選曲迷子｜掲示板スレッド

私自身は子どものころ習ったピアノを大人になっての再開組です。
再開してすぐの若い頃はショパンのバラードやベートーヴェンの後期ソナタが弾きたくてちゃんと弾けもしないのに挑んでおりました。
いま、レッスンではショパンのエチュードやブラームスやラフマニノフの易し目、ゆっくり目の曲を弾いています。

これまでに弾いてずっと弾ける様にしておきたいと思ったのは
ブラームスの１１８-２の間奏曲
ブルグミュラーの１８の練習曲（全曲いつでも弾けるようになりたい）

ブルグミュラーは子どもっぽいですかね・・・

何十年か、弾きたい曲を気ままに弾いてきました。
選曲については、今の師に習ってからは、師と私の双方から候補を出して相談して決めています。

ベートーヴェンの後期ソナタ、ショパンのバラードは、音大生にも難しいと思います。

私はショパン苦手なのですが、思い立ってバラード弾き、破綻しました。

ベートーヴェンの後期は、傷だらけの演奏だったけれど、28番、31番、32番とレッスンしていただきました。28番を大きな有名ホールで弾いたこと、32番を一年かけて丹念にレッスンして戴いたことは良い経験でした。

バッハから近現代まで規則性なく取り組んできました。つい数年前まではいわゆる難曲にも取り組みましたが、辛くなってきて、あまりメカニックに無理の出ない、芸術的に高度な曲、という感じで選んでいます。

ドビュッシーの中後期
映像I 映像II、練習曲

バッハ
パルティータ、フーガの技法(実は無茶難しい)

など。

コロナで室内楽から少し遠ざかっていますが、再開したいです。

今後は、バッハの舞曲系、ハイドンのソナタなど、少し世界を広げられればと考えています。

ブラームスの後期、いいですね。

今、興味があって、ぜひ弾いてみたいのはカプースチンです。
最近、クラシック界で大きな話題ですよね。

カプースチンさん亡くなったの知らなかった。残念です。

カプースチンは、今はピアニストの川上正裕さんが有名で、精力的な演奏し紹介普及活動もしていますね。
カプースチンの魅力にいち早く気付き、彼自身に手紙を書いて手書きの譜面のコピーを送ってもらい、彼を日本に紹介したのは、東大ピアノの会出身の某氏です。検索すれば出てくるかも。

アマチュアでも立派な活動をする人も居ます。

ピアノの名曲は数多く、難曲がいいというわけではないし、
どんなに易しく見えても、自分で完璧と思えるように弾くことは難しいですね。

おそらく素人ピアノ弾きさんと私では天と地ほど技術の差があるのでしょう。
それでも年齢を重ねてきて、メカニックより芸術性へ舵を切ると聞いて嬉しく思いました。

私も先生と相談しながら選曲します。私でもがんばれば弾けそうな曲が山ほどある中で、逃げてるような気もして、ちょっと迷っていたのが吹っ切れるかも。

１人で完結してしまうピアノから室内楽へ向かう人は多くはないですがもったいないなと思います。
最近夫が管楽器を吹き始め、伴奏することで久しぶりに合わせる楽しさを味わっています。上手い下手では語れない楽しさがそこにありますね。

連弾もやりたいなと思いますが、ソロだけで手一杯というお友達が多いこと、技術的な差もあり・・難しいなと思っています。

カプースチン、おしゃれで現代的でカッコいいですね。
私にはとても出が出せませんが、以前サークルのお友達で弾く人がいたんです。
楽譜がなかなか手に入らないと言っていました。

手が出せない曲と言えば、ファイジル・サイのトルコ行進曲。
これも素敵ですね。