- インターエデュPICKUP
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投稿者: アラフィフの読書 (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03
こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。
趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。
皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。
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【4038519】 投稿者: わかりやすい話で (ID:.vacgkfS7ew) 投稿日時:2016年 03月 15日 22:02
初書きこみです。宜しくお願い致します。私も読了したもの感想かいてみますね。
折原一さんは知らなかったので、いつか読んでみますね。
ロディー様,「ウォッチャーズ」面白かったです! フランケンシュタインのような、
泣いた赤鬼のような、哀しさと、残虐なシーンもありましたが万人受けするエンタメですね。SFは普段読まないので、教えて頂いてよかったです。
貴志祐介の「新世界より」以前読みましたが、ちょっと「私を離さないで」の世界観に似てるなと思いました。
ケイトモートン「忘れられた花園」 私も好きです。嵐が丘のようなドラマチックなお話で、本の装丁も美しくて気にいってます。
さて、マイナーなオススメですが、ウィリアムDピース「冬の棘」,これもドラマチックな結末と法廷闘争が面白いです。
M.Lステッドマン「海を照らす光」これは映画化決まってるみたいで、観たいなと思ってます。 -
【4044070】 投稿者: ロングライダー (ID:eLcQl2dxMzo) 投稿日時:2016年 03月 19日 23:45
叙述トリックの作品って、人に薦めるのが難しいよね。叙述トリックってばれちゃうと、魅力も半減しちゃうし。
その点、折原一なら大丈夫。何しろ殆どが叙述トリックだから、ばれるも何もない。
ちょっと昔話。
学生の頃、折原一が久喜に住んでると聞いて、埼玉の友達と久喜駅を一日張っていたことがあった。別にそんなにファンというわけじゃないが、まあ、時間だけはたんまりとあったからな。
デビュー作の『五つの密室』を懐にしのばせて待ちに待ったが、結局見つけられなかった。(当たり前だ) -
【4067985】 投稿者: 海外の作品から (ID:Zz/wz6CnuEM) 投稿日時:2016年 04月 09日 20:20
みなさまお久しぶりです。
不思議に甘美な恋愛小説を読み終わったので、ご紹介します。
Sweet Tooth, by Ian MeEwan
(日本語訳、甘美なる作戦、イアン マキューアン著)
スパイもの、なのですが、スパイ小説の側面より、恋愛ものの側面が強く、かつ、文学そのものを語る小説の側面もある、複雑な作品です。
1970年代の話、Serenaは、大学で数学を専攻しますが、文学に傾倒し、文学の教授の愛人になります。教授は実は昔の諜報機関職員で、彼女をMI5(英国の諜報機関)に推薦します。
Serenaは、才能ある若い作家を諜報機関の金でわからぬようにサポートし、反ロシア、反共産主義の作品を書かせる、コードネームSweet Toothの要員として、若い作家Harleyに近づき、じきに、Harleyと恋愛関係になります。
ここまでは、実にありきたりなのですが、ここからのねじれ方が思いもよらないもので、正直、やられた、という感じでした。
小説を読み進んで、かすかな違和感を感じていました。Serenaは、牧師の娘で上品な常識人であるにもかかわらず、自分は美しく賢い、というようなことを言い、性的にもあけすけに語るのです。
最後に、この違和感が、思いもよらぬ方向から氷解します。
ラストは、良く考えないとハッピーエンドなのかどうかもわからない、しかし、たぶん、ハッピーエンドなんだと思います(違っていたら教えてください)
イギリス文学ですし、英文や語彙レベルは低くありません。また、多くの作家、芸術家、有名なスパイの名前や周辺が語られ、こういう背景を知っていると、より楽しめるように思います。 -
【4069489】 投稿者: ロディ (ID:zbOg2HMNFsk) 投稿日時:2016年 04月 10日 22:12
海外の作品さま
マキューアンは、『贖罪』を書いた作家ですよね。
映画スレの方に書きましたが、『贖罪』は大好きな作品です。もちろん邦訳
でないと読めませんが、ご紹介いただいた作品もぜひ読んでみたいです。
最近、やっと『ありふれた祈り』、コナリーの『ナイン・ドラゴンズ』、読み終わりました。どちらもよかったです。
あとは、ダニエル・フリードマン『もう年は取れない』
オーソドックスなミステリーですが、主人公が老人なので自虐ネタが面白い。
多分、原文で読まれると、もっと面白いかと思います。 -
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【4070627】 投稿者: 海外の作品から (ID:Zz/wz6CnuEM) 投稿日時:2016年 04月 11日 23:17
またまたスペルミス。
Ian McEwan
です。
ロディさま
恥ずかしながら、マキューアンという作家、この本を手に取るまで、知りませんでした。ブッカー賞作家、どちらかというと純文学系に分類されるとのこと。
贖罪はじめ、不思議に魅力的な作品が多いようです。
フリードマンの作品紹介もありがとうございます。
Edger賞新人賞作品、作者は元弁護士なんですね。
経歴からは、John Grishamに似ているのかな、と予測したり。
探してみたいと思います。
Ordinary Graceもお読みくださったとのこと、この静かな小説のファンが増えるのは嬉しいです。私の英語力ですので断言はできませんが、流れるような美しい英文ですので、原著も手に取ってみてください。 -
【4071050】 投稿者: ロディ (ID:zbOg2HMNFsk) 投稿日時:2016年 04月 12日 12:24
海外の作品からさま
Ordinary Grace、邦訳で読むと、あの感動の場面で、ありふれた祈り
と訳されていて、流れが止まりました。(フリーズするとはこのこと)
編集者とか注意しなかったのこしら? -
【4080525】 投稿者: 海外の作品から (ID:Zz/wz6CnuEM) 投稿日時:2016年 04月 20日 20:48
頻繁に登場していますが、あまりにも面白かったので紹介。
昨年のエドガー賞(もっともランクの高い、長編賞)受賞
Mr. Mercedes, by Stephen King
名刑事Hodgesは、名誉に包まれて引退しましたが、引退後、怠惰な生活を送っていました。
そこに、Hodgesが解決できなかった事件の犯人から挑発の手紙が届きます。
Job Fairの開場を待つ群衆に、ベンツの大型車が故意に突っ込み、8人をひき殺しましたが、ベンツを置き去りにした犯人は逃げおおせてしまいます。
犯人からの挑発で刑事魂がよみがえったHodgesは、昔のつてを使って、独自に調査を開始します。手始めに、ベンツの所有者だった老婦人は、世論に追い詰められて自殺していました。彼は老婦人の周囲にあたり、彼女の親族に丹念に聞き込みを行います。
犯人は、あるSNSサイトにHodgesを引っ張り込み、挑発を続けます。
Hodgesは、老婦人の親戚で、メンタルに危ない状態にあるがITに強い女性、友人の10台の男性とともに、犯人を追い詰めていきます。
一方、犯人は、なにか、次の大規模な無差別殺人を準備していることが明らかになってきて、時間との戦いになります。
=====
Kingの作品に特有な、しつこく詳細な背景の描きこみは健在です。
しかし、代表作である、IT、Under the Dome、11/22/63んおような、超長編でなく、いつのまにか場面に引き込まれるような迫力のある描写が続きます。
登場人物が丹念に描かれるので、リアリティを感じられるところは、さすがKingです。
ホラーではありません。老(元)刑事を主人公にした、クライムスリラーです。
=====
まだ、日本語未訳のようですが、この面白い作品は必ず日本語訳が出版されると思うので、日本語でも英語でも、お好きなほうで。
Kingの作品のうちでは、もっとも読みやすい英語であることは保証します。
Kingのような大家にいまさらEdger賞?と違和感があったのですが、この面白さとすばらしい構成で納得しました。 -
【4081974】 投稿者: ロングライダー (ID:eLcQl2dxMzo) 投稿日時:2016年 04月 22日 01:28
「海外の作品から (ID:Zz/wz6CnuEM)」さん
キングのクライムスリラー!
これは読まないわけにはいきません。まあ、どうせ訳が出るから、それから読もうっと。
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