- インターエデュPICKUP
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投稿者: アラフィフの読書 (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03
こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。
趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。
皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。
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【4083840】 投稿者: 映画好き (ID:.j96ypqz5GA) 投稿日時:2016年 04月 23日 19:46
キングのクライムスリラー!
読みたいです。でも私ももう原書はきついかな。(ハリーポッターが最後の原書でした)
早く和訳が出ないかしら。
そういえばこの間キングの「アトランティスのこころ」という本を読みましたが
久々に「❔」でした。
まあ、良いという書評も多かったのですが、私的には不完全燃焼。
上下巻あるけれど、上巻だけでいいや。
映画化もされているそうで、こちらはうまくまとまっているようです。
キング特有の,あれもこれもしつこく書き加えのパターンが,「❔」の元かな。
ヴェトナム戦争モノなのか、少年と老人の話なのか、ファンタジーなのか。
まあ、本当に好き!という方もいらっしゃるので、ご興味があったらどうぞ。 -
【4151905】 投稿者: 海外の作品から (ID:Zz/wz6CnuEM) 投稿日時:2016年 06月 17日 22:52
みなさまの投稿がなくなって寂しく思っていましたが、私の読書ペースも落ちていて、なかなかご紹介する作品がありませんでした。
ようやく、以前ご紹介いただいた、
Atonement, by Ian McEwan
読み終わりました。(日本語訳「贖罪」、映画「つぐない」)
1935年、上流階級の少女がついた、嘘とも言えないような嘘、これが、少女の姉と恋人を引き裂くことになります。
少女のいとこが暴行され、少女の目撃証言から、姉の恋人が逮捕されてしまいます。姉は恋人に手紙を書き続け、恋人は刑期短縮のために第二次大戦に従軍、困難な退却を強いられます。
姉は、家族と縁を切って看護師になり、ロンドンに住みます。少女は、罪悪感から、大学進学をやめ、自分も看護実習生となり、負傷兵の看病にあたります。
その後の姉と恋人との関係、二人と少女との関係はどうなるか。
そして、最後の数ページに、思わぬどんでん返しが待っていて、なんともやるせない気分で小説は終わります。
前に、最近の作品、Sweet Toothをご紹介しましたが、世間的には、Atonementが代表作、現代イギリスを代表する作品のひとつ、と言われています。
純文学ですし、英文のレベル、語彙レベルは非常に高く、正直、私の英語力を超えていたかもしれません。けっこう苦労し、ゆっくりと読み進みました。
非常によく構成された恋愛小説と思いますが、どうも、登場人物、主人公に感情移入できない。気の強すぎる姉、姉に負けず素直でなく自己愛が強い少女、どうも、ね。
それに、どう考えても、「贖罪」になっていないです。
最後のどんでん返しは、Sweet Toothと同じトリック?です。Sweet Toothを先に読んだので、結末も、ある程度予測できてしまいました。
系列としては、オースチンとかハーディの系統かもしれません。
濃密な世界に浸りたい方にはお勧めします。 -
【4156441】 投稿者: ロディ (ID:05ozC.Nn676) 投稿日時:2016年 06月 22日 11:15
私もご無沙汰していました。
先日、テレビドラマの『キャッスル』を観ていたら、マイクル・コナリーと、デニス・ルへインが本人役で出演していて、テンション上がってしまいました
本は、へニング・マンケルの本2冊と、トム・ロブ・スミスの新作を読みましたが、パンチに欠けますね・・・
へニング・マンケルなんて、10年以上前に書かれたものなので、海外の作品様のように英文を読めればいいのでしょうが・・・
『悲しみのイレーヌ』、途中なので、読み終わったら感想書きますね。(でも、『その女、アレックス 』を先に読んでいるので、登場人物の行方がねぇ・・・) -
【4160404】 投稿者: 海外の作品から (ID:Zz/wz6CnuEM) 投稿日時:2016年 06月 26日 08:53
ロディさま
Connellyはともかく、いかにも気難しくて孤独を好みそうな(文章からの印象だけです)Lehaneがテレビにカメオ出演するとは意外で、やはりそのあたりがアメリカ、なのでしょうか。私も見てみたいです。
少し前に読んだ小説ですが、今の世相と合っているので、ご紹介します。
The Prodigal Daughter, by Jeffery Archer
(日本語訳 ロマノフスキ家の娘 (絶版のようです))
絶版でもあり、少しネタバレを含みます。
アーチャーの代表作、ケインとアベルの続編の、大河小説です。
小説の前半は、ホテル王アベルの一人娘、フロレンティーナの成長過程を、ケインとアベルの後半をなぞって、フロレンティーナの視点で描かれます。
フロレンティーナは、幼いころから政治的野心を持ち、美貌で優秀で、全米一の名門、ラドクリフ女子大(現在はハーバードに吸収)を、最優秀の成績で卒業します。
しかし、ホテル王アベルの所有するホテルに職を得ず、身分を隠してデパートの店員となり、そこで恋に落ちます。
父親から激しく糾弾され、出奔してアパレルチェーンの経営に乗り出しますが、父親の死とともに、ホテルチェーンを継承することになります。
後半は、フロレンティーナの政治家としての成長の過程を描き、ついに、フロレンティーナは、初の女性大統領となります。
高校時代からの友人のすすめにより、下院議員となり、持ち前の優秀さと美貌で人気政治家になり、また、国防・軍事の専門家として一目置かれるようになります。
順調に上院に鞍替えし、夫との死別、という悲劇を乗り越えて民主党の大統領候補となりますが、ここからが大変。ライバルの大統領候補の策謀にはまって副大統領となることを余技なくされ、大統領となるチャンスは消えかけます。
どのようにして大統領となるか、どうか、本書をお読みください。
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1982年の作品ですが、たぶん、1990年台の半ばにフロレンティーナが大統領となる設定になっています。
現在、ヒラリー クリントンが民主党の大統領候補になることが確実となり、トランプとデッドヒートを演じています。
フロレンティーナとヒラリーは結構類似点があり、アメリカで指導者となる典型、なのかもしれません。
・裕福な家の出身(ヒラリーは繊維業界の大物の娘)
・名門女子大の首席(ヒラリーはマサチューセッツの名門女子大)
・学生時代に選挙支援などのボランティア。
・キャリアウーマン(ヒラリーは弁護士)
・国防の専門家(ヒラリーはオバマ政権の国務長官)
・大統領予備選で一度はライバルに負ける(ヒラリーはオバマに僅差で敗北)
ヒラリー クリントンが大統領になるかどうか、予断を許しませんが、30年以上前のアーチャーの予測が、だんだん現実に近づいている感じがして、おもしろいです。
英文は明晰で読みやすいですが、選挙演説や上院委員会での論戦などに多くのページが割かれているので、興味がないとつらいかもしれません。
また、エンディングに唐突感があり、見事な構成の、ケインとアベルに比較して、人気が低いのかもしれません。
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なお、
Shall We Tell the President?
(日本語訳、大統領に知らせますか?)
は、大統領暗殺計画を察知したFBIの若手捜査員が、極秘の中、暗殺阻止と犯人逮捕に奔走するスリラーですが、ここで、大統領はフロレンティーナ、暗殺を狙う一団は、フロレンティーナが強く支持する、銃器規制法案を葬ることを目的としています。ヒラリーも、銃規制を強く主張し始めましたね。
ケインとアベルの三部作に数えられることもあります。 -
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【4160599】 投稿者: ロディ (ID:05ozC.Nn676) 投稿日時:2016年 06月 26日 12:12
海外の作品からさま
『ケインとアベル』、懐かしいです。
アーチャーは好きな作家で、ご紹介された作品は読んでいるはずなのですが、
ほとんど覚えていないですね。
歳がばれますが、『ケインとアベル』は学生の頃、海外ドラマで見た方が先だったかも・・・ジュラシック・パークの、サム・ニールが出演していた記憶があります。
『悲しみのイレーヌ』、好き嫌いが分かれる本ですね。
読んで後悔の本と思われる方も多いかもしれません。
何を書いてもネタバレになりますので、『その女、アレックス』が好きな方は
読まれると面白いかと思いますが、未読の方は、本国での出版順に、イレーヌから読まれる方がお薦めです。矛盾したことを言って申し訳ないです。 -
【4165409】 投稿者: さら (ID:CvFuES.GbXk) 投稿日時:2016年 07月 01日 02:07
さらりと読めて、読後爽快な気持ちになれる、
そんなミステリがあれば教えてください。 -
【4165412】 投稿者: さら (ID:CvFuES.GbXk) 投稿日時:2016年 07月 01日 02:27
ロディさま
アレックスの読後、しばらくはグロいものはやめておきたいという状況にあります。
ごめんなさい。
イレーヌの方がもっとグロそうな感じがしています。 -
【4165643】 投稿者: ロディ (ID:5x9FDFc3tWg) 投稿日時:2016年 07月 01日 11:05
さらさま
読後感が悪いものの方が印象に残っていて、爽快感の方はなかなか思い出せないのですが・・・
海外の作品からさまの挙げられている、アーチャーの初期の作品『100万ドル
を取り返せ』や、短編集。
北村薫さんの作品や、道尾秀介さんの『カラスの親指』、ミステリーではないかもしれませんが、『和菓子のアン』
今、思い出せるのはこんなところです。
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