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自然環境
四季折々の自然に学ぶ

玉川学園の教育信条のひとつに「自然の尊重」を掲げています。「雄大な自然は、それ自体が偉大な教育をしてくれる。また、この貴重な自然環境を私たちが守ることを教えることも、また大切な教育である」との理念を体現した、61万㎡におよぶ広大な自然が子どもたちの学び場です。
春は、野の草花に触れ、おたまじゃくしを手のひらにすくい、筍掘りや田おこしに興じます。夏には緑の丘で昆虫採集、たわわに実ったプラムや畑で丹精して育てたじゃがいも、枝豆の収穫。秋に栗やどんぐり、木の葉を拾い、大根の採り入れ。冬は、霜柱の丈比べ。三角点を頂く標高103mの山裾の学び舎を本拠にして、玉川の丘いっぱいに子どもたちの学びは広がります。
施設自慢
大学と連携した学習環境

小学1~5年生が学ぶK-12経塚校舎は、玉川大学独自の教育を実践するエリアに隣接しています。最先端の大学教育施設でサイエンスやロボット工学、音楽や工芸を直接体験できる環境があります。さらに東へ広がるK-12一貫教育エリアには、総合情報図書館(マルチメディアリソースセンター)や最新鋭のデジタルプラネタリウムを備えた直径12メートルのスターレックドームが連なり、幼稚部生から高等部生のK-12一貫教育の学修生活を支援します。また、それら施設群が望む、全周500メートル、全面人工芝の記念グラウンドでは、春の運動会や幼稚部生から大学生までが体育演技を披露する体育祭が行われます。
探究学習
一人ひとりの創造性を育てる教育

玉川学園では創立以来、「自ら考え、自ら体験し、自ら試み、創り、行うこと」による真の智育、徳育の成就を目指す探究型の学習として「自由研究」を実践してきました。2006年に始まる「K-12一貫教育」(幼稚部、小学部・中学部・高等部の12年間の教育活動を一体化)のもと、小学部(1〜5年生)では、6年生からの「自由研究」を自主的・実践的に進めていくのに必要な考え、調べ、伝える力を身につけるカリキュラム「学びの技」を3年生から導入しました。子どもたちの創造性を存分に発揮させつつ、一人ひとりがもつ大切な個性を12年間のビジョンの中で伸ばしていきます。