マルチリンガルを目指せる女子校
SAクラスではない生徒の進路に関して
中3で、SAクラスではない生徒の大学進学先は、どのような進学先になっているか、ご存じの方いらっしゃいますか。
旧帝大への進学実績は無いことは無い、結局、色々ですかね。
SAとどのように違うのか興味あっての質問です。さすがにそこまでの情報お持ちの方はいらっしゃらないですかね。
具体的な数字を知っている人はいないですが、桐光に限らず、大学合格は正規分布に準じます。
高校の偏差値と大学合格レベルが正規分布に従うということです。
山のような形をしているグラフを見たことがあるでしょうか?
横軸に大学のレベル、縦軸に合格者数をプロットします。
高校入学時点で大学に合格する数の山の一番高いところ(人数が多いところ)のレベルが決まっていて、端に行くほど出現率が下がります。
桐光自体は枯れていて(安定していて)、大逆転などは起きにくいでしょうし、
すでに中学3年間通ってAクラスなら、桐光の授業が合うか合わないかを5段階評価したときに3.5以下で確定しているでしょうから、
波乱は起こらず、順当に正規分布にあてはめたものが出現率となるでしょう。
桐光のトップ集団ならGMARCHを山に、それより下なら日東駒専を山にするといいと思います。
合格実績としては生田高校から最上位グループをカットしたような感じになると思います。
(公立の最上位は本来はそのレベルでない人たち=外れ値になります)
中学までの成績と高校以降の学力はあまり連動しません。ずっとAクラスにいながら伸びてきて高2でαに入る生徒も少なくはない印象です。よって中3でAクラスでも早慶や旧帝を目指すことは十分可能です。
ただ高校で学力を伸ばすためには、遅くとも中3の半ばぐらいからやる気スイッチが入らないと間に合わないと思います。
その時点でも中弛み継続中でしたら高2でIIコースを選択して指定校推薦で理科大MARCHを狙う戦略に切り替える方が現実的です。しかし、その場合は評定勝負なので高1のアタマから定期テストだけは必死でやって5を並べることが前提です。
高校の偏差値と大学の合格実績を比べれば簡単に出せるデータです。
頑張れば伸びるという精神論ではありません。
まず正規分布の意味の勉強をお願いいたします。
SAで東大に行くのと、Aで早慶に行くのが同じぐらいの出現頻度だと思います。その低確率を大きくクローズアップしても仕方がないです。
また、公立だと1ランク下げたり、お金がないなどの事情で外れ値の上位層がいい実績を出したりしますが、桐光の内部進学の場合、すでに上位層はSAになるので、Aは外れ値が取り除かれた状態になります。