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【4212243】理研はカエルの合唱の法則を発見していた

投稿者: イワンのばか   (ID:paEYTQuYVC2) 投稿日時:2016年 08月 13日 22:53

前日のSTAP細胞の研究発表記者会見の余韻もさめやらぬ2014年1月29日、理研はカエルの合唱の法則を発見したと発表していました。

* * *

理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、日本全域に生息するニホンアマガエル(以下、アマガエル)の合唱には法則(パターン)があることを、音声可視化装置と数理モデルを利用して発見しました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)脳数理研究チームの合原一究基礎科学特別研究員と、京都大学情報学研究科の奥乃博教授、東京大学生産技術研究所の合原一幸教授らの共同研究グループによる成果です。

春になると、多くのアマガエルが水田で鳴き交わしているのを聞くことができます。しかし、アマガエル同士が、お互いに発声のタイミングを変化させながら、どのように影響を及ぼし合っているかは、個体ごとの発声のタイミングと位置の測定が難しいこともあって、これまで分かっていませんでした。そこで共同研究グループは、アマガエルの鳴き声に合わせてLEDが点滅する音声可視化装置「カエルホタル」(特開2010-133964、米国特許8,416,957)を独自に開発しました。この装置を40台水田に並べて点滅パターンを動画として撮影し、そのパターンを結合振動子系[1]の理論を応用した数理モデルを使い“合唱の法則”の解析を試みました(図)。

その結果、野外では複数のアマガエルが交互に鳴き交わす傾向があることや、個体ごとは1~3m程度離れていることを発見し、さらに数理モデルを用いて野外で観測した発声のタイミングと位置を定性的に説明しました。

今回利用した音声可視化装置と数理モデルは、日本のみならず、オーストラリア、パナマなどで他種のカエルの研究にも使っており、さらに、昆虫など、夜行性で音声を発する動物の行動研究への応用が期待できます。

* * *

詳しくは理研のサイト http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140129_1/ で。

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  1. 【4212249】 投稿者: エデュもネタ不足?  (ID:oRP6H/FCE3c) 投稿日時:2016年 08月 13日 23:03

    2年前のニュースを何故いま?

  2. 【4213091】 投稿者: 暇なおじさん  (ID:CdzmnWpIV7U) 投稿日時:2016年 08月 14日 20:37

    理研はカエルの研究をやるのであれば、「猫の集会」の調査を
    行っていただきたい。小さな頃から不思議な集会だなと思って
    ましたから。

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