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【321122】広大附属福山について

投稿者: PL   (ID:2z31XPUDZMo) 投稿日時:2006年 03月 10日 22:47

1996年に附属を卒業した者です。
内部生と外部生の学力差、レベル差について話題になっていたので、コメントさせていただこうかと思います(何分10年も前の話ですので、状況は変わっているかとは思いますが、在学していた者の意見ですので、多少なりとも真実性があるかと思います)。
まず、4年生の段階では、全体感として明らかに外部生のほうがレベルが高いということは間違いありません。附属は非常におおらかな校風ですので、内部生はかなりのびのびと生活してきています。普通は高校生がするような遊びをしていて、ある意味非常に垢抜けて大人だなぁという印象がありました(ちなみに私は外部入学組)。当然、激しい受験勉強を潜り抜けて入学してきた外部生とは明らかにレベルの違いがありました。
それが5年、6年と進級するにつれ、内部生のレベルが上がってき、受験直前の段階では全体的には内部・外部がバランスのとれた構図になっていたように思います。内部生も地頭はよいことに間違いはなく、最終的にはTOP10の顔ぶれとしては、概して外部生7対して内部生3という構成だったように思います。
附属は、授業の進行速度に関しては、ごく一般的な公立高校と差はないと思います。ただ、各教科とも、非常に個性的な教官が多く、学者肌的なノリでかなり深いレベルの授業が行われていた記憶があります。それが必ずしも大学受験に適応している内容の授業かといえば微妙なところですが、ただ非常に知識欲をかきたて、またそれを満たすに充分な質をもったものであったことは間違いありません。
繰り返しになりますが、校風は甚だ自由です。自らを律することのできる人間にとっては、これほど素晴らしい環境はないと思います。ただ、意思の弱い人間に対して学校側が手を差し伸べてまで進路指導にあたるというようなこともまたありません。事実、外部入学組の中にも県内レベルの私大にしか進学できなかった人間がわずかながらいました。また、内部・外部問わず、附属の生徒は決してみんなの前では‘やっている’姿は見せません。見えないところで努力を重ね、結果を出していく人間ばかりです。意思の本当に強い人にこそ、この学校は名門たりうるのではないかと思います。
以上、参考になるかは疑問ですが、一卒業生としての私見でした。長文失礼しました。

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  1. 【321558】 投稿者: 白梅  (ID:kdodjszbFaQ) 投稿日時:2006年 03月 11日 14:04

    とても参考になります。ありがとうございます。

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