原子力発電所を廃止するという選択が出来る時代になりました。｜掲示板スレッド

バイオマスもエネオスも、二酸化炭素出しまくりなんですけどねw。
電気代が安くなるメリットはありますが、環境を語る資格はないかと思います。

2016年4月から始まったのは、電力の小売「全面」自由化です。
これ以前に、電力需要の3分の2を占める契約電力50kW以上のお客は自由化されていましたので、残りの3分の1が新たに自由化になっただけです。

ですので、この4月から劇的に変わったと思うのは間違いですよ。
大口の産業用のお客は、それ以前から、原子力であろうが何であろうが、安きゃいいんです。
マスコミも、そういう点をまったく伝えないのがおかしい。

枯渇しそうなウランをウラン鉱山から切り出して、それを何度も何度も精製を繰り返し作った燃料を核爆発させて電力にし、その暴走を制御する為に、常に冷やし続けなければならない事、その全ての工程の為に、どれだけ二酸化炭素を排出するか、そして例え停止しても気が遠くなるくらい長い年数冷やし続けなければならないか、決して明らかにしません。
あと、核爆発を起こす燃料を冷やす為に、一体どれだけ海を温め続けているか、だんまりです。
そして、事故が起こったら？
原発なんて日本だけでなく、全ての国でやるべきでは無い事は明らかです。
中国、インド、何とかスタン、どこの国でも事故が起これば、偏西風に乗って、日本に驚異的な汚染が広がります。

原子力ではありませんが、プラント関係の仕事をしています。

＞核爆発させて電力にし、その暴走を制御する為に、常に冷やし続けなければならない事、その全ての工程の為に、どれだけ二酸化炭素を排出するか

冷却に必要な発電所内動力（ポンプを駆動するモーター、各種制御装置など）は発電した電力で賄っていますよ。すなわち発電機から100の電力が出るとして、その内の10ぐらいを発電所運転用の電力に回しています。従って、発電所を運転する為に化石燃料はほとんど燃やしていません。


＞あと、核爆発を起こす燃料を冷やす為に、一体どれだけ海を温め続けているか、だんまりです。

環境に影響が出ないよう、冷却水入口温度と出口温度に規定が設けられています。火力発電所も同様です。

トイレのないマンション、という表現に衝撃を受けました。そこまで言われては、あきらめざるを得ないのだなと理解できました。

有る人と無い人が居るように思います。
理解力が有れば、原発がいかに非効率で危険で時代遅れの機械で
その上で、処理法さえわからない厄介で危険な核のゴミを未来の人類に押し付ける
悪魔の発電方法だと、すぐにでも分かるのですが…。

うちの小学生でさえ、ちゃんと理解できて、当然ですが原発嫌いです。

＞ 多くの人口を抱えた首都圏でも、この五年余り、原子力発電所が全て停止したままでも電力は足りてます。もちろん夏場のピーク時を含めてね。

上記についても、電力が足りたのは以下の理由からです。

①緊急ガスタービンの設置（例：東電鹿島・千葉・大井・横須賀 他）
→千葉など一部は常設のガスタービンコンバインドサイクル発電所になってます。

②休止中だった老朽火力発電所の再稼働（例：東電横須賀）

③震災前から計画されていた火力発電所の運転開始（例：東電広野6号・常陸那珂2号・川崎2号）

④火力発電所定期点検の繰り延べ


②④は故障のリスクが高く、大型火力発電所が同時多発的に故障すると電力供給は危うくなります。

火力発電所の事故の大きさと原子力発電所の事故の大きさは、比べるまでもありません。

フクイチ周辺には、あと何十年、何百年、人が住めないのでしょう？
フクイチを永久停止し危険でない物にするために、あと何百年、いやあと何千年かかりますか？
どれだけの費用がかかりますか？
どれだけの人が投入されますか？
どれだけの人の健康が脅かされますか？
事故後に現場で指揮を取った吉田所長は、体調を崩し、あっという間に亡くなってしまった事を忘れてはいけません。