大舞台を縦横無尽に駆けまわる日大櫻丘生たち
体育大会当日は、京王線飛田給駅から会場までの道のりを歩くだけでも、軽く汗ばむほどの晴天に恵まれました。多くの保護者も観戦を楽しみにしていた様子で、時間が経つにつれてメインアリーナ3階席(保護者サイド)は徐々に埋まっていきました。

全員が赤・青・黄・緑の団に分かれて、学年別・男女別を含む全13種目を優勝目指して競い合います。学年別ではクラス単位で1位を獲るのは当然の目標として、学年混合の団を構成するメンバーとして総合優勝するには、各自の体力・根性だけでなくお互いを助け合うチームワークが必要になります。
棒引き(全学年)
一本の長い綱を引き合う一般的な綱引きとは違って、短い綱を取り合い、自陣に持ち帰った本数で勝負が決まる種目です。形勢不利なメンバーを見つけて助けに行くといった臨機応変な判断が求められます。



玉入れ(全学年)
アリーナの広大な空間を活かした種目がこの玉入れ。多くの保護者で席が埋まりつつある3階席は玉入れのカゴと同じ高さになっているので、選抜メンバーの熱気が直接伝わってくるかのようです。



クラス選抜リレー(2年生)
もはや団体種目の王道と言っても過言ではない、2年生男女混合のクラス選抜リレー。シンプルだからこそ実力差が見られるところが面白く、あっという間に終わってしまうほどのスピード感がありました。



大縄跳び(3年生)
男女に分かれてそれぞれ跳んだ後、3本目が男女混合となる大繩跳び。3年生にもなると抜群のチームワークを見せてくれると思いきや、本番の気負いがあるのか、どのチームも意外に苦戦している様子。3分間もの競技時間があっても、一度崩れたリズムを立て直せるかどうかで勝敗がついたようです。



その他 ユニークな種目
会場がアリーナだから実現できた、他校では見たことがないようなユニークな種目が見られました。


優勝したチーム(団)は…ここだ!
レポート取材のタイミングは逃してしまいましたが、「教員玉入れ」「綱引き」「団対抗選抜リレー」を合わせた計13種目がほぼ時刻どおりに終了しました。当たり前のことのようですが、大きな会場になるにつれてタイムスケジュールを調整するのは至難の業になっていきます。中央委員や体育大会実行委員がしっかりと運営したからこそ、安全かつ遅れのない体育大会が開催されました。
さて、総合優勝したのは……赤団です!おめでとうございます。


番外編
体育大会の会場になった武蔵野の森総合スポーツプラザの隣接施設が「味の素スタジアム」です。


味の素スタジアムはJリーグの試合や大型コンサートの会場として広く知られており、調布市のランドマークのひとつとして深大寺エリアと並ぶ存在になりました。日大櫻丘の中でも、いつの日か天然芝のフィールドで活躍しようと夢見ている生徒たちがいるかもしれませんね。