女子美の中高大連携授業
豊島岡は桜蔭抑えの定位置を失ったか
この20年、豊島岡は女子中学受験界に新興校旋風を巻き起こし、御三家追撃の筆頭と目されてきました。
しかし、今年の東大入試の失速はタイミングも最悪でした。
渋谷系の勢いで、渋渋が1日偏差値で桜蔭に並んでしまい、洗足は東大合格者数20人。率でも数でも、受験少年院の覇者を譲ってしまいました。
今や桜蔭のダントツすら危うい(とはいえ、こちらは東大理III数でも磐石ですが)上、桜蔭抑えとしての豊島岡の地位も失われたでしょうか?
桜蔭ダメな場合、豊島岡受かっても、渋谷系2校、洗足、さらには広尾や市川に逃げられてしまうのではないでしょうか?
というより、同じ2日でも東大合格率、白百合の方がいいんですよね。ブクロより靖国の方がかっこいいなあ。
豊島岡を美化し過ぎで、卒業生339人中、国医(防除)43人は東大が洗足以下、率では鴎や白百合以下の言い訳にはならないんじゃないか。
理系の合格率がいいのではなく、成績悪い生徒が理系を諦めてるだけのことで、なぜ卒業生数から理系だけ抜き出して分母にするのか、意味が分かりませんが。
一般的に、理系の優秀層は東大理系と国立医学部のいずれかを目指し、文系の優秀層は東大文系を目指します。
理系の優秀層の進路が東大だけとは限らないので、理系と文系は分けて考えた方が良いと思います。
鷗友は文理比率半分のようですので、
文系の東大文系の現役合格率は4%、理系の東大理系+国立医学部の現役合格率は10%です。
白百合も文理比率半分のようですので、
文系の東大文系の現役合格率は7%、理系の東大理系+国立医学部の現役合格率は13%です。
両校とも文理比率は5年ほど前のインタビュー記事が元ですので、今ではもう少し理系比率が高いのかもしれません。
それを考慮すると数字上は文系は似たり寄ったり、理系は豊島岡が2校に圧勝しているように見えるのですが。
あまり意味のない数字のこねくり回しですよ。
元々、豊島岡と鴎白百合は入口偏差値が大差なのに、出口で東大率が逆転してるのが大きなインパクトなわけです。
それに対して、国医も含めたらまだ逆転されてませんと言ってるだけでしょ?
そりゃ、東大だけでなく、国医込でもひっくり返ったら、豊島岡行く子はいなくなっちゃうでしょうよ。文系理系を分けてどうのという議論はあまり意味ないということ。大体、私医だと白百合の方が率はいいんでしょ。実数は定かじゃないが。
いずれにせよ、変化率、微分だと豊島岡が大変な危機にあるのは明らかです。
東大文系卒ですが、東大卒のメリットは新卒の時だけで、一度仕事をやめればただの人、というのは実感します。周りに子供の受験勉強だけを生き甲斐にしている東大卒専業主婦、たくさんいます。
やはり、女子が仕事を続けるなら医学部。そういう価値観が強いのが桜蔭や豊島岡なのだと思います。過度に夢を見ずに、堅実に仕事を続ける子達が多い印象です。
なお、豊島では優秀層が理系医学部を目指すと思いますので、率を測るなら理系だけでなく全体を分母にして、東大+国医がよいと思います。
まず、豊島岡の国医率は1割強に過ぎず、特筆するに値する数字じゃないから。
で、東京一工の合格者は僻地の国医でよければ、合格水準にいるので、学力的にこれを無視するのはどうかな。
私医についても、雙葉や白百合は多く、御三家、順天堂辺りは駅弁医より難しい。
つまり、仮に医学部志望でもやはり東大ランキングが1番参考になる学力レベルの指標であって、国医の人数はたまたまそこを志向したかどうかという次元の指標に過ぎないんだな。
これは、豊島岡に限らず、東海、ラサール、甲陽、巣鴨、暁星、白百合、吉祥など医学部志向が強いとされている学校に共通する傾向として、東大京大実績でかなわなくなったというのが先にあって、整合する理屈として医学部志向を持ち出すという後付けなんだよね。
現に伸びてる学校、聖光、渋谷系、市川、浅野、洗足、鴎友などはそういう説明をしないし、普通に東大も医学部も多いじゃないですか?




































