因果関係・構造理解といった力が一気に前面に出てきます。
この点では、一般論としては男子の方が強く出やすい傾向があるのも事実だと思います
(もちろん、個人差が大きいのは大前提ですが)
そう考えると、
・4年生の先取りで順調だった子が
・5年以降、理解の質が落ち
・6年で失速する
一方で、
・5年・6年で論理力が育ち
・そこから伸びてくる子がいる
という現象は、やる気だけで説明できる話ではない気がしています。
私は、
「みんな4年生から始めるもの」
という前提そのものに、少し無理があるのではないか、という立場です。
4年生からの先行学習というのは、
論理的な思考が本格的に問われ始めた段階では、
簡単に逆転が起きる程度の“アドバンテージ”に過ぎない。
だからこそ、4年スタートは絶対条件ではなく、あくまで一つの目安だと思っています。
そしてもう一点。
私は「やる気」という言葉よりも、「相性」という言葉の方がしっくり来ます。
・その時期の子どもの発達段階
・教材との相性
・進め方との相性
これが合っていれば、自然とやる気は出ますし、
合っていなければ、いくら引っ張っても続かない。
だからこそ、
方法論を論じる意味がないのではなく、
「どの時期・どの進め方が、その子に合うか」を考える余地がある、
そこを話したい、というのがこのスレでの私の主張です。
6年からだった中学受験が5年からに、更に4年からに低年齢化したのに、なぜ3年からのカリキュラムができないのか。
通塾の低学年化が言われますが、どこの塾でも3年生まではお遊び、楽しみながら学習習慣をつけることに主眼が置かれており、本格的な受験カリキュラムは4年からです。
何故か。私はスレ主の言われる抽象的思考力が3年生では追い付かない、そこの発達段階の境目が4年生のタイミングなのだと思っています。そして、遊びたい盛りから、勉強で競争するのも面白い、と思うようになるタイミング。
個人差があるので4年でもまだ早いお子さんがいるのは理解できます。が、マジョリティは4年でしょう。だから塾はマジョリティに合わせる。
サピックスでも、3年までの成績は全く関係ないと言われますが、4年生夏以降は、そんなに成績に変動がないと言われています。
とても整理されたご意見だと思いますし、
「なぜ4年なのか」という問いの立て方自体は、かなり本質を突いていると思います。
その前提を踏まえた上で、私の見立てを書かせてください。
まず私の感覚では、小学校のカリキュラムそのものが「標準的な発達段階」に合わせた進度です。
それに対して、塾の受験カリキュラムは
・小学校より 1年早く
・しかも 内容はより抽象的で深い
ことをやっています。
30年ほど前、4年スタートが一般的になり始めた頃は、
中学受験をする層そのものが、かなり選別された「学力的に余裕のある層」でした。
そのため、4年生から一段階上の抽象思考に入っても、自然についてこられた子が多かった。
私はここが、今との決定的な違いだと思っています。
いまは受験層が大きく広がっています。
すると当然、
・抽象的な理解がまだ追いつかない子
・言語化・論理化が弱い子
も多数含まれます。
では、その子たちはどうやって4年・5年のカリキュラムを乗り切るのか。
多くの場合、暗記に寄ったテスト対策になります。
・解き方を覚える
・典型パターンを丸暗記する
・本質は分からないが、点は取れる
私は、この「暗記の勉強の是非」こそが、今回のテーマの核心だと思っています。
そして成績推移についてですが、
私の肌感覚では、
・4年生秋の偏差値と
・6年生秋の偏差値が
10以上違う子は、全体の25%。
逆に言えば、半数以上は大きく変わらない。
「4年生夏以降は成績が固まる」とよく言われますが、
これは塾の上位層、学習内容を理解で回せている層に限った話ではないでしょうか。
全受験生を主語にした一般論として使われると、違和感があります。
・4年で先行し
・5年で無理が出て
・6年で失速する
この層が、一定数存在するのも事実です。
そして、ここは少し意地悪な言い方になりますが、
塾はこの“失速した層”のデータを、正面からは出せないと思います。
なぜなら、塾の存在価値が揺らいでしまうからです。
ですから私は、
「4年スタートがマジョリティだから正しい」
という結論には、慎重であるべきだと思っています。
4年生という年齢自体が悪いのではなく、
理解が追いつかない状態で“先に進ませる構造”こそが問題なのではないか。
そこを一度、冷静に切り分けて考えたい、というのが私の立場です。
それはそうかもしれません。
大手塾は、御三家灘あたりを目指す家庭が一番のターゲットだから、そこに合わせたカリキュラムですし、この掲示板もそういう前提の人が多いので議論が噛み合いません。
学校の成績が真ん中位のお子さんがレベルに合った私立に行くための中学受験とか、スポーツを中心にやらせながら、何とか大学受験に煩わされないよう中堅の大学の附属に入れたい、というニーズに応える中学受験の選択肢、ということなら4年生からやらせることに弊害があることも理解できます。
残念ながら、すでに3年から中学受験の時代となっている。
四谷大塚や早稲アカは3年からはじめているし、サピックスは3年まではお遊びだったけど、来年からカリキュラムを変えて3年からはじめるらしい。
ちなみに今は3年から通塾する人が一番多い。
ただ4年からはじめる人の方がのびる傾向にある。そこは子どもの発達段階に合わせればいい。
中学受験の難化はすでに限界にきているといわれており、4年からでは間に合わなくなっている。それはサピックスのように、新しい問題がでるたびに新たに教材を追加していく塾があり、もはや4年からでは限界に達している。




































