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【1646982】ベネッセ

投稿者: シンケンゼミ   (ID:iE8K8kX2nic) 投稿日時:2010年 03月 05日 19:15

受験1年前に考えておきたいこと

京大合格という目標と自分の足元を見据え、確かな一歩目を踏みだそう

受験をいよいよ1年後に控えたこの時期に大切にしたいこと。
それは「これからめざしていく目標」と「自分の足元」の両方を確認することです。
めざす目標と自分の足元との間にうっすらとでも道のりが見えれば、確かな歩みをスタートさせることができます。
あなたは今、その2つを明確に持てているでしょうか?


目標確認、要するに、
「なぜ、その大学・学部でなくてはいけないのか」
「なぜ、京大でなくてはならないのか」
ということをきちんと考えておくということです。
これがないと、1年間、受験勉強をやり通すモチベーションはとても保てないと思ったほうがいいでしょう。
そういう強い気持ちが自分にあるかどうか、今一度、確認してほしいのです。


さらに成功したときのイメージを持っておくことも重要。
自分が「京大でこういう研究をしている」「社会に出て、こんな生き方をしている」という未来予想図を、この時期にしっかり描いて心に刻んでみる。
もちろん、未来予想図は途中で変更していいんです。
ただ、目標がぼんやりしている状態ではモチベーションは絶対に上がらないし、情熱は持続しない。目標の明確なイメージを持ち、常に心に描きましょう。


実は、東大に合格した卒業生にこういうエピソードがあります。
彼はモチベーションを高めるために、1年以上前に東大に行って、自分が赤門の前でバンザイをしている写真を撮り、それを翌年の日めくりカレンダーの合格発表の日に貼り付けたそうです。
そして、その日付から逆算をして毎日の具体的な未来日記を書きました。
「今の時点では、ここまでしかできていないけど、最後の模試ではA判定になっているはず」とか「それを考えると、この時期にはこの問題レベルは簡単に解けるようになっているはず」とか、ずっと遡って365日分、作ったそうです。マニアックでしょ(笑)。


でも、マニアックだけど、彼のスタイルからは大きく学べるものがある。
彼の目標は東大でしたが、「成功イメージと自分との距離を確認し、具体的な目標を立てる」という大切さは、京大受験にも同じように言えるのです。


一方、「足元を確認する」ということ。
これは、今の自分の学力と生活環境の2つを見直してみるということです。
勉強面の実力把握は成績に関するデータが参考になります。
そして、生活面は、基本的な生活習慣を見直してみることが意外と重要なのです。
とはいえ、ガチガチの生活規則を作る必要はありません。
大切なのは「(日々の受験勉強を)やっていることが当たり前」と思える習慣づくり。これまでは夕食後にテレビを見ていたり、友達とのメールなどに使っていたりした時間を、「京大をめざしているのだから、この時間に机に向かうのは当たり前」と思えるかどうか。
歯を磨くときに「どう磨こう?」とは考えないでしょ?
それくらい、時間になったら自然に体が動くようになるのがいい。
負担を感じずに勉強できるようになったら最高なんです。

とにかく、目標を明確にして自分の足元をしっかり見据えること。
そのうえで、「1年後に京大に合格する」という成功イメージと現在の自分を、きちんと結びつけられるとよいでしょう。

愛光中学、高校 寅岡先生談。  

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  1. 【1654684】 投稿者: 疑問  (ID:fziDt5gB.h6) 投稿日時:2010年 03月 11日 12:34

    今年の合格者数は二桁に乗ったみたいですね。
    久しぶりではないでしょうか。

    それでも少ないとは感じますけれど。

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