MARCH附属高｜掲示板スレッド

ちょっと古いですが、MARCH附属高（高入）出身の者です。

>子どもの限界は分かりませんが、附属で友人に囲まれながら有意義に高校生活を送ってもらいたいと思う様になりました。

附属といっても私立なので幅広い地域から生徒が集まってくるわけで。
よほど「健全で活発な」クラブ活動に恵まれれば有意義な高校生活を送れるかもしれません。
しかし、そうでなければ友達と遊ぶにもお金が必要ですし、バイトに精を出すか？ヒマヒマ地獄に陥るか？
あまり良いことはないと思います。
大学受験という明確な目標があって、勉強に勤しむ高校生活のほうがよほど有意義のような気がします。


>が、上位都立の説明会へ行っても現役合格はMARCHが多いのも事実(ゴールが一緒の可能性が高く)少し迷っています。

ゴールは一緒ではないのですよ。「学部学科」が選べるのは受験生の特権です。
同じＭＡＲＣＨでも例えば「法学部法律学科」と「文学部仏文学科」では雲泥の差です。
後者の友人は、早くからまともな就職はあきらめ、「市役所」に入るために「公務員試験勉強」にせいをだしていました。
内申総合点で学部が決まるので、数学が苦手なのに「経済学科」に進んだような人も苦しみますね。

全入り推薦ではない学校の場合、落ちこぼれる（推薦からもれる）ともっと悲惨です。
「夜学部」へ現役でいくか？「２浪して数段格下の大学へ進学するか？」の２択でした。
そもそも高校の授業が大学受験で要求される内容からあまりにかけ離れており、
「外部受験などまったく不可能な頭脳」になってしまいます。

入学時は全員が「看板学部に入れる！入るゾ！」と思っています。
定期テストを繰り返す度、自分のポジションが固定化してきてやさぐれていきます。

かくいう私も、高２時点で看板学部に入れるか否か？微妙な立ち居地でしたので、
父親と泣きながら大喧嘩して、温情で「河合塾」に１年間通わせてもらいました。
附属高の学費はただでさえ高いので、両親には大変な迷惑をかけたと思っています。
正直、、高３からの予備校通いでは授業の内容がチンプンカンプンなことも多く、
どの程度力がついたのかはわかりません。
ただ、自宅でも必死に定期テスト対策に取り組んだこともあって、
なんとか看板学部にはいることができました。

とないえ、河合塾では「模試」を受けていましたので、客観的な自分の実力、すなわち「偏差値」は
認識していました。
科目によっては７０超えもありましたが、全体でいえば、外部受験合格など到底かなわない
偏差値だったのを覚えています。

まあ言いたいのは、附属高は決して「天国ではない」ということです。
私も入る前は天国を夢見ていました。
実際はリスクでいっぱいです。

もう一度人生をやり直せるなら、私は間違いなく「進学校」を選択します。

ご卒業生さま
詳細、有難うございます。
私の書き方悪く、附属進学で安心、のような印象を与えてしまいましたらお詫び致します。附属の友人多く、内部進学のお話、直属や系属の違い、学校法人が違う学校もあることは存知あげているつもりです。

私自身は高校からそこそこの進学校へ進みましたが、結局は附属生のいる大学へ入学しました。所謂外部生でしたが、内部の方と仲良くなり今も交流はあります。自身は高校入学時のテスト順位は上位でしたが、卒業時は真ん中位。受験終わってすぐ受験という環境が、私には合わなかったかもしれません。勿論、お出来になるお子さんは高校から進学校が良いかと思いますが、私自身は進学校にいけば当然のように、国公立、早慶上智は当たり前という風潮には懐疑的です。学校にもよりますし、本人の性格や学力も大きいですが、実際は1年目浪人、2年目にどこになるかというケースも多いかと思います。

これ以上は各ご家庭の判断だと思いますが、MARCHで良いならという表現される方もいらっしゃいますが、実際はそのあたりになってしまう層がすごく多いかと。その判断をどこでするか違いはあれど、判断した時に附属が選択肢に入ってくるような気がします。

皆さまの貴重なご意見は参考になります。ありがとうございます。
引き続き、各校どの様に選ばれたかお話頂けると助かります。