女子美の中高大連携授業
早慶の理工学部の立ち位置について
長文お赦し下さい。
2019年度受験で、息子が慶大理工・薬、早大先進理工、理科大理学部に受かったものの、東大理1に落ちてしまいました。開示によれば、合格最低点より10点以上足りなかったので、結果には納得しています。
西日本の地方の公立高校なので、成績上位の生徒の多くは、京大、阪大などの国立を目指しますが、本人はとにかく東京志向で、結局慶大の理工学部に進学しました(後期は九州大理学部に出願していましたが、受験せず)。
私立については親も含めて不勉強で、ウチの息子は高3から理系に転向したこともあり、「最高峰の国立には落ちたけど、有名な私立大学に進学できたのだから、まあいいじゃないか」と思っていました。
息子が通い始めてから、こちらのサイトをはじめインターネットで情報を見たところ、
① 早慶は地方旧帝大以下
② 文系ならまだしも理系で早慶に行くのは負け組
というような記載が多数ありました。
あらためて考えたのですが、①については、早慶の理工学部は、ほとんど専願はなく、東大落ち7割、京大・東工大落ちそれぞれ1割、その他国立落ち1割などと聞きますし、息子の体感的印象もそのようなもののようです。息子は模試では東大の合格判定がA~C、東工大はほとんどAでした。おそらく東大・京大を除く地方旧帝大は東工大よりも偏差値が低いように思います。東工大と早慶の理工学部の合格偏差値はほぼ同じなので、合格者の最低レベルは同程度だと考えられますが、W合格の場合はほとんど東工大に行くので、合格者の平均レベルは東工大の方が高いことは理解しています。地方旧帝大と早慶のW合格では、最低レベルは早慶の方が高いようですが、多くは旧帝大を選ぶそうなので、合格者の平均レベルにそれほどの違いはないのではないかと思います。
あと②です。早慶というと「人数が多い」印象ですが、旧帝大の理学部・工学部の1学年当たりの定員が1000~1500人なのに対して、慶大理工は930人(全学部計6500人)、早大理工は1700人(同10000人)と少ないのです。また、文系学部はその気になれば多数併願できるのに比べて、理工系の場合、早慶はそれぞれ1回ずつしか受験の機会がないため、運頼みの合格は難しいにもかかわらず、文系学部よりも評価が低いことが残念に感じます。
長々と書いてきましたが、「東大残念ながらも、理転までして早慶の理工学部に入ったのに、社会的評価はずいぶん低い」ことに驚いています。
実際合否結果を高校に報告に行った際も、これは地方ということもあるでしょうが、後期国立を受験しないことを告げた時点でろくに相手にされず、早慶のいずれを選択したのかすら聞いてもらえなかったそうです。
息子は、親に多額の学費を払わせていることに多少申し訳なさを感じているようです。
あらためて早慶の理工学部に進学するメリットをご教示いただければと存じます。
理系学部では様々な機材が必要になりますが、どれもこれも本当に高い。何気なく使ってる部品は20万円以上しますし、1億円超える機材を1つの実験で何台も使います(毎年維持費もめちゃくちゃかかる)。
また今は理論系の研究室でも、成果は高性能なコンピュータのモニター画面から生み出されますので、研究室内にどれだけ高度なシミュレーションが可能なコンピュータがあるかで、その研究の成果や進行スピードは決まります。
理系は特に設備ありきなところがあって、「この設備があればこの実験ができる」、「この機器があればもっと正確な値が出る」研究の内容は道具で決まります。
どんなに良いアイディアがあったとしても、それを実行できる道具がなければ実現できないのです。しかも、機材は一台で一億円を超えるものが多い。
そんな高価な機材を卒論や修論、学会発表のために何台も使うのです。(私大では論外。)
また問題になるのが使いたいときに使えるかということです。使いたい機材が1週間待ちの状態では研究が進みません。私大は国立大学の倍以上に学生数が多いので、使いきれないという問題も出てきます。




































