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投稿者: おめでとう! (ID:WKXJHay2VZA) 投稿日時:2010年 10月 06日 21:05
医学生理学・物理と、出なかったので、今年は日本人は出ないか・・・とあきらめていましたが、ノーベル化学賞、出ましたね!
おめでとうございます。
北海道大の鈴木章名誉教授(80)
米パデュー大の根岸英一特別教授(75)
鈴木章さんの学歴
道立苫小牧高校(苫小牧東高校)→北海道大学理学部卒。札幌を拠点に研究。
根岸英一さんの学歴
出身高校不明(満州生まれ)→東京大学卒。60年代からアメリカで研究。
-
【1877300】 投稿者: 高専について (ID:WKXJHay2VZA) 投稿日時:2010年 10月 09日 09:40
スレ主です。
うちの県内の高専の進路がHPに出てましたので調べてみました。ご参考までに。
高 専 6 年 → 就職(4割; 求人倍率25~40倍)
↓ ↓
↓ 大学に編入(4割弱;長岡科学技術大と中堅の国立大中心。東大も)
↓
専攻科2年(2割弱)
・専攻科生は技術士(※技術系コンサルで政府系のプロジェクトを
受注するには必須の資格)の一次試験免除
・大卒資格
↓
就職(求人倍率80~150倍)
or
大学院(近場の旧帝大と東大が多い。全員国立大)
職場に高専出身の人がいるのですが、大学みたいな雰囲気で面倒見の良さとは対極にあるということと、付いていけず学校を去る子がかなりの割合(1割くらい?)いるそうです。
でも理工系に進路を決めていて自立した子には、非常に良いシステムかもしれません。 -
【1877325】 投稿者: 高専について (ID:WKXJHay2VZA) 投稿日時:2010年 10月 09日 09:56
↑
すみません、「高専6年」は「高専5年」の間違いです。 -
【1877343】 投稿者: 甥が卒業しました (ID:0udzdvgpBu6) 投稿日時:2010年 10月 09日 10:11
高専の大学編入状況に関しては、エデュ内の↓のスレッドも参考になりますよ。
http://www.inter-edu.com/forum/read.php?105,1107295
関西地方国私立高校受験情報板
【1107295】奈良高専から東大?? -
【1877638】 投稿者: 1位目指して勉強あるのみ (ID:pW7xIX1ibJE) 投稿日時:2010年 10月 09日 15:48
高専から、普通高校から、大学や院に進む道はいくつかあるようですが
とにかく勉強しなくてはダメですね。
**********
「2位じゃだめか、は愚問」ノーベル賞・鈴木さん、蓮舫氏発言をバッサリ
2010.10.8 23:50(産経新聞)
ノーベル化学賞に輝いた鈴木章・北海道大名誉教授(80)は8日、産経新聞の取材に応じ、「日本の科学技術力は非常にレベルが高く、今後も維持していかねばならない」と強調した。昨年11月に政府の事業仕分けで注目された蓮舫行政刷新担当相の「2位じゃだめなんでしょうか」との発言については、「科学や技術を全く知らない人の言葉だ」とばっさり切り捨てた。
受賞理由となった「パラジウム触媒でのクロスカップリング技術」は医薬や液晶など幅広い分野で実用化されている。それだけに鈴木さんは「日本が生き残るためには付加価値の高いものを作り、世界に使ってもらうしかない」と、科学技術の重要性を指摘した。
昨年の事業仕分けで理化学研究所の次世代スーパーコンピューターの予算が削られたことについては「科学や技術の研究はお金がかかる。研究者自身の努力や知識も大切だが、必要なお金は政府がアレンジしなければならない。(スーパー)コンピューターなどの分野では絶対に必要だ」と政府の積極的な投資に対する理解を求めた。
特に、蓮舫発言については「研究は1番でないといけない。“2位ではどうか”などというのは愚問。このようなことを言う人は科学や技術を全く知らない人だ」と厳しく批判。「科学や技術を阻害するような要因を政治家が作るのは絶対にだめで、日本の首を絞めることになる。1番になろうとしてもなかなかなれないということを、政治家の人たちも理解してほしい」と話した。
一方、年間の自然科学系論文数が日本の約1.5倍に達するなど科学技術面でも躍進する中国については「人口が日本の約10倍なら研究者も多い。国の総生産もそうだが、絶対的な量で抜かれるのは当然で、問題は質だ。中国人にも能力の高い人はいるが、そのような研究者が日本の10倍もいるわけではない」と指摘。「もっと心配すべきは日本の質を高めること。それなのに2番目で良いなどというのは論外だ」と重ねて強調した。
【ノーベル化学賞】「私は受験地獄の支持者だ」「若者よ、海外に出よ」根岸さんが会見
2010.10.7 09:02(産経新聞)
「たぶん、今日から人生が変わる」。ノーベル化学賞を受賞した米パデュー大特別教授の根岸英一氏(75)は6日、同大で会見に臨み、受賞の喜びを語った。
「前日、家内に『百に一つくらいの確率で(受賞が)あるかもしれないぞ)』と話していたんです」。そう述べた根岸氏は、「実は数年前に(ノーベル賞受賞者でもある)恩師のハーバード・ブラウン教授に『ノーベル賞に推薦しておいたぞ』と言われていた。候補に上っていることはわかっていたので、まったくの驚きだったというわけではない」と、内幕を明かした。
「ノーベル賞をとるという、50年来の夢が現実になった。これからの人生、喜びも責任も含めて、違ったものになると覚悟しています」
「頭脳流出組」の先駆けとして、米国に活躍の場を求めた根岸氏。喜びにまじって、祖国日本への思いがところどころに顔をのぞかせた。会見の冒頭。「私は日本の(悪名高い)受験地獄の支持者だ」。理由は、高度な研究になればなるほど、「基本が大事になるから」。それをたたきこんでくれたのが、日本の教育だった、というわけだ。
だが、日本に対しては賛美だけではない。日本を飛び出すことになったきっかけは、フルブライト留学制度を利用した米ペンシルベニア大への留学だったが、「いざ博士号を取得して日本に帰ってみると、日本には私を受け入れる余地はまったくなかった」と、日本の高等教育の閉鎖性を暗に批判した。
「日本はもっとノーベル賞をとっていい」。そう考えている根岸氏は、日本の若者たちの「科学離れ」にも強い危機感を抱いている。最近、日本からの優秀な留学生をパデュー大でみかけることがめっきり少なくなったという。
「日本はすごく居心地がいい社会なんでしょうけれど、若者よ、海外に出よ、と言いたい。たとえ海外で成功しなくとも、一定期間、日本を外側からみるという体験は、何にもまして重要なはず」と、奮起を促した。 -
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【1877688】 投稿者: スレ主 (ID:WKXJHay2VZA) 投稿日時:2010年 10月 09日 16:29
高専の事情については、甥が卒業しましたさんがご紹介くださったスレがとても参考になりますね。
塾にも頼らず、自力で、大学の専門課程以上の勉強を頑張らなければ卒業できない(中退者多数)というのが実際のようで、高校に行くというより中学生から一足飛びに大学に行った位の高い自覚が本人に求められそうです。
海外に若手が出ない事については、前のページで書きましたが、個人的には、昨今、若手には、ノーベル賞の先生方が若かった頃と違って、大学の法人化や予算削減が響き、昔海外留学の主流だった助教(昔の助手)・研究員クラスには常勤の研究者がほとんどいない事も、大きく響いていると思っています。
それにしても、鈴木さんの生い立ちなど読むと、まさに、「これこそがジャパニーズドリームだ」と思います。
鈴木さんのような、田舎の貧しい若者が、自分の知力だけを頼りに博士になり科学技術の発展に貢献しノーベル賞を取る。別に大金持ちになるわけでも何でもないけど、それを皆が賞賛する。ほんと、日本人らしいと思います。
これからも、ジャパニーズドリームが消えませんように。 -
【1877744】 投稿者: 一人っ子 (ID:jOYo7D6zbz2) 投稿日時:2010年 10月 09日 17:49
スレ主様
私が思うに、日本の若者がなかなか海外に出ない理由の一つに、少子化があると思います。
私の周りでもいますが、首都圏では親がなるべく近くに子供を置いておきたいため、地方大学、地方勤務などを忌避する傾向があります。
別のカテゴリーで、よく首都圏の私立大と地方国立大の支持者が、どちらが上と論争を繰り広げるパターンがあります。
でも、どちらも今はローカル大なので、比べることができないでしょう。かなり多くの学生が家の近くの大学を優先させているのですから。
日本で、ローカル大でないのは東大ぐらいだと思われます。
そして、遠くても東大どまりでしょう。
それ以上遠くは、親が望みません。
でも、それもやむを得ない状況だと思います。
一人っ子が海外に出てしまうと、親の面倒を見る人がいなくなってしまいますから。
留学熱というのは、発展途上の国々で強いものがあります。それは、そうした国々では兄弟が多く、一人ぐらい海外に行っても、残った兄弟が協力すれば親の面倒をみられるという状況があるからです。
昨今ノーベル賞を受賞している研究者の多くは、日本の子供がまだ多かった時代に生まれています。
高度成長時代ではあっても、発展途上の傾向を残していた頃の子供たちなのです。
結論を言うと、海外に行く若者を増やすためには、子供の数を増やさなければなりません。
沢山生まれると、その中から天才が生まれてくる可能性も増えるのです。
少子化傾向は、いろいろな意味で、日本の特長をリデュースしています。
少子化にブレーキをかけるだけではなく、大幅に増やすような方向に持っていかないと、斜陽の国であり続けるでしょう。 -
【1877781】 投稿者: 留学熱 (ID:5FZXRD4cGXo) 投稿日時:2010年 10月 09日 18:18
中国・韓国は日本より多くの人が留学していますが
韓国は日本より深刻な少子化が進んでいるし、
中国も留学できるような富裕層の子どもの数は少ないのではないかと思いますが
いかがでしょう。 -
【1877952】 投稿者: 国家プロジェクト (ID:oQft1oVWFfo) 投稿日時:2010年 10月 09日 21:34
中国は 一人っ子政策ということもあり、大切に育てられ 都市部の若者・大学生(精華大学・北京大学・大連・青島)などから
沢山の留学生がアメリカの大学や大学院に行くパターンは多いと思います。そしてそのままグリーンカードを取得し、アメリカ企業で
働き、チャンスがあれば子どもをもうけ、ずーっとアメリカに定住するパターンは多いです。
韓国も延世大学などのエリート大学を卒業後、アメリカの大学院に行く人達は多いです。韓国の場合は 英語熱もスゴイので、親のどちらかが大学生になり子どもを連れてくるってパターンが 結構いましたよ。 韓国の場合、子どもを英語のエリートに育てあげるために、母親と子どもはアメリカで、父親は韓国から仕送りをするっていう人達もいるぐらいです。
アメリカで出会う日本人と言えば、海外出張のビジネスマンや海外旅行の方が一般的で、大学で勉強している日本人って やはり 中国・韓国・インドなどと比べると 少ないと思いますね。