eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【横須賀学院中学高等学校】クリスマスページェント

学校創立以降、キリスト教に基づく教育を実践している横須賀学院中学高等学校(以下、横須賀学院)。聖書の授業や毎朝の礼拝、季節ごとに行われる宗教行事を通して、生徒は互いを大切にする考え方や、他者に奉仕する生き方を学びます。そして、「ツリー点灯式」や「燭火(しょっか)礼拝」、クリスマス音楽会「メサイア公演」など、宗教行事が豊富な12月には学校全体でクリスマスを祝います。
今回は、クリスマス行事の1つ「クリスマスページェント」を紹介するべく、横須賀学院のチャペルへ向かいました。
 

会場は校内の大チャペル。

会場は校内の大チャペル。2010年に完成した新チャペル棟には、大小2つのチャペルがあります。

 
<ページェントとは>
イエス・キリストの降誕劇。御子イエス・キリストの降誕を、讃美歌や、聖書に基づくナレーションと演技で表現する礼拝です。教会や、キリスト教教育を行う多くの学校で12月に行われます。
 
 

■小中高の生徒で作り上げるページェント

 
取材したのは「クリスマスページェント」前日のリハーサルです。
小学校・中学校・高校合同の行事であるため、児童や生徒、各学年の先生たちが大チャペルに集まり、本番さながらに予行演習が行われました。
 
 
【聖歌隊合唱】

ページェントの始まりを告げるのは、中学校聖歌隊による「O Holy Night」(讃美歌第2編219番「さやかに星はきらめき」)の合唱です。
 
聖歌隊合唱

 

【聖句暗唱】

続いて舞台に上がったのは、10名の小学1年生。「世を照らす真(まこと)の光」を、一人ずつ順に暗唱します。
 
聖句暗唱

 

【降誕劇】

劇が始まりました。
物語の流れを説明するナレーションは、男女2人の高校生が務めます。
 
降誕劇

 
舞台にマリアが現れます。

マリア

 
天使から受胎告知を受けたマリアは、親類のエリザベトに会いに行きます。エリザベトはマリアの受胎を祝福し、神に感謝します。

エリザベト

エリザベト(右)とマリア。


 
 
そのころ、夜通し羊の番をしていた羊飼いは、天使から救い主の誕生を知らされます。

羊
 
 
ところ変わり、東方の占星術3博士は、星を手掛かりに救い主の誕生を知ります。そして、ユダヤのエルサレムへ向かいます。

3博士
ユダヤのエルサレムへ
 
 
博士から救い主の誕生を聞いたヘロデ王は、自らの地位が脅かされることを恐れます。

ヘロデ王

 
星は、救い主であるイエスさまの生まれた場所へ博士を導きます。羊飼いも、イエスさまの誕生を祝うために駆けつけます。

 

イエスさまが誕生した家畜小屋には、マリアとマリアの夫・ヨセフがいます。

マリア(手前左)とヨセフ。

マリア(手前左)とヨセフ。

 
羊飼いや博士らがやってきました。マリアとヨセフ、舞い降りた天使とともに、みんなでイエスさまの誕生を祝います。

家畜小屋
 

舞台横の画面

舞台横の画面には讃美歌の歌詞が映され、会場に集まった人が一緒に歌えるように配慮されていました。

 

こうして、美しい音色のオルガンやハンドベルの演奏、聖歌隊の合唱などを交えた降誕劇の礼拝は終了です。リハーサルの取材は、年に1度の礼拝を知る貴重な体験となりました。

 
 

【あわせて見たい!】
エデュログアルバム「クリスマスページェント オフショット」はこちら≫

 

★横須賀学院中学高等学校

 
●第1回 中学校説明会
3月10日(土) 13:30~15:00(予定)
 
2019年度 説明会情報はこちら