今年入学した高1生が語る青春リアル
中学受験は「いつ始めるか」より「どう組むか」の影響が大きい
中学受験は「4年生からやらないと厳しい」という前提で語られることが多いですが、
実際には、学年よりも
・どこを削って
・どこに時間を集中させるか
の計画の影響がかなり大きいと感じています。
5年生スタートでも成立するケースと、難しくなるケースの差は、
早さよりも組み方の違いにあるように思います。
ご指摘の通り、「成功例だけが出やすい」という点はその通りだと思いますし、
4年生から始めるメリットとして「スパイラル学習に乗れる」という考え方も理解できます。
ただ、そのスパイラル学習が、実際には一様ではない点は意識しておいた方がいい気がします。
大きく分けると、
① 前回の理解の上に、解法が少しずつ上乗せされていくケース
② 見た目は同じ単元でも、解法がほぼ別物になってしまうケース
③ 1回目の段階では難度が高すぎて、暗記的に処理されてしまうケース
こうした違いがあります。
①であれば、4年生から学習する意味は大きいと思います。
一方で②は、かなり子どものセンスに依存しますし、
③は「捨て問」と割り切れる狡賢さがないと、
真面目な子ほど混乱したり、逆に苦手意識を持ってしまうこともあります。
その意味では、スパイラル学習が有効に機能するかどうかは、
内容の質や子どもの特性による部分が大きく、
上位層以外や真面目なタイプの子には、
②や③がかえって弊害になることもある、というのが実感です。
4年生から4科目3年間、という通塾スタイルは、塾が作り上げたコース料理みたいなもの。
コースなら漏れがないとか、スタンダードだからとか、迷いがないとか、コースを選ぶ理由もたくさんあるでしょう。
ただ、アラカルトで注文するやり方もある。アラカルトだと、分量も注文の時期も全部調整できる。調整できるなら、した方がより好みに合った料理を選んで食べられるよね、ということかな。
入塾が遅くなるほど入塾時点の偏差値が低くなるだろうから、あなたの言っていることが正しいなら、入塾が遅くなるほど最終的に到達する偏差値は低くなるんじゃないですか?
実際はそうなっていないのではないでしょうか。
中には短期間で最難関合格レベルに仕上げられる子供もいるだろうが、そんな芸当ができるのはかなり特殊なレアケース。
専門家が研究し尽くしてコース料理に盛り込んだ必要な栄養素を、我流で正しくアラカルト料理として提供できる家庭などどれほど存在するのか。栄養素に過不足がないのは当然として、カルシウムの効率的な摂取には予めビタミンDが必要なように、習得させる順序も重要。それを我が子の精神的な成長に合わせて自分でコントロールするなんて大半の親には無理な話。
4年時の負担なんて週2回計6時間程度の授業に通塾時間と家庭での同程度の復習時間のみ。費用負担も5・6年時より圧倒的に少ない。我流で取り組むのに必要な能力や労力に比べれば全然大したことないし、これに耐えられない精神年齢の子が1年後に突然耐えられるようになる保証もない。
長子は私立最難関に進学したが、入学当初ある授業中に先生の思い付きで非公式のアンケートをしたらクラスの約3分の2が同じ塾出身で、みな小3の2月またはそれ以前から通塾していたそうだ。まあ、普通はそんなもの。
横入り失礼します。
この点は、時期の問題として「両方成り立っている」と思っています。
私見では、新5年生の2〜4月スタートあたりが一番バランスが良く、
それより前から始めても、
最終的な上限が大きく変わるケースはあまり多くありません。
一方で、それより後になると、
遅くなればなるほど学習量と負担が一気に重くなり、
到達ラインに間に合わなくなる印象です。
つまり、
「多少の早い・遅いでは結果は変わらない期間」と
「明確に厳しくなり始める時期」があり、
その境目が新5年生春前後にある、
そんな整理だと思います。
ご経験に基づいたお話で、現実感があると思います。
特に最上位校の競争の厳しさを考えると、
早い段階から塾のコースに乗り、トップ層として走り続ける、
という選択が合理的である場面があることは否定しません。
ただ一点、
「最上位校の生徒の多くが3年生から通塾していた」
という事実と、
「3年生から通塾しなければ最上位校に合格できない」
という結論は、同一ではないと思っています。
上位1〜2%、あるいは偏差値65超(上位7%)の熾烈な競争に
確実に勝ちに行きたいのであれば、
4年生から通塾するか、
家庭で通塾生と同等以上の学習量・質を確保する、
そのどちらかを選ぶのが現実的だとは思います。
そこは私も同意です。
一方で、塾のカリキュラムは、
トップ層だけを対象に設計されているわけではなく、
非常に幅広い層を同時にカバーする「最大公約数的なプラン」です。
その意味では、
純粋な難関校対策として常にベストかというと、
必ずしもそうとは限らない面もあると感じています。
もちろん、だからといって
各家庭がゼロから完璧なプランを設計できるわけではありません。
ただ、信頼できる情報を取捨選択し、
我が子に合うと判断したプランを腹をくくって進めれば、
結果として通塾よりも負担が少なく、
かつ効果的になるケースもある、
というのが私の実感です。
早期通塾が合理的な層がいるのと同時に、
それ以外の現実的な選択肢も存在する。
その両方が成り立つ、という整理で捉えています。
※偏差値は四谷大塚80偏差値です
上の方でも新4年から・・・の意見が多いですが,4年生から始めた(場合によってはもっと早く始めた)としても,うまくいかない子もいるわけです.4年生の塾は週2程度の負担で・・・というご意見もありますが,その程度であれば,ちゃんと子供がやる気になれて,親がサポートすれば最難関は無理かもしれませんが,それなりのレベルには追い付けますよ.時間の問題ではなく,子供の精神年齢と親の学習サポートがカギかと.
おっしゃる通りだと思います。
4年生から始めても、必ずうまくいくわけではありませんし、
時間量だけで結果が決まる話でもないですよね。
実際、通塾を始めると、特に4〜5年生の時期は、
子ども以上に「親が煽られる」場面が増えると感じます。
テスト結果やクラス分け、周囲の進度などを通して、
親の期待や不安や焦りを刺激し、
それが結果的に子どもを本気モードに乗せる、
という構造になっている面はあると思います。
もちろん、そのやり方には功罪があって、
うまくはまる子もいれば、
プレッシャーが先行してしまう子もいます。
4年生スタートが万能というより、
「親が煽られる仕組み」をどう使うか、
あるいは使わないか、
そこまで含めて考える必要があるのかもしれませんね。




































