女子美の中高大連携授業
立派な戒名を望む舅
夫の両親と同居しています。
この不景気で収入が下がっている中で教育費の負担が重いサラリーマン家庭です。
夫の両親はいい人たちで、孫達もたいへんかわいがってくれており、なんとか円満に同居できていることに嫁として感謝もしています。
幸いまだ介護は必要ありませんが、これまでずいぶん世話になっているので、そういうことになれば家族総出でがんばるつもりです。
でもこれだけは嫌なのが、お寺の檀家役員をしている舅が立派な戒名を望んでいることです。
うちのお寺では、檀家役員が亡くなったときは「院」のついた立派な(高い)戒名をつけていただけるそうなのです。
役員本人のときはタダで(本来なら高い)立派な戒名をつけてもらえても、配偶者はバランスをとるために同じクラスの戒名を本来のお布施でつけてもらわないといけないそうです。
仮に姑のほうが先でも、舅は役員という対面上やはり姑にも自分と同等の戒名を望むと思われます。
そうなるとお寺の寄付やその他の法要などすべてハイクラスな金額をお包みしなくてはならないシステムです。
檀家役員というと舅はステイタスのように思っていますが、お寺のお商売のいいカモにされているように思えてなりません。
何代も続いてはいる家ですが、舅自身の資産は今住んでいる小さな土地だけで、預貯金はお葬式代くらいでしょう。(ちなみに家は主人の名義です)
要するにただのサラリーマン家庭の我々夫婦には後年度負担が過大なのです。
これから先、介護が必要となったときの費用。
今は良好な関係でも、介護相続で関係が悪化するケースも多いと聞く兄弟。
私たち夫婦自身の老後。
それらを考えると、とてもお寺にムダ遣いしたくないのが本音です。
でも嫁の身で舅姑が亡くなったときの戒名の話なんてできません。
そんなこと言ってないで、せめて主人とは今のうちに話し合っておかなければならないのでしょうか。
なんだか、ちっとも考えがまとまりません。
取りとめもなく長文失礼いたしました。
たくさんの方のご意見を伺いたく、どうぞよろしくお願いいたします。
友人の実家がお寺です。ぶっちゃけな話がいろいろ聞けたのでご参考になればと思います。
そのお寺は、近所でも評判のいわゆる良心的なお寺で宗派は浄土宗です。
まず戒名ですが、総代のみ自動的に居士の院号がつくそうです。その奥さんも自動的につきます。お金は発生しません。
院号がつく理由ですが、寺に奉仕(お金のことではありません)している事が重要なのだそうです。総代は相談役として寺に大きな貢献があるとして、阿弥陀様に近い弟子である証として院号がつくのだそうです。
他に総代以外の人が院号がつく条件は授戒という何年かおきに催される行事に参加することだそうです。
盆、彼岸などの寺での行事に参加していることも功徳を積んでいるとして院号ではありませんが、それなりの戒名がつくそうです。
友人(正確には友人の父上)が言うには本来のこの考え方からすると、功徳も積んでない人が、戒名だけ立派なものを求める事は非常に失礼であり厚かましい行為であるのだそうです。
しかし最近は、寺のほうからお金をだしていただければ院号つけますよ、と先に打診する場合もあるそうで、友人はこの場合は寺が悪いと言ってました。ただ亡くなった方がそれなりの肩書きのあった人や、亡くなった当人に功徳が無くても先祖代々立派な戒名がついている家系の場合は、住職が先に院号をつけますかと聞く事は友人寺でもあるそうです。その理由としては何の打診せず普通の戒名をつけてしまうとほとんどの場合改名してほしいと言われるからだそうです。
ただ功徳の代償としてお金が発生するとのこと。あくまでも院号=金の図式ではなく、本当の意味で寺に貢献があった人と釣り合いを取るために寄付として頂くそうです。
「寺の役割とは、今現在生きている人のご先祖様の弔いをしたいという気持ちに寄り添って、その手助けすることであり、施しを受けてお経をあげさせて頂く事。これに尽きるといってもいい」
これは友人の父上のお言葉ですが、寺との関わりの参考になるヒントが凝縮されているように思います。
普段から寺との付き合いが無い人に限って、葬式、法事などにいくらお金が掛かるのかということばかりがメインになってお布施を出すということにどんな意味があるのか、檀家とはどういった役割があるのかという事がおざなりにされて、安くで済ませればそれで良しとされる。このような人たちからはご先祖様を弔う気持ちが感じられず、寺の立場からするとどのように寄り添っていけばよいのか非常に悩むところなのだそうです。
お布施料などがいくらになるのかは住職に直接尋ねるよりは親やご親戚の長老などに尋ねて、その家系の考え方を知ったうえで出来る範囲で構わないとのこと。家計が苦しく常識外の小額になる場合は直接住職に率直に相談すれば、大概受け入れてもらえるのだそうです。ただその場合においても普段から付き合いがないと、寺としても信頼のおける人なのかどうか判断しづらく、やはり付き合いが大事なのだということ。本来、お布施などはそれぞれの家の経済状態のニーズに合ったものであったのに、最近は親子で関わりが薄くなってきていることから、考え方が受け継がれていないので逆に檀家自身にとって不便になってしまっているのでは、と友人は言ってました。
ですがやはりお布施料など一律の高額な金額を提示してくる寺もあるのは事実。ちなみに私の実家の菩提寺はこのシステムでした。寄付にいたっては家によってランク付けした一律の金額を提示してきて親がさすがにキレてました。
私は一人娘なので実家は誰も後を継ぐ人がいません。ですのでその菩提寺とは縁を切りたいのですが、とんでもない金額をふっかけられそうで実行に移せそうにもありません(泣)
ただ友人は安ければ良心的というのではなく、檀家の生活や気持ちに寄り添っていることが大事という考え方を強調していました。檀家自身もご先祖を弔う気持ちを忘れないでほしいとの事でした。
長文になりましたが何かの参考になれば、と思います。




































