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【3801557】ミステリー(推理)小説のレビューをどうぞ

投稿者: アラフィフの読書   (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03

こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。

趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。

皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。

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  1. 【4237880】 投稿者: 海外の作品から  (ID:Jdg2nWc4iGE) 投稿日時:2016年 09月 05日 23:26

    一言、情報提供。

    以前ご紹介した、Stephen KingのMr. Mercedes、日本語訳が、8月下旬に出版されました。

    ミスター・メルセデス(上下)、 スティーヴン キング著、白石 明訳

    やはり、かなり話題になっているようです。
    Kingにしては例外的に読みやすい英語なので、原著をおすすめしたいところですが、日本語訳でも十分にお楽しみいただけるのではないかと思います。

    ホラーではなく、引退した老刑事が活躍するクライムスリラーです。

  2. 【4237970】 投稿者: ロングライダー  (ID:EwJGMS0WyfQ) 投稿日時:2016年 09月 06日 01:10

    「海外の作品から (ID:Jdg2nWc4iGE) 」さん
    俺の書き込みなんか気にしないで、どんどん書いてください。
    俺の方こそ、いろいろ参考にさせてもらっているんですから。

    それにしても、『ミスター・メルセデス』! 明日買おうっと。
    (積ん読が段ボールで2箱あるのだが…)

  3. 【4238366】 投稿者: ロディ  (ID:41TVAECBlbs) 投稿日時:2016年 09月 06日 11:42

    ロングライダーさま

    『叫びと祈り』は読みました。まだ、未読ですが『リバーサイド・チルドレン』
    という本も出ていると思います。

    海外の作品さま

    いつも旬の作品を紹介してくださって、ありがとうございます。

    今更ですが、『ゴーン・ガール』読みました。
    映画をすでに観ていたので、内容はわかっていたのですが、それでも一気読み
    でした。

    原作を読むと、東部と中西部の違い(原著ですと、もっと明らかなのでしょう)
    が分かって登場人物の心理も納得しやすくなりました。

    やはり原作を読んでから映画を観たかったです。(でもキャスティングはよかった)

    あとは、カーリィー『髑髏の檻』
    シリーズ物なので気楽に読めます。こちらは南部と山間部の違い、やはり原著で読むとより面白いでしょう。
    でも何かの紹介で、作者のことをディーヴァーに次ぐ(凌ぐことも並ぶこともない)と書かれてあったのには笑いました。

  4. 【4238452】 投稿者: 中等教育  (ID:GnScIz2WPzY) 投稿日時:2016年 09月 06日 13:11

    ロングライダーさん、私は梓崎優なら「スプリング・ハズ・カム」が好きです。B・ウィリスにたいな作品でした。ああ、意味が伝わりづらい。

  5. 【4239072】 投稿者: 海外の作品から  (ID:r0klWimPtzI) 投稿日時:2016年 09月 06日 22:52

    ロングライダーさん
    声援をありがとうございます。英語力の限界から、一度日本語の小説に戻ると、二度と英語に戻れないような感じがして、英語にこだわっています。
    チャンドラーを原著で読まれるロングライダーさんは、キングも原著でいかがでしょう?

    ロディさま
    お久しぶりです。
    Gone Girlの映画、ハンサムな大男でありながら情けないベン アフレック、なんか美人だが鉄仮面みたいなロザムンド パイク、すばらしかったですね。また、脇も、なかなかの味を出していますね。
    私が買ったDVDには、デヴィット フィンチャー監督の解説がついていて、おもしろいエピソードがあります。

    ・主人公夫婦の家、外観と内部と、まったく違うものだそうです。内部は、外観の3倍くらい広い。壊れた夫婦の空疎な生活を描きたくて、外観に忠実な家をあきらめ、内部を別につくったとのこと。
    ・ベン アフレックは、ボストン出身で、NYヤンキーズの野球帽をかぶるのを拒否し、大揉めしたとのこと。二人とも、ストレスたまっていたんでしょうね。
    ・ロザムンド パイクは、どういう女優かよくわからない、白紙のところが、監督に気に入られたらしいです。7~8キロ体重を増やし、またダイエットする、過酷な撮影だったとのこと。

    映画の話になってしまいました。

    中西部の田舎町の閉塞感を表わすのに、英語のほうが適しているかどうか、よくわかりません。しかし、グリシャムの作品もそうですが、差別意識も隣組意識も残る地域であることは間違いなさそうですね。
    あらゆる意味で急進的なNYとの対比も、作者の狙いでしょう。

  6. 【4239212】 投稿者: ロングライダー  (ID:EwJGMS0WyfQ) 投稿日時:2016年 09月 07日 00:59

    「海外の作品から (ID:r0klWimPtzI)」さん
    >チャンドラーを原著で読まれるロングライダーさんは、キングも原著でいかがでしょう?

    昔の話ですよ、チャンドラーを原書で読んだのは。
    「一度日本語の小説に戻ると、二度と英語に戻れないような感じがして」というのは本当で、キングなんか幾らでも訳が出てるから、きっと気力が続かない。
    そういや昔、『薔薇の名前』の日本語訳がなかなか出ないときに、友人がイタリア語の原書を手に入れて訳し始めたのには驚いた。イタリア語の「イ」の字も知らないやつだったから。
    結局何ページも訳さないうちに、東京創元社が出版するというニュースが出て、そいつは訳すのをやめちゃったけれど。

  7. 【4240320】 投稿者: 海外の作品から  (ID:3bGl0nBx3iQ) 投稿日時:2016年 09月 08日 00:17

    なんかよくわからないけれど、ここはミステリーの話をするところなんですけれどね。

    ということで、ストックから、紹介します。

    ====
    Japantown, by Barry Lancet(バリー賞新人賞受賞)
    Tokyo Kill, by Barry Lancet

    作者は、ジャーナリスト出身の新人で、Japantownで、バリー賞新人賞を受賞しました。日本滞在経験があり、永年、日本文化を紹介する書籍の編集にたずさわっていたとのこと。
    バリー賞は、全米のミステリーの批評家が選定する賞。一般の人気に敏感で、プロでない読み手の感覚を代表している、と言われます。著者の名前とは無関係の賞です。

    主人公Brodieは、サンフランシスコで骨董店を経営する一方、父親が遺した日本の探偵事務所も経営している、シングルファーザーです。日本人の妻を実家の火災で亡くし、幼い娘を一人で育てています。

    Japantownでは、サンフランシスコ日本人街の日本人一家殺人事件について警察から相談されたことをきっかけに、Brodieは、経営する日本の探偵事務所の社員とともに、日本の政財界の暗部、そして、政財界の黒幕が使い続けてきた暗殺者集団と対峙することになります。
    Tokyo Killでは、日本で、第二次大戦の兵士だったと自称する老人から奇妙な保護依頼を受けたことをきっかけに、複数の家屋侵入や殺人事件に巻き込まれ、第二次大戦時の満州の暗部や財宝をめぐる争いにつながっていきます。

    サンフランシスコは、私の大好きな都市で、公私含め20回以上行っています。日本人街は、観光やビジネスの中心から外れていてめったに行きませんが、小説自体は、サンフランシスコ中心部に展開し、街並みが目に浮かぶようで楽しいです。たとえば、Brodieの経営する骨董店は、Lombard Street(サンフランシスコで有名な観光名所の急坂)にあります。

    残念ながら、日本語未訳です。英語のレベルは、James Pattersonより多少高く、John GrishamやMichael Connellyと同程度でしょうか。スピード感があり、長さも適切で、飽きさせません。
    そして、日本通といわれるアメリカ人が日本をどう見ているか、という読み方をすると、なかなか考えさせられます。

  8. 【4240325】 投稿者: フォア  (ID:7XyesPIUado) 投稿日時:2016年 09月 08日 00:24

    お邪魔します・・・

    こちらのスレッドがきっかけで、アリス・マンローの『ディア・ライフ』を読み始めました、翻訳で、まだ「安息の場所」までしか読んではいませんが。

    翻訳は、確かに、なにかぎこちなくて苛立ってしまうのですが、「チェーホフ以来」と称されるのが理解できる、摩訶不思議な中にも実生活の教訓を得る物語だなあ、と思っております。何より惹かれるのは、中心人物が決して徒党を組まずに淡々と経験から何かを得てゆく姿です。

    『解錠師』も、いまこの手の中にあります。先が急かれますが、ひとつひとつ、じっくりと味わいながら読んでゆきたいと思います。

    ご紹介くださったことへの感謝をお伝えしたい気持ち、と、今後もいろいろの気づきとなるお話をお続けくださることをお願いしたい気持ちから、しゃしゃり出てきてしまいました・・・

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