【日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校】茶道ってCool! 留学生の部活動体験
オーストラリアの姉妹校と交換留学を行っている日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校(以下、日藤)。姉妹校のリバーマウントカレッジ(以下、リバー)と日藤は、互いに特別プログラムを用意して留学生をもてなしています。
9月には、リバーの高校生13人が来日して日藤生と交流しました。そこで今回は、特別プログラムの中から「部活動体験・茶道」のようすをレポートします。
■茶道部員がお点前(てまえ)を披露
部活動体験が行われたのは、茶道部が日々活動している作法室。浴衣を着た茶道部員が留学生をもてなします。
廊下では賑やかだった留学生ですが、静寂に包まれた作法室に足を踏み入れると誰からともなく口をつぐみ始めました。赤い毛氈(もうせん)に腰を下ろし、茶道部員の一挙手一投足を見つめます。
茶道部員が点(た)てたお茶が配られました。
作法に戸惑う留学生を、隣に座る部員がサポートします。
全員でお辞儀をし、作法室での体験は終了。
記念撮影では正座にも挑戦しました。
■自分で点てたお茶の味は?
作法室でお茶とお菓子をいただいた後は、隣室でお茶の点て方を学びます。
最初に留学生に向けて、茶道についての説明がありました。説明した部員は、英語で自分の思いをスピーチする行事・プレゼン大会の出場経験者で、今回の説明文もネイティブの先生に質問しながら自分で作成したそうです。
テーブルに用意された茶道具を使い、実際にお茶を点ててみます。
留学生に部員が一人ずつ付き添い、サポートします。
自分たちで点てたお茶を飲んでみます。
みんな「おいしい」とにっこり。
留学生に感想を聞くと「茶道ってCool! すごく格好いい」と目を輝かせていました。ほかにも、「日藤の生徒はみんな優しくて仲良くしてくれる」「体育の授業で体験した剣道がとても面白かった」「ホストファミリーと焼き肉を食べた」などと、話を聞くたびによろこびの返答がありました。
作法室では緊張の面持ちだった留学生も、隣室では終始リラックスして茶道部員との会話を楽しんでいました。話題はお互いの学校のことや日本のことなど、さまざまです。
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この日のために
茶道部員みんなで協力しました
<茶道部部長>
体験授業には中3~高2の部員が参加しました。作法のイラストは、今日参加していない中2の部員たちが描いてくれて、この日のために茶道部員みんなで協力しました。説明にイラストを用いたのは、語学研修でリバーに留学した部員からのアドバイスです。黒板に書いた説明文は自分で考えました。私は英語が苦手なのですが、今日はジェスチャーを交えて留学生とたくさん話せてよかったです。
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■1,800人の日藤生に「初めまして!」
茶道体験後、留学生は生徒総会が行われる体育館へ。
体育館には約1,800人の中高生が大集合。留学生はステージに立ち、マイクを持って一人ずつ自己紹介をしていきます。
日本語で名前や趣味を話す留学生たち。「日本車が好き」「ピアノと日本語が好き」などと、多くの留学生が日本に興味を持っていることが分かりました。
■取材を終えて
部員と留学生が積極的に交流していた部活動体験。取材した茶道のほかにカラテや演劇の部活動体験もあり、演劇では留学生が殺陣を体験したそうです。こうした特別プログラムは留学生に多くの思い出を残すだけでなく、より多くの日藤生が生の英語に触れる機会になっていると感じました。
★日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校
■中学校・入試説明会
第1回 11月10日(土) 14:00~15:30
第2回 11月24日(土) 14:00~15:30
場所:中学棟大教室
予約不要。説明会後、学校見学ができます。個別相談もあります。
■高校・入試説明会
第1回 11月10日(土) 14:30~16:00
第2回 11月24日(土) 14:30~16:00
第3回 12月1日(土) 14:30~16:00
場所:校舎隣接の日本大学生物資源科学部の体育館
予約不要。説明会後、学校やクラブ活動の見学ができます。