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投稿者: アラフィフの読書 (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03
こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。
趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。
皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。
-
【4165846】 投稿者: さら (ID:CvFuES.GbXk) 投稿日時:2016年 07月 01日 14:22
ロディさま
アーチャー、北村薫、道尾秀介ですか。
ありがとうございます。
道尾秀介の「カラスの親指」は,DVDでみたようにおもいます。
読んでみますね。
また、違った味わいかもしれませんね。 -
【4166117】 投稿者: さら (ID:CvFuES.GbXk) 投稿日時:2016年 07月 01日 19:53
ロディさま
英国がEUを離脱するのだなぁ。。。
と思いながら
アーチャーの「15のわけあり小説」を読み始めました。雨ですからね。
懐かしい感じの短編集ですね。
もしかしたら昔読んでいるかもしれない、なんて思いながら読んでいます。いい感じです。
海外の作品からさま
スレッドを全部読んでいるわけでもなく、流れをきってしまって申し訳ありませんでした。
アーチャー、いいですね。 -
【4167284】 投稿者: 海外の作品から (ID:ShJBVoeR6pE) 投稿日時:2016年 07月 02日 21:41
ロディさま、さらさま
コメントをありがとうございます。
読後感の良い小説、いくつかご紹介します。
・アーチャーのスリラーは、基本的にハッピーエンドで終わるものが多いので、どれを読んでも、安心してハラハラドキドキを楽しめます。
アーチャーは上流階級の出身で、一般人があまり見ることがない、巨大企業の取締役会、ホワイトハウスの内部、上下院の委員会の論戦、貴族の城館などが舞台になるのが、人気の秘密のひとつかもしれません。
一作といわれれば、
False Impression (コッホは欺く)
をお勧めします。
9.11のエピソードを無理やり盛り込んだ感じが、いまひとつ、という人もいます。コッホの名画をめぐる悪徳金融業者との闘い。
The Lock Artist, by Steve Hamilton (解錠師)もおすすめです。
犯罪ものでありながら、青春小説のような読後感です。
恋人と家族を助けるために凄腕の金庫破りになった、言葉を発せられない青年の恋愛模様が中心となります。
次の作品もおすすめなのですが、超難解であり、日本語未訳なので、もし、英文を読み慣れている方で、ご興味があれば。
(イギリスの書評で、複雑すぎて英語Nativeでも1割しか読み通せない、とあります)
The Luminaries, by Eleanor Catton
1850年台、ほんの数年の、ニュージーランド南島の漁村Hokitikaのゴールドラッシュの人間模様。Hokitikaは、500人から、一気に5万人の人口になり、喧噪を極めました(今は数千人)。娼婦の自殺未遂、隠遁者の殺人、若き富豪の失踪、という3つの事件について、12人の関連人物が、それぞれ、虚実とりまぜて語り、フラグメントがフラグメントのまま堆積されていく感じです。
構造が斬新で、マジックリアリズムの要素もあり、900ページに及ぶ大長編で、ヴィクトリア朝の英文を模した複雑な文体、古語もふんだんに使われる、という、とんでもない小説です。
しかし、読後感の良さは保証します。
2013年ブッカー賞。 -
【4167470】 投稿者: さら (ID:vaCCzWoRqho) 投稿日時:2016年 07月 03日 00:49
海外の作品からさま
読後感のよい小説のご紹介ありがとうございます。
コッホは欺く
解錠師
読みたいと思います。手に入れば、ですが。
最後の英国nativeでも一割しか読破できない小説は、今のところ、私には読めそうにありません。
せっかく教えていただきましたのに残念です。
アーチャーの『15のわけあり小説』を読んでいると、映画『鑑定士と顔のない依頼人』を思い出します。
また、映画『カラスの親指』の中での詐欺とマジックとの違いについての台詞の、
「一流の詐欺では相手が騙されたことに気づかないけれども、一流のマジックでは相手が騙されることを初めから知っているた(そんな意味の台詞)」を思い出します。
読後感のよい小説は、一流のマジックのようなものなのでしょうね。
それも、サロンマジックのような。上品な。 -
-
【4167693】 投稿者: さら (ID:vaCCzWoRqho) 投稿日時:2016年 07月 03日 10:30
◯英語Native
×英国native
でした。
世界中で、読み通せると推測される人数が大きくかわりますね。失礼しました。 -
【4170709】 投稿者: ロディ (ID:5x9FDFc3tWg) 投稿日時:2016年 07月 05日 22:35
さらさま、海外の作品からさま
『解錠師』と聞いて、『卵をめぐる祖父の冒険』を思い出しました。
こちらのラストは少し切ないですが、ユーモアに富んだ青春小説です。
私も、残念ながら、英文では無理です。
ブッカー賞と言えば、『終わりの感覚』は読まれましたか? -
【4173160】 投稿者: 海外の作品から (ID:ShJBVoeR6pE) 投稿日時:2016年 07月 07日 23:01
ロディさま
昨年のブッカー賞、
A Brief History of Seven Killings, by Marlon James
読み始めたんですよ。ブッカー賞史上に残る傑作の呼び声高かったんで。
で、これ、The Luminariesの比ではなく難解で、ついに放り出しました。
(めったに、読み通せないことはないのですが。。。。)
ジャマイカのレゲエ歌手狙撃事件を軸に、70人の人物が事件の周辺を語り、徐々に血塗られた歴史が明らかになっていく、という構成らしいです。
しかし、不思議な文法や単語のジャマイカ英語でもあり、読めたもんじゃない。
ブッカー賞は、しばらくいいです。
どうも、イギリスの小説は、アーチャー以外、なんか、読みにくいんですよ。
少し前にGone(喪失)でエドガー賞を取ったMo Hayderなんか、通俗作家なんですけれど、やはり読みにくい。McEwanはいうに及ばず。これも軽いミステリーのはずのAcid Row(遮断地区)も、けっこう苦労した。
なんでなんでしょうね。 -
【4173260】 投稿者: さら (ID:yr2f7hyjAt.) 投稿日時:2016年 07月 08日 01:09
ロディさま
『終わりの感覚』ですか。
脳は記憶を書き換える・・・。
怖いですね。
読んではいませんが、自分の記憶に自信を持てなくなりそうな小説ですね。
長編にチャレンジできそうなときに読みたいと思います。
海外の作品からさま
海外の作品からさまでも投げ出す小説があるのですね。おどろきです。
なかなか読む時間がとれないので、私は短編ばかり
読んでいます。
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