素敵なオバサンを見たことがない｜掲示板スレッド

数年前、娘の小学校受験準備の為に何回かお邪魔した、東洋英和の保護者のお母様方は素敵なマダムばかりでしたよ。お蝶夫人（古いか　（笑）のような巻髪、すらりとした紺のワンピ姿。世界が違いました。あ、オバサンとはいえないよね。

デパートでコートのセールを見ていたら売り場の主みたいな70くらいのお姉さまに声をかけられました。
「あなた絶対これ似合うから着てみて！」とシープスキンの黒いコートを勧められました。着てみたら私のために作られたように似合う！

でも欲しかったのは黒いカシミアのコート。それを言うと
「そんならそうと言ってくれた方がこっちも助かるのよー。」と言いながら次々と良さそうなコートを見せてくれました。
言葉遣いはタメ語だし、なんだか魔女みたいな容姿。でも、勧めてくれるものが全部本当にぴったりでした。1番高いコートは20万のセーブル混のコート。柔らかくて軽くて手触りがサイコーによかったけど、
「これはまだ早いかもね。私の娘だったらこっちを薦めるわね、こっちの方が似合ってるし。あ、ごめんね、私はっきり言う方だから。だって素敵な似合うものを着て欲しいじゃない。」
と、12万円のコートを勧められました。私もそれが1番しっくりきたのでそれにしました。

なんだか全然嫌な感じがしなくて、お母さんに服を選んでもらったような気持ちになりました。

最近の服屋さんではファストファッション風に声をかけない、勧めない、、、という店も多いし、実際何を聞いてもはっきりと答えてくれないことも多いけど、言葉は悪いけど親身になって1番似合うものを選んでくれた店員さんに尊敬の念すら覚えました。

素敵な働くお母さんだなーと思いました。またあそこへ行って今度は違うものも選んでもらいたいなーと思いました。

出来る人は素敵です。

そういう洋服の選択眼とか、何か優れたところがある人は、素敵ですねー

「出来る人は素敵です」って本当にそうですよね。アラフォーですが、今言われて一番嬉しい言葉って「仕事出来るね」です。職業としてだけではなく学校の役員とかでもいますよね。素敵な出来る人。

伊勢丹新宿店紳士服売場のベテラン販売員だった女性。就職したときに母に連れて行って貰ってオーダーメイドして以来通っていました。
ご年配なのにいつもそのシーズンのトレンドとか教えて下さり、勉強になりました。
アラフォー近くになって結婚が決まり、記念にスーツ作りに行ったら、わが事のように喜んでくれた。嬉しかったなあ。
ある日売場に行ったら、亡くなられた、と。庭の草むしり中に急に逝かれたそう。悲しかった。
自分にとっては、素敵なオバサマでした。

近いので、食料品なども新宿ISETANによく行くの
ですが、こちらには素敵なマダムがいますよ。
がちがちにかっこつけてなくて、抜け感があり
自然体で、きらきら輝いて生活している感じ。
勿論、立ち居振る舞いは優雅でエレガント。
ファッションは、甘辛を上手くバランスとってる方。例えば、明るく派手な色や可愛い色の場合はデザインは、辛口にしている。トータルで辛口なら、小物は
甘め。ヘアスタイルやメイクや顔立ちが甘いなら
服装はすっきりまとめるとか。上から下まで甘々の
方を見ると、若作り一直線過ぎて引いてしまいます。
ISETANに行くと、参考になるマダムはいます。

どなたかが、第二次性徴の思春期に対して更年期は思秋期と書かれていました。
小学生が女性未満なように、更年期以降は女性以上？の存在に変わっていくのではないでしょうか。

20代や30代の女性と比べて美醜を語るのは、意味が無いように思います。
花が枯れて種になっていく過程を、もう花ではない無駄だと揶揄するよりも、種の実入りに目を向けてみませんか。

種の実入りねー。
素敵な考え方ですね。

実のぎっしり詰まった種になりたいものです。