【日本大学明誠高等学校】世界自然遺産を巡る修学旅行
日本大学明誠高等学校(以下、日大明誠)では、2年次に修学旅行でオーストラリアを訪れます。1学年9クラスと生徒数が多いため、学年をA・Bの2グループに分け、出発日をずらして実行される一大イベントです。
今回は、旅の概要と、引率した平川慧先生と生徒の感想を併せてご紹介します。
■5泊6日でオーストラリアへ
滞在先は、クイーンズランド州のケアンズ。ケアンズには、グレートバリアリーフが見られるグリーン島と、世界最古の熱帯雨林があるキュランダ村があり、この2つの世界自然遺産を訪ねます。
全体行動・アクティビティ・班別自主行動を織り交ぜた5泊6日のスケジュールです。
【全体行動】
全体行動では、さまざまな乗り物を利用して世界自然遺産の風景を多方面から楽しみます。グリーン島への移動には高速フェリーを、キュランダ村への移動にはスカイレール(ロープウェイ)とキュランダ高原鉄道を利用。さらに、キュランダ村では水陸両用車で熱帯雨林に生息する動植物を観察します。
【アクティビティ】
希望制のアクティビティにはシュノーケリングやラフティング、バギー、グラスボトムボート、乗馬などがあり、雄大な自然の中でたくさんの思い出を作ることができます。
【班別自主行動】
申請したエリア内を自由に行動する班別自主行動では、生徒たちが街を散策し、ショッピングを楽しみます。
■ラフティングはスリル満点!~平川先生インタビュー
2年8組の担任を務める平川先生が、初めて引率した修学旅行での思い出を語ってくださいました。
平川先生:一番印象に残っているのは、生徒と一緒に参加したラフティングです。人気のアクティビティで、うちのクラスからは全員参加しており、生徒はとても楽しそうでしたよ。スリル満点で、なかなかできない体験だと思いました。
平川先生:クラスの思い出としては、誕生日のサプライズプレゼントがあります。学年全体で、滞在中に誕生日を迎える生徒を祝うサプライズパーティーが行われたのですが、うちのクラスでは、誕生日を迎えた女子生徒に男子生徒らがパーティーとは別にお祝いをしていました。プレゼントを受け取った女子生徒はとてもよろこんでいましたよ。
平川先生:修学旅行を振り返ると、生徒は楽しみながらも時間を守り、メリハリのある行動をしていました。そうした態度は立派だったと思います。私が感じている日大明誠生のいいところは、素直で、盛り上がるときはみんな盛り上がるところで、それを修学旅行でも感じることができました。
■食事に大満足~生徒インタビュー
平川先生のインタビューは冬休みに行われましたが、校内は部活動に励む生徒で賑やかでした。そこで、平川先生が顧問を務めるテニス部の練習場所へ向かい、2年生から修学旅行の感想を聞きました。
「ラフティングは、途中でボートがひっくり返ってしまうこともありましたが、楽しかったです (男子)」
「ホテルやレストランの食事はどれもおいしかったです。キュランダ村のアイスクリームは濃厚でした (女子)」
と、オーストラリアならではの感想があれば、
「ホテルで出たお味噌汁がおいしかった (女子)」
「(一番楽しかったのは)ホテルの部屋で、友達とくつろぎながらお菓子を食べたこと(男子)」
といった声も。ともあれ、共通していたのは“楽しかった”という感想でした。
美しい風景や絶品料理を楽しみ、日本ではなかなかできない体験をして帰国した皆さん。オーストラリアから、たくさんの思い出を持ち帰ってきたようです。
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