「この世界の片隅に」｜掲示板スレッド

最後、球場で節子さんがおじいさんに「おりんさん、来てる？」と聞いたような。
私の聞き間違いかしら？
節子さんがすずさんに会いにいきましょうと言って、球場に行ったって事はすずさん、まだ、生きてる？
誰か教えて下さい。

あと、すずさんは自分の子供は産まなかったのでしょうか？

球場の場面ですが、

節子さん：もう来とりますか？
おじさん：おりんさるじゃろ、いつものとこに

スタンドで応援していた白髪の女性は、すずさんかもしれませんね。そこは視聴者の想像に委ねられたのかもしれません。

太平洋戦争を経験している節子さんの年代の方が、今もこの日本で暮らしている。戦争を教科書の中の出来事としか思わない若者に、現代パートを入れることで、まだそれほど遠い昔ではないんだと感じて欲しい。そんな願いが込められていたのかなと思います。
もう一度原作も読み直して、ドラマも初めから見てみたいです。

ミサイルではなく機銃掃射ですね。第二次大戦下の米軍でミサイルは実戦投入されてません。

原作は読んでないのですが・・

松本穂香さんのふわっとした雰囲気と、松阪桃李さんの不器用な優しさがこのドラマの中心となり、終戦間近の悲惨な状況の中でも家族や近所の人々がみんな強く優しく健気に生きていて、絶望から一歩踏み出して歩きだそうとする勇気を与えてくれるドラマだったと思います。

たとえば度重なる空襲のシーンとか、はるみちゃんの死とか、広島のお父さんお母さんの最後とか・・もっと克明に描いて戦争の悲惨さを強調することもできたかもしれませんが、演出として必要最小限に抑えていたような。　逆にそのことによって、当時の人々が正確な情報もないまま手探りで、ただ人間の生命力と助け合いで力強く生きてきたことが良く表現されていた気がします。

すずと周作が引き取った孤児も、あんなふうに実のお母さんと一緒に被爆？してしまったら体に影響があるのでは・・と思ったりもしましたが、そのあたりも描かれてはいませんでした。　径子がはるみちゃんの服を孤児（節子）にあてがった場面では涙があふれました。

最後、カープを応援する白髪の老婦人はすずさんなのでしょうか？？
（もしご存命だとしたら、もう９3歳くらい？　ありえなくはないですね）

>>「すずさんは存命でカープ女子」という設定は当然原作にはなく、劇場版にも登場しない。劇場版の片渕須直監督が舞台挨拶の際に「すずさんはいま91歳。いまも元気に広島カープの応援していますよ！」と発言したものが元になっている（2年前の発言なので現在は93歳）

原作では水原さんは亡くなってしまうのかしら？

ドラマでは最後の最後に生還され海辺で涙を流しながら叫ぶシーンがありました。　生きていてくれてよかったと思いました。

>あと、すずさんは自分の子供は産まなかったのでしょうか？


妊娠しているかも？と助産院に診察に行ったが、残念ながら栄養不足で月のものが遅れていただけだったというシーンがありましたよね。
それ以来、すずは薄々こどもを諦めていたのではないでしょうか。
また最終回で、すずが「この広島でよう生き残ったね」ではなく「生きとってくれんさったね」と節子ちゃんに語り掛けていましたが、生まれてきたばかりの子に「よく生まれてきてくれたね」と語りかける母親と重なりました。　節子にお母さんと呼ばれた瞬間に　すずは母親になったのですね。

広島の方にとってカープは復興のシンボルなのだそうです。