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【2451813】大阪府教育委員会が考えていること

投稿者: 卒業生   (ID:cGnyoXxd.OI) 投稿日時:2012年 03月 01日 20:41

橋下大阪市長の教育改革が日々進められ、大阪の教育はかなりの転換期に今あります。
メディアの注目もそれなりに高く、橋下氏の意見は連日のように耳に入ってきます。

一方、教育委員会側の主張や内部での議論はほとんど外にPRされることがありません。
かなりの部分が闇に包まれているようなイメージをもたれる方が多いのではないかと思います。

私は最近大阪府の教育行政に関心を持ち、「教育委員会は本音ではどういったことを考えているのか」ということを知りたくなりました。
そして調べてみたところ、大阪府のホームページに大阪府教育委員会会議の議事録が載っていることを知りました。
恐らくこの↓ページの存在はあまり広く知られてはいないのではないかと思います。

行き方 
大阪府ホームページ > 教育・学校・青少年 > 教育政策 > 大阪府教育委員会会議

この「大阪府教育委員会会議」の議事録は、かなり恣意的に編集がかかっていますが、教育委員の本音がかなり見えてきます。
例えば私立高校無償化とそれに伴う公立の定員割れなどへの考えは「平成23年8月委員会臨時会議」や「平成24年2月委員会会議」にかなり詳細に出ています。
危機感を抱いているのが伝わってくる部分、ややピントがずれているのではと感じる部分などいろいろですが。

この議事録を読めば、「来年から公立の選抜がかなり変化するらしい」など様々なことが見えます(24年2月会議参照)。
今回、情報の共有のためにスレを立てさせていただきました。
私は大阪の教育行政に言いたいことが幾つかあるのですが、皆さんはこの議事録をみてどう感じられるでしょうか。

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  1. 【2490497】 投稿者: 公立ですから。  (ID:WNfNlqgGbIg) 投稿日時:2012年 03月 31日 00:11

    ><東大・京大・阪大・神大>がメインターゲットなら

    高校の教え方、システムを変えないと意味ない。受験問題の難化より教師の質やカリキュラムを見直して。

    公立中学で履修することから逸脱しすぎの難問が解けても大学入試では役に立たない。
    高校入試で無理しすぎの燃え尽き症候群が入学してきても仕方ない。

  2. 【2493831】 投稿者: 卒業生  (ID:aHXrCrXT3PI) 投稿日時:2012年 04月 03日 12:59

    平成24年2月委員会会議会議録が掲載されました。ここには、全ての問題が含まれているように思います。
    非常に長い議事録ですが、私たち卒業生や教育に関係する人すべてが読んでいただけるよう願います。


    (議事録から、隂山委員の発言) (前略)通学区域撤廃についても、何か決定するときの価値判断の物差しはどこにあるのかということである。教育委員会が決定する場合には、レイマンコントロールとは言いながら、一方で、教育委員会事務局でいろいろ情報を持っていて、最終的には教育的判断、教育行政的判断と言ってもいいが、これをやった結果どういう教育効果があるかということを一応念頭に置いて判断する。ところが、今回の条例もそうだが、その時々の民意という政治的判断によって決定されていく。通学区域の撤廃については、非常に分かりやすいので言うが、府市統合本部の時も、「本当に民意なのか」と聞いたら、「タウンミーティングで6、7割の方が要望されている」と言っていた。それで子どもたちが良くなるとか、大阪の教育が良くなるという話は一切なかった。私たちは、通学区域撤廃が定められた瞬間に、学校現場でどういう阿鼻叫喚が起きるかイメージできてしまう。そういうことがまったく共有されていない。自分自身の経験を振り返っても、ゆとり教育が始まった頃はそれがバラ色のように語られていて、それこそ漢字や計算問題をやる時には保護者から批判された。逆に、教育委員会からはそれほど批判されたわけではなかった。むしろメディアを通じて、「勉強、勉強と子どもたちを追いまくるのはおかしい」と言う保護者が多く、意外に保護者からの批判が強かった。しかし、我々はこれは絶対に必要なことだとして、ある意味、民意に逆らって子どもたちを伸ばしてきた。そうすると、ものの2、3年も経たないうちに子どもが伸びるので、地域の民意が変わってきた。民意というのは、選挙結果がいつも1、2年でころころと変わることに象徴されるように、非常に移ろいやすいものである。そういう移ろいやすいものを基準にして政治的判断が行われ、教育行政が行われるのはいかがなものかと思う。教育行政で一番重要で必要なのは、やはり正しい教育的判断である。一方、これは逆もある。一切民意を入れることなく、「ゆとり」と言って、突っ走って行った教育界の問題点は我々もものすごく感じている。最初は保護者の批判もあったが、一番我々を批判したのは教師だった。なぜかと言うと、教育界とか学校界という閉ざされた社会の中でこれが善だと言って突っ走ってしまうように、教育界というのは非常に閉鎖的で危ないものだと思う。そういう意味では、今回の維新の会から提起された問題は、真摯に受け止めなければいけない。どちらか一方が絶対的に正しいというわけではないが、最終的に民意というのが非常に強く出てくるのは、不安に思う。

  3. 【2493905】 投稿者: OBCD  (ID:vykYmj1tBUc) 投稿日時:2012年 04月 03日 14:27

    卒業生さん

    陰山氏の発言を貼ってくださって大きにありがとう。

    控え目ながら要点を押さえた立派な発言だね。

    民主主義社会を善き社会と容認している以上「民意」を振り翳されたら
    「民意なぞ正しくないことがあるものだ」とは反論しにくい。

    維新の会に限らず、いけいけどんどんの推進派は「民意」を最上のものとして
    「それがほんとうに正しいか」についての思考停止を求める。

    ところが実際は

    通学区域の撤廃について「本当に民意なのか」と聞いたら、「タウンミーティ
    ングで6、7割の方が要望されている」と言うことだった。それで子どもたち
    が良くなるとか、大阪の教育が良くなるという話は一切なかった。(陰山氏)

    こんなものだ。つまり議論を尽くした上でもなく要望として6、7割の賛成を
    もって(積極的に要望しているものはもっと少ないだろう)それが「民意」と
    して一人歩きしているのが実態だ。

  4. 【2493930】 投稿者: 怒られるかな  (ID:NdtYrdfLwvU) 投稿日時:2012年 04月 03日 15:07

    陰山さんは、教育界がゆとり賛美していた頃から、他の教員達からのバッシングに耐えて実績を上げてきたからな。
    教育界が子供に良いとしている事にも、嘘があることを知っている。


    日教組の嘘は、恨まれる。
    ex.地元集中制
    民意の間違いは、選挙民の自己責任。
    ex.民主党政権
    その違いは、大きいよ。

  5. 【2507121】 投稿者: 卒業生  (ID:aHXrCrXT3PI) 投稿日時:2012年 04月 15日 12:30

    次回の大阪府教育委員会会議の日程が決まりました。傍聴も許可されています。

    1 とき
    平成24年4月20日(金曜日)午前9時30分開始
    2 ところ
    大阪府教育委員会委員会議室
    (大阪市中央区大手前3丁目 大阪府庁別館5階)

  6. 【2538878】 投稿者: 卒業生  (ID:F9wmLuZYzAQ) 投稿日時:2012年 05月 12日 13:27

    次回の大阪府教育委員会会議の日程が決まりました。傍聴も許可されています。

    1 とき
    平成24年5月16日(水曜日)午前9時30分開始
    2 ところ
    大阪府教育委員会委員会議室
    (大阪市中央区大手前3丁目 大阪府庁別館5階)

  7. 【2540147】 投稿者: HN忘れ  (ID:PUnfilAakU.) 投稿日時:2012年 05月 13日 15:53

    卒業生さま、いつもお知らせありがとうございます。

    その都度、教育委員会のサイトに議事録や資料を見に行ってます。
    何もできませんが、何が起きているのか知っておくことは大切かと思い、ふむふむと眺めています。

    先日、産経新聞にも出てましたが、この夏までに内申評価方法の方針が決まるようですね。
    橋下さんと陰山さんの考えからすると、絶対評価への移行は折り込み済み。
    26年度からなのか、もっと時間がかかるのか。26年度受験生を持つ母としては気になるところです。

  8. 【2540538】 投稿者: 卒業生  (ID:F9wmLuZYzAQ) 投稿日時:2012年 05月 13日 22:55

    見ていただいて、ありがとうございます。

    私は今直接教育に関わっているわけではありませんが、少しでも良い環境で先生生徒が学びを行なって欲しいと思っています。
    府立高校で私が学んだ日々に得たことは少なくありません。先生方に教えていただいたことも多かったと感じております。ですから、何かにつけ専ら学校現場に批判の矛先が向いがちである昨今の報道のあり方に違和感を感じている面もあり、その認識を少しでも変えたいとの思いもあり、このようにしております。

    産経新聞の記事は私も読みました。
    絶対評価と相対評価は難しい問題ですね。評価というのは古くて新しい問題で、どのような形式を取るにせよ一定の問題が生じるのは仕方のない面もあります。
    26年度の入試まで残された時間はそう多くありません。委員会側も「学校現場に混乱をもたらしたくない」という認識ですので、そこまで大混乱にはならないかと思いますが・・・。
    お子さんの入試が良い結果になることを願っています。

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