eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【日本大学高等学校・中学校】入試日は2月5日!前日まで出願できる適性検査型入試スタート

日本大学高等学校・中学校外観

日本大学高等学校・中学校外観

 

公立中高一貫校を目指す受検生にとって、私立併願校を選択する際には、入試問題の形式の違いが大きな障害となり、受験しづらい状況がありました。しかし、近年では、適性検査型入試を導入する私立中高一貫校が大幅に増え、公立も私立も両方受験できる環境が整いつつあり、受験校選びの選択肢が増えてきました。

そんな中、日本大学中学校(以下、日大中)が、2018年度入試より適性検査型入試をスタートするとのニュースが飛び込んできました。
日大中が実施する適性検査型入試とは、どのようなものなのでしょうか。
中園中学校教頭にお話をうかがいます。

 

中園中学校教頭

中園中学校教頭

 

■適性検査対策で、私立の大学付属校に!

 

― 公立志望者にとって、適性検査対策を活かしての私立校の併願受験、しかも大学付属校に進学できるというのは、魅力的ですね。導入にあたっての背景をお聞かせください。

2020年に迫った次期学習指導要領の改訂は、日本の教育の大改革であり、その中で、グローバルに活躍できる人材の育成は大きな柱となっています。
本校でもグローバルリーダーズコース(GLコース)の設置や、ALT(外国語指導助手)増員による英語教育の強化など、グローバル教育を推進してまいりました。
そして、2018年度入試からは適性検査型入試をスタートさせ、さらなる多様な個性と可能性をもった生徒に入学してもらい、世界にはばたく人材の育成を目指します。

 

■「考える力」と「相手に伝える力」

 

― この入試形式で問われる力とは?

適性検査型入試は「自ら課題を見つけ、その解決策を考え、それを的確に自分の言葉で表現する力」を問う試験となっています。その力は、入学後も本校の教育が目指す「アクティブラーニング型授業」や、「各種体験型の研修」でも存分に発揮できるでしょう。
多くの生徒が主体的に、かつ協働する学びを実践することで、さらに活気あふれる学校になると考えております。

 

■適性検査型入試で集めたいキラリと光る個性派生徒

 

― 適性検査型入試で入学する生徒に期待していることはありますか。

物事を多角的に捉え、柔軟性に富んだ思考能力と、キラリと光る豊かな個性を兼ね備えた生徒の受験を期待しております。導入初年度ということもあり、作問から採点方法を精査し、万全の準備をして受験生の皆さんをお待ちしております。

 

■サンプル問題で傾向をつかもう

 

― 日大中の適性検査型入試の設問は、公立の適性検査と異なる点はありますか。

特別な差異はありません。「適性検査Ⅰ」は国語的な問題で、課題を見つけ、自分の考えを的確に文章にまとめる表現力をみます。「適性検査Ⅱ」は、算理社の教科横断型の総合問題で、知識の運用力と思考力をみます。
こう説明すると難しく聞こえますが、公立中高一貫校を受検するための勉強をしていれば特に心配はいりません。
サンプル問題を用意しておりますので、それを参考に対策に努めてください。

 

適性検査型入試の「サンプル問題」は、学校サイトで公開中→

 

適性検査型入試サンプル問題

適性検査型入試サンプル問題

 

■2018年度 入試日程

 

2018年度 入試日程

 

適性検査型入試で入学する生徒は、どんな個性をもっているのでしょうか。
多様な入試スタイルで、個性豊かな生徒たちのそれぞれの力を伸ばしていこうという日大中のこれからに、ますます期待が高まります。

 

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