今年入学した高1生が語る青春リアル
中学受験は「いつ始めるか」より「どう組むか」の影響が大きい
中学受験は「4年生からやらないと厳しい」という前提で語られることが多いですが、
実際には、学年よりも
・どこを削って
・どこに時間を集中させるか
の計画の影響がかなり大きいと感じています。
5年生スタートでも成立するケースと、難しくなるケースの差は、
早さよりも組み方の違いにあるように思います。
そこまで大げさな話ではないと思います。
4年生カリキュラムの中で、
・5年内容と重複している単元
・後ろに回しても支障のない単元
を整理して、合併できるところを合併するだけです。
そうすると、自然に「5年生スタート用のカリキュラム」になります。
特別な親の能力が必要というより、
塾の4〜5年生カリキュラムを一度分解して、
必要な単元を時系列に並べ直すだけの話ですね。
あとは、そのカリキュラムを淡々と消化していけばいい。
5年生からでも進められるかどうかは、
この再編ができているカリキュラムを入手できるかどうかだと思います。
我が家は小5から受験勉強を始めました。元々受験をする予定がなかったのですが、4年生の夏に子供が突然受験したいと言い出した為、小5スタートになりました。
通塾は週3日で四谷大塚の準拠塾です。
①上の子は、算数苦手、コツコツタイプで、理解に時間のかかる子だった為、小5はとにかく大変でした。5年生はひたすら勉強をしていました。1周した6年秋頃に時間的にちょっと余裕が出来、若干ダラダラしたので、我が家は2年間の通塾で良かったと思いました。Y60程度の中高一貫校に進学しました。
②上の子がダラけたので、下の子も5年生からの通塾にしました。この子は算数得意、処理能力がとにかく早く、塾で宿題も終えてくるので家ではあまり勉強をする事なく受験を終えました。Y70程度の中高一貫校に進学しました。
小5からの通塾で何とかなりますが、その子の能力次第で大変さは変わるなぁというのが感想です。
5年生を見ると、
4年生の内容を「忘れた」というより、
当時は十分に身についていなかったケースが多いと感じます。
抽象的な内容を整理して理解する段階に、
まだ達していなかった、という方が近いかもしれません。
そう考えると、
5年生から始めても、「必死に追いつく」というイメージにはならないと思います。
必要なところを普通に進めていけば、
気がついたら追いついている、
そのくらいの感覚が実態に近いように感じます。
5年生からのスタートで、しっかり結果を出されているのは素晴らしいです。
個人的には、「能力次第」というより、
どこを目標にするかの影響が大きいように感じています。
一番大変になるのは、
「難問に強いわけではない子が、難問中心の学校を目指す」
この組み合わせの場合だと思います。
塾の4年スタート前提のカリキュラムにそのまま追いつこうとすると、
確かに負荷が大きくなる部分は出てきます。
ただ、5年生スタート前提で単元を整理し直してカリキュラムを組めば、
学力問わず、8割くらいの子は、
今よりむしろ無理なく進められるのではないかと思っています。
我が家は、子供2人とも特に憧れ校などもなかったので、持ち偏差値から合いそうな学校を探しました。
なので、「難問中心の学校を目指す」とかもなかったです。
算数は単元を整理し直してカリキュラムを組めば良いですが、理社の勉強も有るので、処理能力が普通の子なら小5の勉強は大変になるのでは?という気はします。
理社については、
「6年生スタートで偏差値60以上を目指す」のは、かなりきついと思います。
ただ、5年生から始めるのであれば話は別で、
4年生から始めている受験生と比べても、
理社の負担に大きな差があるとは、実感としてあまり感じません。
偏差値65の層は、周囲がそれなりに仕上がっているため、
見た目には差が大きく見えますが、
理社はやった分だけ素直に身につく科目なので、
自分自身もサクサク身につき、普通に積み上げれば、
実態として、大きな差ではなく、いつの間にか追いつくと思います。
一方で、偏差値45前後の層では、
周囲の受験生も理社を十分に身につけているとは言い難く、
5年生スタートだからといって、
そもそもビハインドになっていないケースが多い印象です。
本人は大変だと感じていても、
みんなも大変で、相対的な位置はほとんど変わっていない、ということですね。
まとめると、
理社は
・6年生スタートで60以上を狙うのはきつい
・5年生スタートなら、見た目の差は学力層によって異なるが、4年スタートの受験生との差はほぼないと言っていい
・5年生スタートなら、どの層でも、普通に頑張れば、普通に追いつく(勉強習慣があれば十分)




































