医師の娘が病気を移されたらどうしよう｜掲示板スレッド

色々様が書かれること、どれも非常に的確と感じております。前に書いた通り、お嬢様が上手くいっていないとき、苦労なさてあるとき、お母様が、だから医学部なんてやめておけばよかった、とか、それ見たことか、になると最悪です。

ただ、二人の娘の同級生や部活や医局の上下で、ドロップアウトは居ても自殺は聞きません。あまり心配しなくても、と思います。

一点だけ、数学対策だけは、色々様と考えが合いません。
数学は、配点が低くても、他教科より得点のばらつきが大きく、差がつきやすいのです。

数学が、センター同日で8割しか取れないくらい苦手、東大理系の二次数学は半分くらいしか完答できない。英語は殆どバイリンガルで英検１級でTOEFL100。この程度で、数学の失点を英語でカバー、なら、わかります。
センターが5-6割なら、徹底的にやらないと、たぶん、医学部には届きません。
まず、高校教科書の公式を覚えず、すべて自分で導出できるようにすること。
次に、数IIIに怖じ気づかず得意科目にすること。

一般的に、女の子の医学部受験の滑り止めは、どんな学部が考えられますか？
歯学部、薬学部、看護学部など、本人の適性をみて選ぶのでしょうか。

正直な気持ちを申し上げると、歯学、薬学、看護など、おすすめしません。
前から何度か書かせていただいている、医療業界のヒエラルキーにぶつかり、不満を溜める人が、非常に多くなったと感じています。

言葉を選ばずに、例を書きます。
看護師は、昔は、高卒で専門学校にはいり、資格を取得する人がほとんどでした。県域の資格である准看護師になる人も多かった。
こういう人は、医師になることを考えたことがない人が多かったんじゃないかな。
しかし、看護師は、平均が大学の看護系学部卒、中には旧帝大大学院、という人も居ます。しかし、看護師は看護師、法律で定められた医療補助以上の仕事は、こと臨床現場ではできないのです。
薬学や看護系に、医学部崩れのような人があふれていて、あんまり、幸せ層ではありません。

医学部をあきらめて、幸せそうだと感じる人は、文系に転じて法科大学院に行った人、工学系に行った人です。
法科大学院のお嬢さんは、昨年、無事に司法試験に合格し、現在、司法修習生として研修中、検察官を目指して頑張っています。
工学系のお嬢さんは、旧帝大の機械系の大学院でロボット工学を専攻し、某京大企業で、医療機器の開発に邁進しています。これは、医療の世界でも、医師のできない分野ですので、医師と対等につきあうことができます。

分かりやすい例を挙げていただき、どうもありがとうございました。
確かに、医学部を断念して法学部に進学して成功した例を複数聞いたことがあります。数理学的な勉強が法学部での学びに役立つのでしょうか。

医学部の滑り止めに法学部や工学部、思いつかなかったです。

都内女子校卒の娘の周囲では、二浪まではする方が多かったです。
それで駄目なら、やはり歯学部、薬学部、看護学部が多いですよ。

お父様が医師で、幼稚園からずっと私立育ちのお嬢さんで、看護学部に入学した人を3
人知っております。
1人は既に大学院に進学、1人はこれから院進学予定、もう1人は助産師になりたいそうです。
看護師も様々な働き方ができますし、偏見も少なくなっています。

歯学部は昔から多いですね。

薬学部も多いです。特に慶應。
医学部残念で慶應薬学部進学は、4人知っております。
皆さん、浪人時は新設私立医学部も受けましたが、残念でした。

工学部は分かりますが、スレ主様のお嬢様のように私立医学部を目指していて法学部は、受験科目が違うので、難しいと思います。
まして法科大学院を卒業して司法試験に合格となると、それだけの頭と根性があれば、流石に医学部に入れますね。
リスク様の挙げられた方は、国立、それも東大京大あたりに拘った方ではないでしょうか。

スレ主様のお嬢様の場合は、上智の理工も良いと思います。
早慶より入りやすいですし、理系技術者志望なら理科大の方が良いですが、コミュ力のある女子なら、上智を勧めます。
一浪なら、院に進まずに文系就職もできます。

>薬学や看護系に、医学部崩れのような人があふれていて、あんまり、幸せ層ではありません


身近な例だけど、女医さんの方が幸薄い人が圧倒的に多いよ。あんなに苦労したのに…と思ってしまう。

看護はなんやかんや結婚してるし楽天的な人が多い。女性は余りヒエラルキーなんて男性より気にしない。


モチベーションがそれほどでもないなら医学部に行く代わりに、不動産を余った学費で相続させて、不労所得を得ながらまったり看護教員も悪くないと思いますよ。
何より日々楽です、育児してても。

感覚の違いを言っても仕方ありませんが、女性がヒエラルキーを気にしない、ということは、絶対にありません。マウンティングは女性の特技。

身近に多いんですよ。女性医師につまらない攻撃を仕掛ける人。３０近くなって突如として医学部再受験とか言い出す人。さすがにコメディカルからの再受験はうまくいきません。

ただ、会社で、正社員でも出世をまったくあきらめて最低限の業務だけやる人には女性が多いような気がするし、そういうことは、医療業界にもあるかも知れません。

医師は大変ですよ。体力の極限まで、という時期は、いかに楽な専門に進もうとも、あると思います。
結婚は、巷で言われるほど大変ではないと感じていますが、夫婦とも激務でうまくいかなくなる例は、正直、多いと感じています。

それで、女性医師のみなさんが、疲れ果てて黄昏ているか、というと、そんな気は、全然しない。みなさん、たくましいです。

念のため申し上げます。
コメディカルの方々の職業をさげすんだり、価値が低いと申し上げるつもりは、毛頭ありません。医療に欠かせない重要な職業です。
看護師であれ、臨床検査技師であれ、自分の天職、と感じられれば、幸せと思います。

本当は医学部に行きたかった、と思い続けるのは、つまらない人生のように見える、ということを申し上げたいだけです。