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【80295】公立中について

投稿者: 社会親父   (ID:iA8RAQGRq/U) 投稿日時:2005年 04月 20日 17:09

息子は、無理やり教え込み、いわゆる中堅の私立中にいれました。
もちろん、模試の偏差値を検討し、
本人の性格を考え、私立とはいえ、
地方の公立のようなのどかな学校です。
なぜ、公立にして、私立にしたのか?
それには、訳があります。

妻の長期入院もあり、5年生の息子の勉強を見るはめに。
小学校の成績が、悲惨きわまりない現実に直面。
原因を探ると「国語の読み書き」が出来ない、
「読解力がない」ここに起因し、
算数も、理科も、社会もすべての問題はここに集約されました。

塾ももはや、集団では、到底追いつけず。
個別で、算数、国語、理科をお願いし。
僕がスパルタで「社会」を教えました。
本当に、子供に野球を教える星一徹のように(言いすぎ!?)。

ここで、さらなる問題が・・・
息子は、すこぶる友達付き合いのいい奴で、
休みなどはひっきりなしに友達からの誘いがあり、
さすが、友達のキャラをしっている親父としては、
「断れ!」ともいいずらく、、半ば黙認しました。

僕も中高一貫で、中学から電車とバスで1時間かけて学校に通っていました。
甘えん坊の一人っ子だったので、1人で通学することが、
初めての親離れだったことを思い出し・・・

この子の独立心のためにも、電車通学の私立中学を探しました。
もちろん、悲惨な成績(国語力は簡単に実力がつかない)のため、
私立中全滅の危機もあり、越境できる公立中も押さえに探しました。
もともと、勉強の習慣が無い息子でしたので、
偏差値は思いのほか上がりません。
そこで、受験校の見直しをし、合格率30%、50%の学校を受けさせました。
幸い、メチャクチャ運が強い息子は現在の学校に入学。

結果は想像以上に学校があっているらしく
同じような境遇の友達が多いことが、要因と思います。
以前はゲームの話題ばかりの息子が、
成績の良い友達に勉強のコツを聞いたり。
落ちこぼれそう友達の家に行って、皆で勉強の手助けをしています。
「何故、勉強が必要か」がようやくわかりかけたようです。

公立中とちがい、私立は成績の順番もわかり、
主要科目は成績別に振り分けられます。
かといって、ギスギスしたところもなく。
自分が、どのポジションにいるのか?
成績上位者とどこがちがうのか?
冷静に対処しているようです。

偏差値も所詮、そのようなもではないでしょうか。
自分を客観的に見る、大人になる大事な道筋です。
社会にでれば、努力が報われないこともままあります。
努力の方向性と結果が、ストレートに出るのは今だけです。

受験と同様、「社会」だけのスパルタ、今もやっています。
「社会」だけは、学年一番です。
だから、努力は報われる。
実感させるのが一番です。

現在、中学2年、いよいよ国語力をつけるべく、
考えています。
偏差値で「汲々としてしまいがち」なのは、よくあること。
目くじらをたてるほどの問題ではありません。
かえって、この基準が存在しないと、無駄が多く、
なにより、子供が不幸です。

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  1. 【84767】 投稿者: よくわからないのですが  (ID:KgZM.hNOFmk) 投稿日時:2005年 04月 29日 01:18

    世間知らずな父親 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 私の基本的な考えは無理しないように、楽しむように子供にとって
    > つらくならないように考えてあげることだと思っています。
    > 子供の人生、子供が主役です。そして主役だからこそ責任も自分自身取らなければなりません。
    > それだからこそ、優しく受け止める側でい続けたいと願っています。

    丁寧なお返事ありがとうございます
    私も、世間知らずの父親様同様に、受験のための勉強に
    大きな意味を見出すことができません
    どんな科目も満遍なくできる必要もやはり感じません
    だからこそ子どもと一緒に考えたのが「人生で1回だけ3科目だけ」
    の作戦としての受験です
    受験を楽しむっていう風には考えた事がありませんでした
    大掃除みたいな感覚です。
    やりたくないけどやらないわけにもいかないし・・
    じゃあ、最小限だけやろうか、みたいな(笑
    そんなに無理のないところで、入ってからの7年間で好きな勉強をして
    自分の道を見つけて欲しいと考えていました

    誤算だったのは、子どもが無理をしない志望校ではなく、
    無理のある志望校を選んでしまったことです
    子どもも一応いろいろ考えて、
    1回だけの受験だからこそ本当に納得のいく結果をだそうと思ったようです
    この1年間だけは嫌いな科目にも正面から取り組んでいました
    一方で内申はどんどん下降しました
    それでも3年の2学期までのことですし、3科目は問題なく良い点がとれるので
    あとはそこそこにやっていれば、そうひどいことにはなりません
    一般受験で困るほどではなかったです

    国公立や推薦にこだわらなければ、こういう受験の仕方もあり、なんです
    どちらにしても志望校を決めているのなら、その学校の決めたルールで
    思い切り戦うしかありませんね
    高校受験では戦うのは子ども1人ですから・・
    親は本当に見守るだけです。

  2. 【84840】 投稿者: 神童  (ID:a6UlU7noFNo) 投稿日時:2005年 04月 29日 11:26

    現実的なこと さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 相対評価でクラスに「5」は3人と決められていたため、
    > 「5」の取り合いで中3になるとクラスメイトが全員ライバルになり、殺伐とした
    > 雰囲気になっていき、さらに私立中学から転校してきてオール5をかっさらって
    > 上位都立にはいる子まで出現したりしたので、その恐怖が忘れられなくて、
    > ということでした。

    おお〜、わかるわかる。
    ど田舎の中学校から、都立高校受験のために、中学3年のときに引っ越してきた子が、
    オール5をかっさらって学校中の話題になったことがあります。
    その子は、出身の村の小学校では、神童と呼ばれていたそうだけど、まさしく神童でした。
    もさっとしたさえない風貌の田舎の転校生を、みんなバカにしないまでも軽く見ていただけに、衝撃が大きかった。

  3. 【85015】 投稿者: 世間知らずな父親  (ID:LkI2XROpo52) 投稿日時:2005年 04月 29日 20:13

    よくわからないのですが様

    >大掃除みたいな感覚です。
    やりたくないけどやらないわけにもいかないし・・
    じゃあ、最小限だけやろうか、みたいな(笑

    大掃除はにがてです。
    やり始めるとどこまでも続く気がするし
    始める前よりさらに散らかります。

    無理しただけの価値があると思いますよ。
    何よりも自信につながります。
    やればできる…これは簡単なようで大変難しい事だと思います。

    よくわからないのですが様のお子様が本当にやりたいこと
    自分の道を見つけ、それに向かって希望を持って進まれることを
    心よりお祈りしております。

  4. 【85492】 投稿者: 教えて下さい  (ID:sKL9jXPkAzk) 投稿日時:2005年 04月 30日 20:15

    世間知らずな父親 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    横から失礼いたします。

    お子様が、高校の内容をも独力で学んでいらっしゃるとの事、すばらしいですね。
    より高度な内容を学べば、理解も深まるでしょう。
    でも、知識の先取りだけが勉強では無いとも思います。

    入学試験とは、その学校でやっていける総合力があるかどうかを、みるものですよね。

    高校レベルの知識は、入学すれば、学校で教えてあげますよ、その知識を利用する力を
    持っていますか、が試されているのではないか、と思います。

    どの程度レベルの学習しているか、という事以外に、
    未知の問題に時間内にどう対処するか、という応用力、さらにその学校での
    教育に適するか(ハードな勉強に耐えられるか、高度な内容を理解できるか)
    を見ているのではないでしょうか?

    別のスレッドで、中高一貫校では、高校入試や定期テストを廃し、
    こまめに小テストをして進学実績を上げている、という内容がありましたが、
    これには疑問を抱いています。
    小テストでは、基本事項確認しかできません。
    中学でも、高校でも、大学でも、入試では応用力が試されていると思うのですが。
    受験勉強は、この応用力をつける為のトレーニングだと思います。

    学校生活に限らず、社会に出ても、知識が正確で豊富である事は、
    勿論重要ですが、応用力も同様に欠かせないものでしょう。

    高校入試で、公立中学の先生がつけた内申で合否が決まるというのは、
    本来、高校側が「こういう生徒をさらに教育したい」と選抜すべきなのに、
    その権利と義務を果たしていないように感じます。
    ただ、点数であらわせない部分を見たいという場合、数分の面接=第一印象で
    判断するより、中学の先生の評価を参考にせざるを得ないとも思います。

    こう言うとお叱りを受けるやも知れませんが、
    内申重視って、テストができない生徒を何とか高校に入れてやりたい、
    という苦肉の策に思えたりします。
    そういう意味では、テストの得点を重視する高校、内申を重視する高校と
    色々あるほうが子供達にとってはいいのではないかと思います。

    公立高入試も、一時期の、内申でがんじがらめの方式からずいぶん変わました。
    うちの子が通っている塾は、公立受験が主ですが、その塾のシュミレーションでは、
    内申比重が4割以下だと、内申ばかりよく、テストができない生徒は落ちるそうです。

    私立の推薦で押さえを決めるにも、内申はあくまで出願基準、学力テストで
    決まる推薦もあります。
    一発勝負の学校志望なら、3教科OR5教科の学力は、公立中の4や5の基準を
    ゆうに超えていると思います。
    実技4教科に1、2がなければ、出願基準に達するのではないでしょうか?


    それにしても、世間知らずな親父さまも、よくわかりませんが様も、
    お子様は優秀なのに、内申が下がるほど受験勉強なさったんですね。
    内申が下がるほど勉強しないと、偏差値上がらないんですね。 
    たいへん・・・うちの子、両方ダメ・・・。

  5. 【85570】 投稿者: 世間知らずな父親  (ID:LkI2XROpo52) 投稿日時:2005年 04月 30日 22:51

    教えて下さい様 ためになるご意見ありがとうございます。

    >未知の問題に時間内にどう対処するか、という応用力、さらにその学校での
    教育に適するか(ハードな勉強に耐えられるか、高度な内容を理解できるか)
    を見ているのではないでしょうか?

    「東京大学機械的合格法」 −柴田孝之著ー 日本実業出版社。
    の中で、試験合格に要求される能力として「解答力」
    (その本ではそう表現されていました)が挙げられていました。
    「解答力」とは、試験問題を解くために要求される暗記、理解以外の能力のすべてである
    そう結論づけています。
    それはまさに教えて下さい様の言われる通りだと思います。

    知識や経験豊富な方が国家資格などの試験に落ちることがよくあります。
    逆に大学卒業したてで経験の乏しい方が資格を取得されることもまたあります。

    ひとえに試験という限られたかたちでその能力を問うことに問題があるのが
    現状だと思います。
    その試験の傾向、対策、類似問題でのトレーニング、情報等…
    また、試験での「解答力」などの能力がなければ実際合格は難しいと思います。

    また、このような資格試験などについては、高校、大学受験経験者であれば
    自然と身についた方法でもあると思われます。

    社会に出てからの必要な能力を受験を通し学んでいるということが言えます。

    私の子供が中3になり受験勉強を中心に勉強すること。
    中学生活の3分の1をこうした受験に費やすということはひとえに
    この為だと思います。
    ある大学の教授と受験について話した時、受験が学問をだめにしている
    といわれたことがありました。
    それはおそらく、本来考えて学んで欲しい内容を暗記して覚えたつもりになる
    可能性があるからだと思います。
    学ぶことを試験対策として捉えた場合、暗記を駆使して短時間で学ぼうとします
    こうした学生は大学の試験でも短期間に暗記して単位を取得し
    まともに勉強しないと嘆いていました。(要領良く単位を取得する)

    確かに要領も必要でしょう、将来の資格試験取得などを考えると
    受験で学んだことは必要でしょう。
    しかし、このようなかたちでは実務には向かないと思います。
    それは、本来考えて学んで欲しい内容を暗記というかたちで
    終わらせてしまった為、柔軟な思考力、発想力が発達しにくいからだと思えるのです
    一度学んだことを再構築して実務に応用させる…これが経験を積むということのように
    思えるのです。
    それは、なぜ? どうしてそうなるの? そんなところから
    基礎知識を高めた方が良いと思えるのです。

    今の難関クラスの受験対策は単に暗記、知識より考える力を必要としています
    しかし、それはさまざまな解法パターンを暗記しそれをどう利用して
    解答に導くかという内容が多いと思います。
    限られた時間で効率よく成績を引き上げ、難関クラスの受験対策をすること
    これは必要なことだと理解しています。

    相反する矛盾、受験と学問…この中で子供は学んでいると思っています。
    そして、受験には塾などがあり、学問は学校で大切に時間をかけて学んで欲しいと
    思っています。
    案外この相反する内容を同一視することがさまざまな問題を呼んでいるのかと思えます。

    >お子様が、高校の内容をも独力で学んでいらっしゃるとの事、すばらしいですね。
    より高度な内容を学べば、理解も深まるでしょう。

    中2で個別指導の塾に行っていたのは、ひとえに高校の内容を
    塾の講師に教えていただくことをお願いしたのです。
    独学では決して正しい方向で知識を得ることは難しいです。
    この為、多くの疑問、質問を個別指導の形で講師にぶつけ
    納得するかたちで学ぶことができました。
    講師の方も初めての体験だと言われていましたし
    最初は無理だと思われていましたが、約1年間の間に
    その成長ぶりを感じ、もっと続けたいと講師の方がおっしゃっていました。
    残念ながら、受験をする為、1年間で終わりましたが
    子供にとって貴重な体験だと思っています。

    >内申重視って、テストができない生徒を何とか高校に入れてやりたい、
    という苦肉の策に思えたりします。

    子供が内申を嫌っているのは事実ですしかし、私はそう思っていません
    だからこそ、子供に内申の大切さを話したのです。

    能力必定主義の方なら考え方もかなり異なったものとなると思いますが
    子供の能力は大人の理解を超えています。
    まして、誰も子供の能力のすべてを知っている方は少ないと思えるのです。
    一つの受験、模試、成績などで判断すること自体無理があると思っています。

    私は公立中学の頃、成績は下から数えるくらいのところにいました。
    当然高校は他に行けない生徒ばかり集まった地方の高校に入学しました
    アルファベットさえ間違える生徒も中にはいましたね。
    そこから、勉強を始め、その高校で過去においても誰も受けたことがない大学に受験しました
    (といっても私立の中堅程度の大学でしたが…)
    一浪はしたものの、無事入学し、こうして何とか生活しています。

    親には苦労のかけどうしだと思っています。
    でも決して私の親は成績や偏差値であきらめたりしなかったと感じています。
    私も自分の子供にはそのような視点で見るようなことは
    したくありませんし、子供の人生幸せになることだけを夢見ています。



  6. 【85921】 投稿者: 教えて下さい  (ID:sKL9jXPkAzk) 投稿日時:2005年 05月 01日 22:13

    世間知らずな父親様

    > 知識や経験豊富な方が国家資格などの試験に落ちることがよくあります。
    > 逆に大学卒業したてで経験の乏しい方が資格を取得されることもまたあります。
    > 確かに要領も必要でしょう、将来の資格試験取得などを考えると
    > 受験で学んだことは必要でしょう。
    > しかし、このようなかたちでは実務には向かないと思います。


    知識や経験が豊富なのに国家試験に落ちる、という状況がよく分からないのですが、
    法律事務所に勤めながら、司法試験に挑戦と場合でも、合格前から、
    既に弁護士としての仕事をしているわけではないですよね。
    海外出張をこなしているビジネスマンが、英検1級に落ちるという様な状況を
    想定すればいいのでしょうか?
    今さら、そのビジネスマンに英検1級が必須資格ではないと思います。

    資格試験は、最低ラインの確認で、入試の競争試験とは全く別の世界だと思います。
    医師・歯科医師・看護師などは、特定の教育を受けて、国家試験に合格し、
    免許を取得しないと仕事に就けませんが、国家試験に合格したからといって、
    すぐに一人前の仕事ができるわけではありませんよね。

    医師や弁護士など、本当に資格が必要な仕事ならば、
    決して、短期間の暗記や要領のよさだけで、国家試験に通るはずは無く、
    資格取得後の、実務や勉強は、国家試験以上に大変だと思います。

    そういえば、カリスマ美容師が、実は美容師資格を持っていなかった、という例はありましたね。


    > 今の難関クラスの受験対策は単に暗記、知識より考える力を必要としています
    > しかし、それはさまざまな解法パターンを暗記しそれをどう利用して
    > 解答に導くかという内容が多いと思います。
    > 能力必定主義の方なら考え方もかなり異なったものとなると思いますが
    > 子供の能力は大人の理解を超えています。


    能力必定主義というのがどういう意味か、わかりませんが、
    このの掲示板で、特に中学入試の板で、「地頭がいい」というのを見ます。
    ジトウと読むのか、出典がなんだかは知りませんが、生まれつき頭がよいって意味でしょうね。

    頭のよさって、色々ありますよね。
    理解がはやい、難しい事も理解できる、記憶力、推察力、瞬時の判断力、
    入試では主にこれらを見ているのでしょう。

    これに対し、じっくり考えるとか、試行錯誤するとか、全く新しい発想とか、
    さらに、子供自身が、その持っている力をどうしたいと考えるか、
    人生観とか、価値観につながるものですが、これらはもっと重要な能力だと思います。
    おっしゃる様に、こういう事はテストどころか、点数化したり、優劣を決めたりできません。

    でも、受験でこういう能力を評価されずとも、その子の能力が否定されるわけではありません。
    逆に、受験勉強でこういう部分が伸ばせるかは、分かりませんが、
    必ずつぶされてしまう訳でもなかろう、と思います。

    うちの子は、難関受験塾ではないので、どういう教え方をするのか知りません。
    受験対策本には、「難しい数学の問題は、5分考えてもわからなかったら、
    それ以上は時間の無駄だから、解説を読め」とありますね。
    でも、うちの子は1時間くらい考えています。
    私は、問題が解けるかどうかより、解こうとする過程が重要だと思っています。

    確かに、大学受験の問題なんて、パターン化されてますよね。
    でも、難しい問題に挑戦する、あれこれ色々な切り口で考えてみる、
    そういう過程を経て、得るものもあると思います。
    (そう思わなければ、やっていられない、ということですかしらね。)

    新しい課題に対し「私には無理、こういうの苦手」と逃げる人がいます。
    反対に「むずかしい」とぼやきながらも、試行錯誤して取り組む人もいます。
    職場で見ていると、後者は、難関大学出身の方が多く、単に知識が豊富とか、
    理解力があるとかではなく、色々な意味で「鍛えられているんだわ」って感心します。


    > それは、本来考えて学んで欲しい内容を暗記というかたちで
    > 終わらせてしまった為、柔軟な思考力、発想力が発達しにくいからだと思えるのです
    > 一度学んだことを再構築して実務に応用させる…これが経験を積むということのように
    > 思えるのです。
    > そして、受験には塾などがあり、学問は学校で大切に時間をかけて学んで欲しいと
    > 思っています。
    > 案外この相反する内容を同一視することがさまざまな問題を呼んでいるのかと思えます。


    受験勉強を、推進擁護するつもりは、全くありません。
    「大掃除」って、ほんとまさに、言い得て妙。
    大掃除をやるか、やらないか、いつやるか、どこまでやるか、全て個々の価値観ですもの。

    でも、受験勉強って、世間知らずの父親様がおっしゃるような、
    本来の勉強と相反する、本来の勉強の邪魔になるような、
    そこまでかけ離れた、必要悪のような勉強なのでしょうか?

    何より、お子様が、既に、学びたい分野は、ご自分から勉強なさっているのなら、
    型にはまった受験勉強に、多少の時間を割いても、
    学問に対する基本姿勢が、危うくなるような事は無いでしょう。

    長々と生意気な事、すみません。

  7. 【85981】 投稿者: 世間知らずな父親  (ID:r1n6dSLHhhY) 投稿日時:2005年 05月 02日 00:10

    教えて下さい様 
    本当に貴重なご意見一つ一つ納得して読まさせて頂いています。
    ありがとうございます。
    こうして面と向かってこのような話をさせて頂けるとは
    思っても見ませんでした。

    >資格試験は、最低ラインの確認で、入試の競争試験とは全く別の世界だと思います。

    確かにそうだと思います。飛躍した感がありますね。
    国家資格取得のための対策塾があります。
    どうもそれとダブって考えてしまいました。

    >受験対策本には、「難しい数学の問題は、5分考えてもわからなかったら、
    それ以上は時間の無駄だから、解説を読め」とありますね。
    でも、うちの子は1時間くらい考えています。
    私は、問題が解けるかどうかより、解こうとする過程が重要だと思っています。

    >新しい課題に対し「私には無理、こういうの苦手」と逃げる人がいます。
    反対に「むずかしい」とぼやきながらも、試行錯誤して取り組む人もいます。
    職場で見ていると、後者は、難関大学出身の方が多く、単に知識が豊富とか、
    理解力があるとかではなく、色々な意味で「鍛えられているんだわ」って感心します。

    私の言いたいことはすべて教えて下さい様の言われていることに
    全て集約されていると思います。
    また基本的な子供に対する価値観も同意できます。

    >でも、受験勉強って、世間知らずの父親様がおっしゃるような、
    本来の勉強と相反する、本来の勉強の邪魔になるような、
    そこまでかけ離れた、必要悪のような勉強なのでしょうか?

    今の教育と受験で必要とされる知識とのギャップを痛切に感じています。
    難関クラスの高校、大学側の求めているのは、「地頭がいい」お子さん
    なのでしょうね。しかし私の子供を含めてそうでない子供が
    そのような学校を受験する場合、受験テクニックに走るような気がします。
    事実私の時代も同じようなことがあり、どうやってテクニックを身に付けようか
    真剣に考えたものです。(笑
    本当に実力で身に付けた学力は自分を裏切ることはありません。
    しかし、テクニックでこなした学力はどうなのでしょうか??
    多くの受験本は小手先のテクニックを解説するだけに終始し
    これを暗記しなさい、この問題はこのテクニックを利用しなさい
    明確な解説が示されている本が書店に並んでいます。
    そして今のお子さんはこのような情報を求めているような気がします。

    教えて下さい様のお考えになられている
    実力で勝ち得た学力はそのお子さんにとってかけがえのない
    財産となり残るでしょうが、教わったことをそのまま憶える
    お子さんもいらっしゃいます。
    「そのように学校で、塾で教わったから」…
    必要悪とは思っていません。しかし
    真剣に立ち向かわないと気がつかないうちに間違った方向に
    進む気がします。(テクニックに走ることなど…)
    ○○塾に通学すれば、そこで偏差値△△をとれば…
    そう言うことに目を留めることより
    どれだけその塾で真の学力を得るために能力を育てたかを
    しっかりと理解してあげられたらと考えさせられました。
    我が子供の勉強ぶりをしっかり見届けなければと
    今更ながら思いました。
    よい勉強をさせて頂いたと思います。

    >大掃除をやるか、やらないか、いつやるか、どこまでやるか、全て個々の価値観ですもの。

    本当にそうですね。私などお尻に火が付かなければ始められない性分だと
    つくづく思わされます。

    >長々と生意気な事、すみません。

    本当に教えて下さい様のお力で学ぶことが多く、反省させられること
    間違った考えを訂正させて頂いたと心より感謝しております。

    教えて下さい様のお子様が真の実力を身に付けながら
    これからの学生生活をがんばられることに心からお祈りしております。

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