日大藤沢の文化祭「日藤祭」に密着(後半)【エデュスタッフ訪問記】

日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校(以下、日大藤沢)では、毎年6月、生徒主体で全校を挙げた一大行事「日藤祭」を開催しています。体育館などでの様子をご紹介した前半に引き続き、本館の教室を利用した文化部の催事をご覧ください。
※前半のページもお見逃しなく!

体育館・中学棟大教室・中講堂の様子を紹介した「前半」はこちら≫

2021年度の日藤祭 徹底レポート(後半)

みんなが待ち望んでいた日藤祭がついに実現

新型コロナウイルスの予防を徹底するために、みんなの知恵を結集して見事に復活を果たした日藤祭。未曽有の状況を克服して、一生の思い出を形にしようという思いが込められたスローガンは、「keep moving forward(前に歩み続けよう)」です。後半となる今回は、校舎本館の教室を利用した文化部の取り組みをご紹介します。

2021年度に開催された日藤祭のスローガン
2021年度に開催された日藤祭のスローガン
前向きな気持ちで歩み続けようという意味も込められています
前向きな気持ちで歩み続けようという意味も込められています
この場でも勉強に集中する生徒がいたことが驚きです
催事の合間を利用して勉強に励む生徒の姿もありました

科学部

ユニークな実験に取り組む化学班と、物理実験やプログラミングを行う電機物理班に分かれている科学部です。実験授業が好きだという方にとっては、たまらない部活動でしょう。

普段の授業では見られない実験に興味津々な様子
普段の授業では見られない実験に興味津々な様子
生活の中にも新しい気づきの機会を得られるのが科学の魅力です
生活の中にも新しい気づきの機会を得られるのが科学の魅力です

書道部

見た目の美しさだけでなく、書き手の心の内までもが表れるという書道。全国書きぞめ作品展覧会では、部員の作品が全日本芸術振興学会賞を受賞しています。

華やかさの中にも強さを感じられる作品の数々
華やかさの中にも強さを感じられる作品の数々
創作文字からは書き手の個性を感じられます
創作文字からは書き手の個性を感じられます

鉄道研究部

全国高等学校鉄道模型コンテストや、全国各地の撮影会などに参加しながら活動実績を残している鉄道研究部。男子には一際人気のある部活動です。

好きな生徒にとっては触らずにいられない鉄道模型
好きな生徒にとっては触らずにいられない鉄道模型
実は運動部系男子にも人気あり?
実は運動部系男子にも人気あり?

天文部

学校に泊まって夜空の観測会をしたり、巨大な望遠鏡を使ってカメラ撮影を行うこともある天文部は、上下関係のない点が特徴だそうです。

天文部の部員は男女比が同じことも特徴
天文部の部員は男女比が同じことも特徴
誰もが望遠鏡で夜空を眺めることに憧れた経験があるかもしれません
誰もが望遠鏡で夜空を眺めることに憧れた経験があるかもしれません

茶道部・空手部

女子部員で占められており、表千家の先生から礼儀作法も学ぶ茶道部と、男子だけと思いきや、実は女子部員の方が多いという空手部。どちらも身のこなしが洗練されている点で共通しています。

稽古してきたお点前を披露してもらいました
稽古してきたお点前を披露してもらいました
女子部員にもかっこいいポーズを取ってほしかったですね!
女子部員にもかっこいいポーズを取ってほしかったですね!

華道部

古流松月会の先生から生け方を教わっている華道部。季節に合わせたお花の見せ方を考えるのが楽しいといいます。藤沢市展にも出品し、校外の皆さんとの交流も行っています。

笑顔が絶えない楽しい部活動だそうです
笑顔が絶えない楽しい部活動だそうです
生け花では勉強と異なる想像力が試されます
生け花では勉強と異なる想像力が試されます

美術部

油彩画・水彩画から、木炭画・イラスト・切り絵まで、さまざまなジャンルに取り組める美術部は、藤沢市高校学校美術展などのコンクールへの出品も行っています。

写っていませんが美術部にも男子部員はいますよ!
写っていませんが美術部にも男子部員はいますよ!
いきいきとした作品から描くことが好きだと伝わってきます
いきいきとした作品から描くことが好きだと伝わってきます

新聞・写真部

風景や人物だけでなく、スポーツを撮影したり、コンテストへの参加や学校刊行物用の写真を撮影するなど、幅広い活動を行っている新聞・写真部。撮影センスは職業にも活用できるかもしれません。

学校行事を撮影する役割も楽しそうですね
学校行事を撮影する役割も楽しそうですね
撮影方法によって表現は無限な広がりを見せます
撮影方法によって表現は無限の広がりを見せます

文芸部

文芸部では、部員が書きしたためた小説や詩などの作品を、部誌「枝豆」として冊子にまとめています。さらに、各種コンクールに参加したり、文学由来の地で散歩を行うなど、ユニークな活動を行っています。

どことなくかわいい響きがある部誌「枝豆」
どことなくかわいい響きがある部誌「枝豆」
書評への投票数を競い合うビブリオバトルの告知
書評への投票数を競い合うビブリオバトルの告知

日藤祭をふり返って

全国の中学校・高等学校では文化祭や体育祭の中止・延期が立て続いている中、生徒限定とはいえども、日藤祭を実現させた生徒たちのアイデアや団結力、先生方との信頼関係が垣間見える機会となりました。特に、オンラインでの観覧抽選は他校でも聞いたことのない新たな試みです。授業で慣れ親しんだタブレットの利用による情報活用が遺憾なく発揮された結果と思われます。現時点(2021年8月)では終わりの見えないコロナ禍が続いていますが、他校のお手本となる素晴らしい文化祭に参加できたことをうれしく思っています。来年こそは保護者の皆さま・受験生の皆さまが参加できる状況になっていることを心から願ってやみません。

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