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【1550265】事業仕分けは失敗で、仕分け人に不満

投稿者: 仕分けはパフォーマンスだった   (ID:YNGptm2Pats) 投稿日時:2009年 12月 21日 03:46

削減額6770億円止まり、仕分け人に不満
読売新聞 12月20日01時20分


 政府の行政刷新会議の「事業仕分け」による2010年度予算要求の削減額は約6770億円にとどまった。

 3兆円削減という目標にはほど遠く、会議のメンバーからは不満の声が上がっている。

 同会議が11月に行った事業仕分けでは、「廃止」「予算計上見送り」に削減率が明示された「削減」を加えた削減額の総計は、読売新聞の集計で計約6700億~7800億円だった。しかし、財務省が予算査定を通じてこの結果を反映させた結果、削減額は6000億円に満たなかった。「廃止」と判定された事業でも、「自治体が数年計画で行っている事業への補助金を切れば混乱が起きる」として一部の支出を認めた例などがあったからだ。

 財務省は同時に、仕分けの考え方を、仕分け作業の対象にならなかった事業にも当てはめることで予算全体を削減する「横断的見直し」で削減額の上積みを図ろうとした。会議のメンバーには「仕分け結果を生かせば、1兆円超の削減額を確保できる」と期待する声もあったが、横断的見直しによる削減は「各省の消極的な姿勢」(関係者)もあって1000億円程度にとどまった。この結果、削減額の総計は約6770億円と、過去最大の95兆円に膨らんだ概算要求から3兆円を削減する当初の目標には遠く及ばなかった。

 仕分けに参加した土居丈朗慶大教授は「仕分け結果をもう一度読み返してほしい。結果を反映できないのなら、政府はその理由をしっかり説明すべきだ」と指摘する。仙谷行政刷新相も「やはり官僚の自浄能力には限界がある」と周囲に語っており、会議では財務省による最終段階の査定に不満の声が強まっている

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  1. 【1550391】 投稿者: まともな民主主義  (ID:fXWRE9.R/is) 投稿日時:2009年 12月 21日 09:34

    今回の仕分け作業について色々な意見がありますが、国に予算を組むという作業を少なくとも多少なりとも「見える化」出来たという功績は大きなものだと思います。

    これまでは、この作業は官僚が自由に行なえたわけで世論が介入するすべもありませんでした。科学研究費に対する仕分けについても、これまでであれば異議を申し立てることすら出来なかったに違いありません。

    そこでひとつの案なのですが、各省庁の予算要求額を去年の予算の95%以下に抑えるようにあらかじめ制限しておくというのはどうでしょうか。そして、どうしてもそれが出来ないという省庁に対して、充分な時間を割いて仕分け作業に入るのです。そこで、国民の目の前でパフォーマンスでない本当の仕分け作業を徹底的に行うのです。

    そうすれば、頭の良い官僚の方々はいとも簡単に95%の縮小案を出して来るに違いないと思います。

  2. 【1550495】 投稿者: DAKARA  (ID:On8abFnwPp.) 投稿日時:2009年 12月 21日 11:05

    >各省庁の予算要求額を去年の予算の95%以下に抑えるようにあらかじめ制限しておくというのはどうでしょうか


    未来への展望はどうなるのですか?
    どういう国にしたいか?そこがまず大切ですよ!
    いらないものはいらないけれど、必要で、もっと予算を増やして伸ばしていくべきものもあるはずなのに一律95パーセント以内?
    それはおかしいと思います。

    まずどんな国を目指すのか?そこがあやふやであるから皆からとやかく言われるのだと思います。
    明るい未来を指し示すのでなるなら、増やしても削ってもいいんです。

    お小遣いは減っても、教育費はかけるとか、
    光熱費は削っても、健康のために食費は削らないとか・・・


    ビジョンなき削減で不安になるから文句もでるんです。
    一番
    大切なこと。それが、未来へのビジョンです。
    それがなければ、何も決められないはずです。
    ビジョンが示されないなら、何もしないでそのままでいるのが無難です。

  3. 【1550626】 投稿者: まともな民主主義  (ID:fXWRE9.R/is) 投稿日時:2009年 12月 21日 13:06

    だからこそ、見える化することに意義があると私は言いたいのです。これまで、これらの作業を全部官僚主導で見えないところで行なってきたために、昨今問題になっている不必要な天下り先が次々と出来て、不要な人件費や不要な事業費が国家予算を圧迫しているわけです。

    もちろん、すべての項目を一律に95%に圧縮するという意味ではありませんよ。ダムの建設は1つやめる、山中先生の研究費は増やす、というようなことをすべてにおいてきちんとやり直すんですよ。

    最初から予算の削減をするという枠はある程度決まっているわけですから、各省庁に傾斜配分をまかせながらその枠に収まるような予算編成をさせた上で「出来ません」と手を抜いてきたところには徹底的な仕分け作業が入るということです。

    多少の自浄作用を促せるんじゃないでしょうか。

  4. 【1550736】 投稿者: DAKARA  (ID:ahySmdZ9GDw) 投稿日時:2009年 12月 21日 14:39

    あぁ。全て95パーセント削減ではないのですね。
    それならわかります!
    それでも、あらかじめ95%以下に抑えると制限するのはどうかと思います。


    まず削減ありきと言うのは、本当は国民のためにならないはずです。


    政府が、ここは徹底的に削れ!
    でも、ここは徹底的にお金をかけても伸ばせ!
    そこをきちんと明確にしないと、削ることそのものがが善になってしまいます。
    何十年、100年単位で、この国をどういう方向にしたいのかわからなければ
    何をどの程度削るかわからず、ただ削ることが目的なってしまいます。

    ただ、予算を削れ!というのは誰にでも出来ます。小学生にも言えます。

    でも、ここは削るな!ここは削れ!と言えるのは政治家です。
    官僚はそれに従うだけです。

    視覚化されて国民が関心を持つようになって良かったと言う意見がありますが、
    予算配分こそ政治です。それを国民目線や世論で右往左往する政治家の姿を
    私はおかしいと思います。
    国民が関心を持つのはいつもそういうパフォーマンスで実がないからこの国は
    右に左に右往左往するのだと思います。

    本当は政治家が、大きなビジョンを持って国民や官僚に提示できるかどうかが
    もっとも大切なんだろうと思います。


    国民の意見や世論はどうしても視野が狭く、ご都合主義になります。

    国民に何と言われようと、叩かれようと殺されようと
    この国の民の未来のために命を賭す覚悟と勇気でもって
    大きな夢を提示することが大切だと思います。


    それができれば、予算の配分はおのずと決まって来るはずです。

  5. 【1550744】 投稿者: 長文  (ID:gaiA3hCX1ZU) 投稿日時:2009年 12月 21日 14:48

    私は、見える化、仕分けそのものには意味はあると思っています
    しかし、発展の形というビジョンありきの仕分けであって欲しいと思っています。
    今回、一定の評価はしますがビジョンのなさを露呈しました。
    少なくても仕分け人にはビジョンはありませんでした。
    しかし、一方で陳情については密室外交です。
      http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091105/stt0911050119000-n1.htm
      上記産経以外にも一般に一週間ほど前の日経にも批判記事が載っています。
    見えるかの仕分けを賞賛する方はこの陳情仕分け体制についてはOKなのでしょうか?
    これ、2ヶ月近く前のルール設定なのですでに"見えていた"今回の経緯ですが、
    いわばこれが小沢のビジョンの一環とすればそのまま密室政治です。
    であれば、これは単に歳出を減らしたあとに自分でいいように個人で収集した
    陳情に応じて采配を振るうという形になり二重外交と併せてこの方は
    政治の裏も表も知り尽くしている立場を活かし、今後の集票力強化も活かして
    まさに民主党の、国民のというよりは自己の意見を押し通すだけのシステムを
    確立させていく過程である事になります
    (陳情の内容と適用はまだこれからですし、まだ"過程"ですよ)。
    彼も、裏マニフェストの形で彼の勢いを利用する方々も民主主義の為のシステムの盲点を
    突いたまことに頭の良い人々ですが向かっている方向は国のためであるようには見えません。
    実際彼がどこ方向に向かっているのかは現在の所彼自身から本音は出ているとは思いませんが
    彼の本音自体は実は自民党の幹事長時代からあまり変わっていないと思います
    (いくつかの主義主張は変遷を経ているのが見えますがそのうちいくつかは選挙で勝つ為の方便、
     外交上他国が彼を比較的静観しているのも本音はある程度知れつつ、彼が尚隠している部分も
     多いからです)。
    当時から"議員がいないと何もできない"と言っていました。
    言う事を聞く議員の増加こそが彼が思うとおり行う為の力の源泉、
    民主党は彼を受け入れたときにその内部的に言われたとおりのっとられる危険性については
    言われていたはずですが案の定持っていかれましたね。かなり。
    議員、政党の仕事は政策を通す事であって対抗馬を助ける事ではないことは真理ですが
    踊る議会は避けても一党の幹事長による独裁政治等愚の骨頂。
    彼と同調するのは簡単で、要は忠誠を誓えばよいだけの話ですがそれが怖いところですね。
    過去の自民も色々ありましたが今の状態は更に
    国民主権の民主主義もへったくれもあった状態ではありません。
    ***
    不安の多い年末ですがしかし来年の今頃は日本が景気浮上も
    含めたよい方向に転がりだしていることを祈ります。

  6. 【1550786】 投稿者: 庶民  (ID:9gEi2DtAwLw) 投稿日時:2009年 12月 21日 15:30

    私も「透明性」という考え方はもちろん評価します。
    でも仕分け対象にならなかった事業や陳情の小沢一括集中など、
    不透明な部分が多すぎます。
    どちらも“自民系”の予算は切り、“民主系”の予算は守る、という
    構図が見え隠れしているようです。
    子ども手当の所得制限やガソリン暫定税率の維持なども、
    小沢幹事長が「全国民の要望」などと言ってましたが、
    実際にそういう陳情があったかどうかすら
    確かではないという話もあるほどだそうです。
    実はこれ、筋書き通りなのではないでしょうか。
    太っ腹なマニフェストで選挙に勝ち、その後は様子を見ながら
    「国民からの要望」として縮小するという戦略を
    最初から立てていたんじゃないかということです。
    小沢さんの悪知恵ならあり得ない話ではないですね。
    私も最初こそ事業仕分けを評価しましたが、
    今となってはどうもまやかしにしか見えません。

  7. 【1551398】 投稿者: 真冬  (ID:x1/YwiH.M8Q) 投稿日時:2009年 12月 22日 01:15

    まともな民主主義さんの方法は、考え方の基本は、これまでの財務省のやり方と同じだよ。
    財務省は、各省庁に既存事業の一律5パーセント削減をシーリングした上で、重点要望として、増額要求を受け付けていた。
    ただし、シーリングには例外があって、それが旧政権が聖域化した社会保障費と科学技術振興費だったわけだけど、今回は政権交代を機にそこにメスが入ったということ。
    財務省の本音は、例外なき一律削減なので、今回の事業仕分けはチャンスだった。
    その証拠に、事業仕分けの対象になった事業が多いのは、厚生労働省と文部科学省だよ。

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