【横須賀学院中学高等学校】クリスマスページェント
学校創立以降、キリスト教に基づく教育を実践している横須賀学院中学高等学校(以下、横須賀学院)。聖書の授業や毎朝の礼拝、季節ごとに行われる宗教行事を通して、生徒は互いを大切にする考え方や、他者に奉仕する生き方を学びます。そして、「ツリー点灯式」や「燭火(しょっか)礼拝」、クリスマス音楽会「メサイア公演」など、宗教行事が豊富な12月には学校全体でクリスマスを祝います。
今回は、クリスマス行事の1つ「クリスマスページェント」を紹介するべく、横須賀学院のチャペルへ向かいました。
<ページェントとは>
イエス・キリストの降誕劇。御子イエス・キリストの降誕を、讃美歌や、聖書に基づくナレーションと演技で表現する礼拝です。教会や、キリスト教教育を行う多くの学校で12月に行われます。
■小中高の生徒で作り上げるページェント
取材したのは「クリスマスページェント」前日のリハーサルです。
小学校・中学校・高校合同の行事であるため、児童や生徒、各学年の先生たちが大チャペルに集まり、本番さながらに予行演習が行われました。
【聖歌隊合唱】
ページェントの始まりを告げるのは、中学校聖歌隊による「O Holy Night」(讃美歌第2編219番「さやかに星はきらめき」)の合唱です。
【聖句暗唱】
続いて舞台に上がったのは、10名の小学1年生。「世を照らす真(まこと)の光」を、一人ずつ順に暗唱します。
【降誕劇】
劇が始まりました。
物語の流れを説明するナレーションは、男女2人の高校生が務めます。
舞台にマリアが現れます。
天使から受胎告知を受けたマリアは、親類のエリザベトに会いに行きます。エリザベトはマリアの受胎を祝福し、神に感謝します。
そのころ、夜通し羊の番をしていた羊飼いは、天使から救い主の誕生を知らされます。
ところ変わり、東方の占星術3博士は、星を手掛かりに救い主の誕生を知ります。そして、ユダヤのエルサレムへ向かいます。
博士から救い主の誕生を聞いたヘロデ王は、自らの地位が脅かされることを恐れます。
星は、救い主であるイエスさまの生まれた場所へ博士を導きます。羊飼いも、イエスさまの誕生を祝うために駆けつけます。
イエスさまが誕生した家畜小屋には、マリアとマリアの夫・ヨセフがいます。
羊飼いや博士らがやってきました。マリアとヨセフ、舞い降りた天使とともに、みんなでイエスさまの誕生を祝います。
こうして、美しい音色のオルガンやハンドベルの演奏、聖歌隊の合唱などを交えた降誕劇の礼拝は終了です。リハーサルの取材は、年に1度の礼拝を知る貴重な体験となりました。
【あわせて見たい!】
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★横須賀学院中学高等学校
●第1回 中学校説明会
3月10日(土) 13:30~15:00(予定)
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