自分たちで育てた野菜を収穫!中学1年生農場実習に密着【エデュスタッフ訪問記】

東京ドーム2.5個分の敷地に充実した施設と最新の教育環境が備わった日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校(以下、日大藤沢)。中学1年生は毎週火曜日、日本大学生物資源学部の学部農場実習地において農場実習を実施しています。編集部では、6月に実施された野菜の収穫作業に密着しました。

大学付属ならでは!広大な農地で行う実習

農作業する生徒たち

日大藤沢の大きな特色の一つが、隣接する日本大学生物資源学部との体験型連携プログラムです。農場実習を行うのは同学部が所有する広大な農場。日大藤沢では同農場内の約1500㎡の農地を使い、生徒たちは1年間をかけて、農地の整地から野菜の苗の植え付け、手入れ、収穫までの一連の作業を行います。この体験を通して、食に対しての学びを深め、自然環境に対する意識を高めていくのです。

農業実習では8〜9人ほどで一つのグループとなり、10班に分かれて作業します。生徒たちが使う畑は班ごとに区分けされ、そこに通年で育てるジャガイモやサツマイモのほか、季節の野菜を育てています。

里芋

生徒を指導するのは農場を管理する大学職員や農場実習同好会、有志の大学生ボランティアです。農業用具の使い方から、植え付け、収穫する野菜の見極め方など生徒たちをサポートします。

炎天下でも元気いっぱい!笑顔あふれる収穫作業

当日は、梅雨期とは思えないほどの晴天に恵まれました。

今回の作業はミニトマト、ピーマン、なす、枝豆、ジャガイモの収穫です。生徒たちは畑に入る前に、大学職員や指導役の大学生から作業内容の説明を受けました。それぞれの野菜の収穫方法だけでなく、ジャガイモは班ごとに収穫量を計測し報告まで行うまでが、この日のゴールです。

説明が終わると、いよいよ収穫作業のため畑へ移動。グループごとに2〜3名の大学生がサポートについているので、まだ畑に不慣れな生徒でも安心です。

収穫前の説明

この日収穫する野菜について説明を受ける生徒たち。朝から30度を超える暑さで、収穫のことだけでなく熱中症の注意も行われました。

畑に向かう生徒たち

自分たちが管理する畑へ向かいます。畑の隣地には同校のグラウンド。この日は学校説明会が行われており、見学の保護者も多く訪れていました。

ミニトマトの収穫

鈴なりに実ったミニトマト。「これ大丈夫かな」と言いながら、赤く熟したトマトを選んでいました。

自分たちが担当する畑に着くと、大学生から収穫するときの注意点について説明。ナスを収穫したら次はピーマンへと、種類ごとに順を追って収穫していきます。この野菜は収穫して大丈夫か、傷がついてしまっているけど問題ないか、といった質問を投げながら手際良く収穫作業を行っていました。

ナスの収穫について説明する大学生

ナスの収穫では、大学生がナスの収穫やヘタの周りのとげに注意するように、と説明。

ナスを収穫する生徒

大学生の説明を受けてナスを収穫する生徒たち。

枝豆は枝ごと引き抜きます。なかなか抜くことができず、四苦八苦する生徒の姿も。

炎天下でも収穫の手を休めることなく、声を掛け合いながら元気よく作業する生徒たち。「虫がいた!」「長靴に土入った!」といった声が上がる中、収穫した野菜が入った籠はみるみるうちにいっぱいになりました。

籠いっぱいのピーマンとナス

編集後記

生徒たちの作業を見守っていた学年主任の保田先生は、「体験を通して学びとることがいっぱいあると思う。また実習は教室とは違う生徒のさまざまな姿や表情が見られるので、我々としても貴重な時間にもなっています」とのことでした。

収穫した野菜はみんなで分けて家に持ち帰ります。ご家族と共に自分で育てた野菜は格別のおいしさでしょう。同校の体験学習では2年次に同じく生物資源学部との連携プログラムの一貫で、大学施設内の食品加工実習センターにて食品加工実習(ソーセージ作り)を食品作りのシステムや安全性を学びます。

体験を通した学びは、座学だけでは身につかない多くの学びと気づきが得られます。日大藤沢だからこそ可能な大学施設での充実した体験学習は、生徒たちの成長を大きく伸ばしてくれるでしょう。

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農作業の様子はエデュログアルバムでも紹介
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