eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【駒沢学園女子中学校・駒沢学園女子高等学校】留学生との交流で異文化を学ぶ

京王線 稲城駅からバスで約7分。緑豊かな環境にたたずむ駒沢学園女子中学校・駒沢学園女子高等学校は、実物・本物に触れる経験を通して、豊かな人間性を育む「人間教育」に力を入れています。
今回は、モンゴルからの留学生がいる中学3年生の教室にお邪魔し、英語の授業を見学させていただきました。

駒沢学園女子では、毎年モンゴルからの留学生を受け入れており、なんと2年連続で留学に来ている留学生もいるのだそうです。
この留学生の受け入れは、稲城市坂浜地域の児童・生徒の健全育成を図るため、地域の自治会、近隣の三つの公立中学校と協同で行う「地域教育交流プロジェクト」の一環とのこと。地域に密着した取り組みなのですね。

さっそく授業にお邪魔すると、モンゴルからの留学生が、在校生と一緒に授業を受けていました。

留学生との交流で異文化を学ぶ_01
真剣なまなざしで授業を受けます。


わからないところを助け合うシーンも!

今回の授業のメインは、留学生のみなさんからの母国紹介。先生の授業に続いて、留学生のみなさんが自ら用意したイラストとスピーチで、在校生にモンゴルを紹介します。

モンゴルの民族衣装の模様の違いや、旧暦のお正月が大事な祝日であることなど、モンゴル独自の文化のお話に、在校生も真剣に耳を傾けます。

また、「もともと遊牧民なので、今も遊牧民のような暮らしをしていると思われるのですが、車にも乗り電話も使う、とても近代的な生活をしています」というスピーチには、在校生から「意外!」「イメージと違う!」と、驚きの声も。

そして、モンゴルの国旗の成り立ちも説明してくれました。

「青色は空、赤はチンギスハンの戦のときの戦士の血を表します。黄色い絵は、平和を象徴するもの。太陽と月と魚の絵が描いてあります。魚がなぜ平和を象徴しているのかというと、目を閉じない生き物なので、見守ってくれる生き物だという信仰があるからです」

モンゴルという国の歴史が刻まれた由来や、身近な生き物への意外な解釈に、どの生徒の表情にも感心の色が浮かびます。

また、「日本にはどんなイメージを抱いているの?」という在校生の質問には「日本は、太陽の国と言われています」というお返事。他国から見た日本の姿を知った在校生のみなさんは驚きを隠せない様子でした。異文化に触れることが、自国を知ることにもつながるのですね。

地域と一体になって異文化交流に取り組む姿勢は、駒沢学園女子ならでは。駒沢学園女子の魅力を、ぜひお子さまと一緒にお確かめください!

 

★駒沢学園女子中学校・駒沢学園女子高等学校 寺子屋komajo

駒沢学園女子の教員が授業を行い、重要ポイントをわかりやすく説明します。
さらに、家庭学習の方法もアドバイスします。
国語・算数の基礎学力アップセミナー、社会・理科は学習への興味・関心を育てます!

<開催期間> 2014年7月5日(土)~2015年1月10日(土)
<対象>   小学校6年生の女子
<開催時間> 13:30~15:10
※受講料は無料です。
※中学学校説明会を同時開催。
生徒による学校紹介と校長挨拶があります。(30分)

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