今年入学した高1生が語る青春リアル
国立医学部の受験動向
2026年実績を見ると、開成は引き続き東大合格全国トップを堅持する一方で、国立医学部現役進学率は4.37%と順位して60位内にも入りません。
むしろ地方公立高校や首都圏女子中高一貫校が国立医学部の中では存在感を発揮しているような印象もあります。
今後の国立医学部の受験動向の見通しなど、是非、意見交換しましょう。
①埼玉医科大(医)② 徳島大(歯)③ 埼玉大(工・建築)
年度 ① ② ③
2000 53 54 49
2004 55 53 48
2008 58 51 47
2012 61 49 48
2014 62 48 49
2016 61 49 50
2018 60 50 52
2020 58 52 53
2022 57 54 54
2024 55 55 55
2025 55 56 56
2026 54 56 56
医学部は2012年頃に偏差値のピークをむかえ、その後緩やかに下降している、ということは事実です。
しかし、秋田医や日大医や東海医の相対的な立ち位置を駿台全国模試が正確に表しているか、というと、少し違うようにも思います。
河合の偏差値を見てみると、慶応工と日大医は偏差値帯が並び、秋田医は東北工より心持ち高い。こちらが体感に近い。
私見では、駿台全国模試は東大はじめとする最難関用で、秋田医や慶應や日大医にはオーバースペックで、志望者が少なく正確な値は出ないように思います。
後期研修、学位から専門医に至るまで医局に属さないとルートに乗って進められないので、チホコクでも他学に移る決断はなかなかつかないようです。私立の新設大だとなおさら格上の他学に移るのは心理的ハードルが高いです。一応、順天堂などは三無主義と言って学閥の撤廃を訴えてますので他学出身者でも気にせずやれはしますが、順天堂は後期研修で派遣できる病院を持っておらず、無給医問題が明らかになったように自学出身者を含め若手医師の人件費が出せません。今では無給医は禁止されていますが、研修医を受け入れる附属病院の人件費が過大なのは、国費の入らない私立医大共通の問題であり、倒産の可能性もささやかれる女子医大病院のみならず、世間的にFランと思われている私立医大全般に経営は苦しく、人件費を抑制せざるを得ない状況はかわりません。
結局のところ、国費で運営費交付金の出る国立と自腹でほとんどを賄わざるを得ない私立には大きな格差があり、都内私立医出身者は全体的に台所が厳しく関連病院もほとんどない自学の医局に残るか、東大や慶應などの有力医局に属するか。そして、有力医局では表向きの差別はありませんが、人事においては暗黙に親藩にしか回さないポストというものがあり、慶應などでは教授や有力関連病院の部長には幼稚舎出身者しか就けないという話もまことしやかにささやかれています。
少なくとも、東大も慶應も功労者の論功行賞を都内有力病院だけで回すことは不可能であり、東大が是非とも確保したい地方基幹病院、地方国立大学教授ポストというものがあります。そして、それらのポストを確保する代償として東大や慶應は人身御供として、幹部ポストの伝馬船と言われる若手を拠出しなければならない。つまり、外様として東大や慶應の医局に入った私大出身者は医局の手駒として利用されることをどう感じるかという問題で、嫌気をさしてやめてしまう若手も少なくはないということですね。
こうした流れから私大出身者は有力病院ではあまり見ないと言う現実があります。地方国立はまだ少しはいますね。
結局、サラリーマン以上に医者の世界も人事が全てであり、誰もが行きたくない地方山間離島の僻地に誰かが行かなくてはならない。そこには無名私立出身者が行くという当たり前の話なのですが。
>誰もが行きたくない地方山間離島の僻地に誰かが行かなくてはならない。そこには無名私立出身者が行くという当たり前の話なのですが。
無名私立とは、私立医学部御三家に順天堂大を加えた4大学以外と考えて良いのでしょうか。




































