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【5822353】中学受験の是非

投稿者: 独酒   (ID:vc.v0S7ugC.) 投稿日時:2020年 04月 03日 16:52

この話題について調べると、出てくるのはほとんどが「現在の教育制度の中でいかにして良い経歴を得るか」という観点から書かれた論評ばかりなんですよ。確かに東大や医学部などに合格する人は私立や国立付属の名門中高一貫校が圧倒的に多いというのは事実です。(もっとも、中学入試のための勉強それ自体が東大合格の可能性を上げる効率的なメソッドなのか、単に優秀な生徒を選別しているだけなのかはこれだけでは判断できませんが。)そして学歴が一定の価値を有している以上、こうした情報が全く無価値だとは思わない。しかし現状に追従するだけでそもそも今のこの制度は本当に良いと言えるのか、という発想自体が出てこないのは問題だと思います。

私が疑問に思うのは中学受験のためにする勉強が数学や科学や人文学を学ぶ素養を涵養する上で本当に合理的なカリキュラムなのか、ということです。

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  1. 【5822399】 投稿者: ゴールデンエイジ  (ID:LUbTxebRIRE) 投稿日時:2020年 04月 03日 17:22

    うちは中学受験をあえてさせませんでしたが、中受することには賛成の立場です。
    小学校高学年は、ゴールデンエイジと呼ばれる、「負荷をかけることで育つ」世代と言われますから、カリキュラムとかどうでもよく、勉強面で負荷がかかることは、押しなべてよいことだと思います。

    中学受験の場合、多くの子が、身の丈より少し上を狙わされるので、負荷がかかってよいと思います。

    うちが中学受験をしなかったのは、負荷をかける分野を勉強ではなく、音楽にしたからです。
    この時期、かなりハードに練習して、コンクールの入賞を狙う生活をしていました。
    子供の友達は、サッカーのクラブで、やはり小学校低中学年に比べたら、はるかに負荷のかかるトレーニングをしていました。

    小学生にかなりの負荷をかけることに対する賛否があるのかもしれませんが、その後のことを考えると私はよかったと思っています。
    結果的に、中学生ぐらいまではかなりいい成績を収めていたのですが、高校になると才能の限界を感じるようになり、音大受験は諦めました。

    それでも、小学校高学年の時期にあれだけ一生懸命にやったことはよい経験となって子供に残りました。
    音大を諦めてからは、普通の大学に進むために勉強をするようになりましたが、頑張りが効いたのは、ゴールデンエイジの頃の頑張りが生きているのだと思いました。

    ただし、音楽やスポーツは、ゴールデンエイジの段階で才能がないと思ったらそこで諦めて受験や勉強の方面に舵を切る、ということが多いのですが、勉強の面で才能がないと分かった時、舵を切る方向がわからない親もいると思います。
    勉強を諦めて、そこから音楽やスポーツに転換してもいいですし、料理、ダンス、芸能、ファッション、eスポーツなど、今は様々なジャンルに挑戦できる時代なので、勉強が全てと考えずに、舵を切る勇気があった方がいいと思います。

    長くなりましたが、スレ主さんの「中学受験のためにする勉強が数学や科学や人文学を学ぶ素養を涵養する上で本当に合理的なカリキュラムなのか」という疑問については、「合理的なカリキュラムである必要がなく、負荷をかけること自体に意味がある」というのが私の考えです。

  2. 【5822497】 投稿者: 否定はしないけど  (ID:wGNMgFSviWA) 投稿日時:2020年 04月 03日 18:34

    私は、高校受験のためにする勉強が数学や科学や人文学を学ぶ素養を涵養する上で本当に合理的なカリキュラムなのかが疑問です。

    多感な中学高校の3年間こそ、目先の高校受験なんて気にせず、様々な事に挑戦して欲しい。

    その点で、中学受験の方が良い面はあると思います。勿論合わない子どもに無理やりやらせるのは違うでしょうが、無理せず楽しく勉強して合格しちゃう子どもも一定数います。
    そんな子どもには中学受験は選択肢に入るでしょう。
    結局はケースバイケースでしか無いと思います。絶対的に中学受験が悪って話じゃない。

  3. 【5822500】 投稿者: 否定はしないけど  (ID:wGNMgFSviWA) 投稿日時:2020年 04月 03日 18:38

    補足するなら
    そもそも今の6 3 3制で15歳の高校受験で大きく進路に影響がでる制度を本当に良いと言えるのか、という発想自体が出てこないのは問題だと思います。

  4. 【5822532】 投稿者: ドイツ  (ID:tAiKQA8pRRU) 投稿日時:2020年 04月 03日 19:12

    >そもそも今の6 3 3制で15歳の高校受験で大きく進路に影響がでる制度を本当に良いと言えるのか、という発想自体が出てこないのは問題だと思います。

    ドイツだとそのタイミングは10才ですよ。
    それで、大学進学コースか職人コースかに分かれます。
    社会情勢が変わってきたので、ドイツでもいろいろ議論はされていますが、「いつ」にあまりこだわっても仕方ないように思います。
    子供を子供扱いしすぎるのはよくないと思いますので。

    私の子供は、小学校高学年の頃になると、考え方が非常にしっかりしました。
    思考も論理的で、大人と議論しても遜色ないぐらいになりました。
    ですから、中学校受験ぐらいのタイミングで将来を決めてもおかしくなかったかもしれません。
    実際には、本人が中学受験をしないと決めたので、中学受験はしませんでしたが。

  5. 【5822569】 投稿者: 否定はしないけど  (ID:cVaxDr4BsnM) 投稿日時:2020年 04月 03日 19:33

    〉ドイツだとそのタイミングは10才ですよ。
    存じてますよ。
    スレ主が、現状に追従するだけで中学受験の制度そのものに疑問を持たないのかと問われていたから、高校受験で進路が大きく変わる日本の現行制度にこそ疑問を持たないかと問うたのです。

    「いつ」にこだわると言うより、高校受験、中学受験と様々なタイミングが選べるのが良いと思います。

  6. 【5822974】 投稿者: 比較  (ID:jFDFaqxzhLA) 投稿日時:2020年 04月 04日 00:18

    結局のところ、中学受験の是非は、高校受験との比較で論じないと意味がないと思います。

    中学受験のための(特に算数などの)特殊な受験勉強は、たぶん大学以降の学問のためには役に立たないでしょう。しかし、高校受験の内申点のためにする努力はもっと役に立たないでしょう。その無意味な努力を15歳まで続けなければならない高校受験コースよりは、12歳から将来の学問のための意味のある学習のできる中学受験コースの方が、現状では優秀層の受けが良いのでしょう。

  7. 【5824472】 投稿者: そうですねぇ  (ID:tPwPOrQNFos) 投稿日時:2020年 04月 04日 23:31

    >もっとも、中学入試のための勉強それ自体が東大合格の可能性を上げる効率的なメソッドなのか、単に優秀な生徒を選別しているだけなのかはこれだけでは判断できませんが。

    日本では飛び級は認められないので、中学受験を通じて、中学高校の6年間で学習する内容を5年で終えるコースに入るというのが中学受験の本質ではないでしょうか。もし飛び級制度が認められるなら、中学受験の必要はないと思います。

    小学校受験は小学校1-3年までに学習する内容の先取り、中学受験も中学入学後に学習する内容の先取り的な部分がありますから、仮にご縁がなくて公立中学に進学したとしても、無駄ではないと考えます。

    >しかし現状に追従するだけでそもそも今のこの制度は本当に良いと言えるのか、という発想自体が出てこないのは問題だと思います。

    中学受験はさすがにお金のかかることですから、各家庭で本人の希望を聞きながら決めてます。中学受験するという決断、しないという決断と様々ですが、マナーとして、互いの選択を尊重するという態度が保たれていると考えるべき。すべての親が妄信的に中学受験をしているわけではありません。

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