樹木希林さん、大好きでした。｜掲示板スレッド

テレビ番組の板に立てましたので、沢山のドラマや映画に出演された方でしたから、そういう話題を共有できればという思いがありました。

大腿骨骨折がなければなあという話題もあっていいと思いますが、独居老人の現状とかまで話が及ぶと、もうそれは趣旨が違うと思いストップをかけさせていただきました。映画やドラマの話など書き込める状態ではありませんでしたから。

大切なお話ではありますので、これをきっかけに介護板あたりにスレを立てて議論していただいた方がいいのかなと思います。

闘病中だというのは知っていましたが、最近までやつれた感じも無くお仕事なさっていませんでしたっけ？
癌だといっても、完治はしないものの共存というか、ほどほどの状態で長生きなさる方もいらっしゃると聞いていたので、希林さんもそうなのかなと思っていました。
だから亡くなられたという報道にとても驚きました

私も祖母を、大腿骨頸部骨折手術の一ヶ月足らずで亡くしました。
樹木希林さんもつい最近までトーク番組でも何回か拝見していましたので、大腿骨頸部骨折手術の報道を見て戦慄を覚えました。
手術の是非は別スレで議論するべき件だとは思いますが、手術の合併症が樹木希林さんの命を奪ったとしたら悔やまれてなりません。

樹木希林さんは潔い印象ですが、ご自分の体調をよく観察し特別な治療を選んで受けておられ、その実誰よりも慎重であったと思います。
全身癌だと言いながらも嘘のようにお元気そうでいらっしゃることができたのも、ご本人の研究と尽力の賜物だと。

それなのに大腿骨頸部骨折をして、きっとご本人の意思が及ばぬところで手術がなされ、他愛なく命を落としてしまわれました。

私の祖母もそうですが、亡くなった本人はこんなつもりじゃなかったと…言っていると思います。

今日は朝からどの局も樹木希林さんのことを時間を割いて特集していました。直接の死因はご家族が公表されていませんが、きっかけは骨折であっただろうと思います。ただ手術が悪かったかどうかは分かりません。

手術後に希林さんは２つ自筆のコメントを出していらっしゃいました。１つは映画の試写会の挨拶に登壇できなかった代わりのコメントで、震える手で書いたであろう字とイラスト。もう一つは高円宮妃殿下がいらした試写会に出られなかったことに対する妃殿下へのご挨拶。あれを見ると声は出なかったようですが、意識はしっかりとされていたようです。

最後の望みは畳の上で、ということのようでした。
ご自身で公表されていたように転移が13ヶ所にも及び、骨折で弱っていた身体の状態のバランスが崩れたのかなと思いました。主人の祖母もベッドから落ちて骨折。それから3ヶ月ほどで逝ってしまいました。手術はしていません。寝たきり状態は身体をかなり弱くしますね。

「ムー」シリーズ、好きでした。高校生の時に再放送で観てはまりました。
それと、フジカラーのCMも好きでした。

林檎殺人事件もいいですが、個人的には、昨日の報道で、「おばけのロック」(正式なタイトルかは怪しいですが)の映像が観たかったです。

芸能人に対してこんなに残念な思いをもったのは、はじめてかもしれません。そのくらいショックです。魅力的な女優さんでした。ご冥福をお祈りいたします。

こんな記事を見つけました。
5月のインタビューの時点で以前とは比べられないくらいに全身に癌が広がり、もう覚悟は決めていらしたようです。7月のインタビューでは10㎏痩せたとも。


朝日新聞デジタルより引用


　「今日までの人生、上出来でございました。これにて、おいとまいたします」


「最低限のお金と友達。この二つがあればなんとかなる」樹木希林さんの言葉
　今年５月の朝日新聞連載「語る　人生の贈りもの」の最終回。樹木希林さんはこう締めくくった。取材の初日に２枚の検査写真を見せられた。２年前とは比べものにならないくらい、がんが全身に広がっていた。
　「この写真を見て、あなたの記事がどう変わってくるか」と問われ、身が引き締まる思いになった。樹木さんは歯に衣（きぬ）着せない発言で知られる。「舌禍事件を随分起こしてきた」と笑っていたが、それは仕事に対し、自分にも他人にも厳しく臨んでいたからだろう。
　自分の出演作に関するインタビューでも、発言は容赦がなかった。記者がある場面を褒めると「あの演出は全然駄目よ」とよく叱られた。そして、なぜ駄目なのかを丁寧に説明してくれた。自身の演技も自然体の天才肌のように見えて、実はすべてが論理的に考え抜かれたものだった。
　樹木さんは自分の過去の業績を語ることを好まず、自伝などは残していない。だから、本紙の連載はきっと最期を覚悟して受けてくれたものだったと思う。ただし、取材の間は終始淡々として、語りはいつものように面白おかしく、表情はすがすがしかった。「上出来」というのは間違いなく本心からの言葉だった。（編集委員・石飛徳樹）

私も「ムー」「ムー一族」を欠かさず見ていました。
HNを考えるときに、お化けのロックも浮かんだんですが、林檎殺人事件の歌い出しの歌詞を思い出しこちらにしました。お化けのロックの映像見たいですね。

フジカラーといえば、岸本加世子さんとの掛け合いが絶妙で年末の新作が楽しみでした。フィルム写真からデジタル写真に移行して、いつの間にかなくなってしまいましたね。年賀状自体、出す人も枚数もどんどん減ってしまっているようで、風物詩というものが消えてしまいそうです。

誰のファンですか？と聞かれて、樹木希林さんですと答えるほどのファンではありませんでしたが、樹木さんの出演されるドラマや映画があれば「あ、観に行きたい」と思い、ほぼ全部観ていると思います。
あー、もう観られないんだなあという、しみじみとした悲しさというか寂しさというか、惜しいというか悔しさというか、そういう感情が起こっています。

浅田美代子さんが1ヶ月間ずっと側についていたそうです。「日日是好日」が遺作かという思っていましたが、浅田さんが主演、樹木希林さんプロデュースの「エリカ38」が遺作のようです。ご自身持ち込みの、浅田さんを主演に指名した映画で、ほぼ完成している状態だそうです。どの映画が遺作になるか分からないと仰っていましたが、ちゃんとご自身で撮ってらっしゃったんですね。

最後まできちんと始末された方でした。