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【2513868】高年収の子供がいても生活保護?

投稿者: 異常事態   (ID:LZD5cm90zCw) 投稿日時:2012年 04月 20日 22:09

韓国人東大教授の母親が生活保護を受給している例が
少しまえに書かれていたけど
まだまだあるんですね、こんなこと。
これ、どう思います?



◆母親が生活保護受給の人気芸人「タダでもらえるならもろとけ」

2012.04.13 07:00 ニュースポストセブン


 レギュラー、準レギュラー合わせて約10本のテレビ、ラジオに出演するだけでなく、役者としてドラマや映画などにも出演する人気お笑いコンビのA。誰もが知ってる売れっ子芸人の母親が生活保護を受給していたことが明らかになった。

 テレビ局関係者の証言によると、Aクラスの芸人の推定収入は5000万円ほどだという。一般人からすれば、超高給取りといえるA。ならば、母親を援助することも決して難しくはないような気もする。生活保護受給者の相談に乗ったり、援助するケースワーカーを10年以上務め、著書に『野たれ死にするくらいならどんどん生活保護』を持つ多村寿理さんは、こう解説する。

「Aさんの母親が生活保護を受けていれば、おそらく息子である彼のもとに“扶養できないか?”という扶養照会が届くはずです。本来、民法第877条<直系血族及び兄弟姉妹は互いに扶養をする義務がある>が優先しますので、Aさんにも扶養義務が伴います。しかし、何らかの事情で親子関係を絶縁したりしていれば扶養拒否は可能です」

 だがAは、母親とのエピソードをネタとして番組で話すなど、絶縁している様子は一切うかがえない。それどころか、Aは飲み会の席で親しい後輩や友人にこんなことを語っていたという。

「いま、オカンが生活保護を受けていて、役所から“息子さんが力を貸してくれませんか?”って連絡があるんだけど、そんなん絶対聞いたらアカン! タダでもらえるんなら、もろうとけばいいんや!」

 意図的に母親への援助を拒み続けているのではないかとの疑いももたげてくる。Aの所属事務所に問い合わせたところ、その言い分はこうだった。

「Aの母は12年ほど前から、高血圧やストレスが原因の突発性難聴、肺気腫などのため、生活が困窮して収入が得られず、保護を受けています。しかし、Aには、母親の他に面倒を見なければならない3人の親族がいます。ですので、母親を含め4人の面倒を見れば、その額は4倍となり、彼の負担は大きくなっているんです。

 またAはお笑い芸人という職業柄、将来いつ仕事がなくなるかわからないため、しっかりと貯蓄をしておきたいという考えもあるそうです。それら、ふたつの要素を踏まえ、行政と相談して“1か月にこれだけは出せます”という額を仕送りし、それをもともと受給する保護費から差し引いて、減額した形で母親が生活保護を受けているんです。ですので、Aが親の面倒を見ていないわけではないし、決して不正受給をしているわけでもありません」

 もちろん各家庭には、それぞれ事情がある。本誌の取材内容を聞いたケースワーカーはこういう。

「たとえAさんの収入が何千万円であっても、援助の額にまでは行政は踏み込めないんです…。Aさんの母親のケースでは、生活扶助基準額から逆算すると、Aさんが母親に送金している額は月々約4万円以下でしょう。これは例えば、Aさんの年収が1000万円であろうと、200万円であろうと関係がなく、それ以上送金すれば、一部生活保護が受けられなくなる場合もあります」

 母親の他に3人に各々月4万円としても、4人で月16万円。年間にして192万円…。年収5000万円の超人気お笑い芸人であれば、出すのにそう難しい額ではない気がするが…。

※女性セブン2012年4月26日号


◆「生活保護の“不正受給”を許すな!」ベテラン芸能記者が、次長課長・河本準一と吉本興業を指弾!!


2012年4月19日 08時00分 日刊サイゾー


芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 当サイトでも既報の通り(記事参照)、4月12日に発売された「女性セブン」(小学館)の「年収5,000万円 超人気芸人『母に生活保護』の仰天の言い分」というタイトルの記事が波紋を広げ、メディアだけでなく、ネット上でも“犯人探し”が始まっている。筆者も確認したが、すでに多くの人が指摘しているように、この超人気芸人とは吉本興業所属のお笑いコンビ「次長課長」の河本準一であることがわかった。

 「女性セブン」によると、河本は母親のほかに3人の親族の面倒を見ているという。所属事務所の吉本は、「お笑いは芸人という職業柄、将来、いつ仕事がなくなるかわからないために、しっかりと貯蓄をしておきたいという考え方もあるようです」という旨のコメントをしている。

 筆者のフリーライターという職種も、いつ仕事がなくなるかわからない。現実に、最近は出版不況のさなか、仕事を失っているフリーライターが続出している。同じような状況下に置かれている筆者は、東京スカイツリーの近くのド下町に住む、亡くなった父の財産もない高齢の母親に生活保護を受けさせることもなく、なんとか面倒を見ている。子どもの頃、実家の近くに住んでいた暴力団幹部は、他人の分まで生活保護を“不正受給”して、羽振りがいい生活を送っていたという記憶がある。それが今では生活保護を受けたくても受けられず、栄養失調で亡くなったり、孤独死する人が後を絶たず、社会問題になっている。

 吉本の関係者は、「河本の年収は(記事に書かれたような)5,000万円もない。3,000万円くらいだ」と言う。それにしても、サラリーマンの平均年収400万円と比べると数段多い。母親と親族3人の面倒は見られるはずだ。河本は飲み会で後輩や友人に向かって「今、オカンが生活保護を受けていて、役所から“息子さんが力を貸してくれませんか?”って連絡があるんだけど、そんなん絶対聞いたらアカン! タダでもらえるんなら、もろとけばいいんや!」と話していたと、「女性セブン」は報じている。これが事実だとすると、「親族による援助すら受けられない者が受給できる」という生活保護の基本的な考え方に反する“不正受給”疑惑が持ち上がるのも当然だ。

 にもかかわらず、「女性セブン」が実名報道をしなかったのは、吉本と河本本人から、強い抗議を受けたからだという。とくに河本からは、「名前を出したら、訴えるで!」と恫喝ともいえる抗議があったらしい。本当だとしたら、本末転倒だ。もし、疑惑が事実ではないなら、その旨を実名でははっきり述べればいいし、事実であれば、生活保護受給の正当性を主張すればいい。説明責任があるはずだ。庶民に支持されてきた芸人だけに、日本社会が抱える深刻な問題にもつながる今回の疑惑をうやむやにすることは避けるべきだ。
(文=本多圭)

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  1. 【2534259】 投稿者: 不正受給反対  (ID:bG5Vk8w0eFo) 投稿日時:2012年 05月 08日 20:51

    ずるがしこく卑怯な不正受給者をなくすために
    どうしたらいいのか!

    覆面捜査というか、上記のスレ内にあるように悪質な
    場合は徹底して調査してほしい。

    楽してズルして生活することを恥と思わない輩達。
    何とかしなくちゃ!

  2. 【2537274】 投稿者: 調査中  (ID:LAQl./iPp1g) 投稿日時:2012年 05月 11日 08:07

    片山さつき 議員のツイッター (2012年5月9日)
    みなさん、生活保護の件、調査進んでます。自民党の世耕PT座長も、非常に問題視してます。
    説明できる状況になったらきちんとお知らせします。本件は、個人や個別会社の責任追及目j的よりも、
    これを契機に、不適切な給付状況を改善すべく、法改正も含めて制度改善提言につなげたいのです。
       ↓
       ↓
    世耕弘成 議員のツイッター(2012年5月10日)
    次長課長の件厚労省から事情聴取しました。個人情報を理由に彼の状況に関する個別説明は無し。
    一般論として扶養義務者には生活保護開始当初に加え、毎年扶養の可否の確認が行われているとのこと。




    (一般人からの質問)
    厚労省はこのまま河本準一の件をうやむやにするのでしょうか
       ↓
       ↓
    世耕弘成 議員のツイッター(2012年5月10日)
    うやむやにはさせません。生活保護法77条に扶養義務者への費用請求が規定されていますので、
    これに基づき彼には過去の分も払わせねば

  3. 【2537831】 投稿者: 幼少期  (ID:hizBz9p0Ivw) 投稿日時:2012年 05月 11日 14:55

    河本って幼少期、虐待されて育ったとか何とか、
    自著発売の際に告白していませんでしたか?

    想像するに父親が飲んだくれか何かで、妻子に暴力を振るうので、
    離婚して母子家庭になり、その頃から生活保護を受けていたのでは?
    そして母親は河本が独立した後も引き続き受給しているのでは?
    又一旦手にした利権を手離す人って、そうそう居ないのでは?
    貧乏で育つと金銭面で卑しいと言うかガメツクなりがちでは?

    今は受給資格はないと思うので、正直になって欲しいです。

  4. 【2539190】 投稿者: 民主政権で生保費8千億増加  (ID:L6oIvvOCvrc) 投稿日時:2012年 05月 12日 18:58

    民主党政権下で、生活保護費は25%以上膨らんでいます。
    民主党政権になって、生活保護制度に対する国民の不公平感・不信感が高まっています。
    そもそも民主党の社会保障の考え方は、国民を自立させるのではなく、「公助」を前面に出して「誰でも助ける」というものです。
    その顕著な例が、政府が出した生活保護の通達です。
    平成21年12月、政府は、生活保護の申請があった場合「速やかな保護決定」をするように地方自治体に通知しました。
    これが引き金となって、生活保護世帯が増加し、生活保護費は、既に3.7兆円に急増。この3年間で8,000億円も膨らんでいます。

  5. 【2540633】 投稿者: 25年度には  (ID:xQWwUUhh.J.) 投稿日時:2012年 05月 14日 00:05

    40%増5兆2000億との試算。

    数字が大きすぎて何のこっちゃわからない感じです。

  6. 【2543135】 投稿者: 某団体の圧力?  (ID:kmr.wayhOLU) 投稿日時:2012年 05月 16日 00:54

    河本母生活保護費不正受給 沈黙のマスコミを支配するのは某団体?
    http://www.spotlight-news.net/news_gtTBhcZT8I.html
    2012年05月13日


    ■世耕議員もTwitterで状況報告

    漫才コンビ「次長課長」の河本準一が、母親に生活保護費を不正受給させていた疑惑が報じられて1か月がたつ。新聞やテレビなどの大手マスコミがいっさい報じない中、自民党の片山さつき議員、世耕弘成議員が問題追及に乗り出すなど、事態は水面下で静かに進行している。

    ■沈黙する芸能界、大手マスコミ

    最初に疑惑を報じたのは、4月12日に発売された「女性セブン」(小学館)だった。年収5000万円を稼ぐ中堅芸人が母親に生活保護費を受給させている、との記事が掲載されたが、河本の名前は報じられなかった。

    その後、日刊サイゾーが名前を掲載。ネットニュースなどでは、疑惑がひんぱんに報じられてきた。河本のTwitterにも、説明を求めるTweetが殺到したが、河本本人は現在まで黙殺を続けている。また、河本とつながりのある芸能人のTwitterにも、同疑惑についてコメントを求めるTweetがみられたが、答える芸能人は現れていない。

    テレビ、新聞などの大手メディアも同様である。国家財政がひっ迫する中、生活保護費の異常な増大が 問題となっている。河本のケースは、その典型ともいえるが、マスメディアは完全なる無視を決め込んでいる。

    ■AKB48「高橋みなみ母」とは異なる構図

    ニュースバリューの高いスキャンダルでありながら報じられない点は、今年2月に「週刊文春」が報じたAKB48高橋みなみの母親が淫行で逮捕された事件と似通っている。

    同事件が報じられなかったのは、AKB人気に頼る新聞やテレビ局の事情が大きい。「今後のつき合いを考えて報道したくない」とするスポーツ報知の引き継ぎメモが流出したことなどから、その背景は明らかになった。河本準一の件も一見似ているが、圧力の構図が異なる。

    ■圧力をかけているのは誰なのか?

    河本母の生活保護費不正受給については、ネット上に掲載された記事が削除されている、という不気味な成り行きもみられる。

    河本準一の名前を最初に掲載した「日刊サイゾー」や「ネットリサーチニュース」に掲載されていた、『河本準一母親の生活保護受給、92.7%が「納得できない」と回答』と題する記事が、その後なんの説明もなく削除されているのだ。

    誤報であったなら、一般的にはその旨、謝罪文などが掲載されるが、削除の経緯についてはいっさいコメントがない。

    高橋みなみ母のケースとは異なり、有形無形の圧力をかけているのは、所属する吉本興業ではない。

    これまで各所に掲載された記事をみても、吉本興行側はすでにその事実を認めるコメントを発しており、事実隠蔽に奔走する様子はみない。

    河本準一については、未確認ながら「北朝鮮生まれ」との情報がある。すでに削除されているが、Wikipedia ではかつて紹介されており、その後出生地が日本に変更された。

    生活保護費を受給する大集団に在日外国人があることを考えれば、今回圧力をかけている主体がどういう組織なのか、推測することは容易だ。

    ■片山・世耕議員vs某団体

    今回、片山さつき議員と世耕弘成議員がこの疑惑追及に参戦したことは、興味深い。片山さつき議員は一般からのウケを狙う劇場型の議員。世耕議員は自民党の中でもネット広報の第一人者である。

    世耕議員のTwitterによると、厚生労働省に同疑惑の調査を求めたところ、「個人情報」を理由に、河本準一母の生活保護費受給状況は明らかにされなかったという。

    ただ、両議員ともさらにこの問題を掘り下げていく、との見解を示している。世耕議員は「不正受給があった場合には、過去の受給分も返還させる」と言明しており、うやむやの解決はなさそうだ。

    事実が明らかになったとき、新聞やテレビはそれでも某圧力団体に屈するのか、今後の「報道」から目が離せない。

  7. 【2543156】 投稿者: 最悪  (ID:K2fPcKR1cVQ) 投稿日時:2012年 05月 16日 01:33

    河本→北朝鮮生まれの在日→創価信者→生保受給優遇→マスコミ封鎖発動

    最悪↑かも知れないですね。

  8. 【2544315】 投稿者: 受給は母親だけじゃなかった!  (ID:58QlABYhnAg) 投稿日時:2012年 05月 17日 00:01

    ■"河本準一・生活保護不正受給疑惑"に切り込んだ、片山さつきの狙い


    Business Journal(5月16日)


     ことの発端は「女性セブン」(小学館/4月26日号)が報じた「超人気芸人『母に生活保護』仰天の言い分」という記事。それは、推定年収5000万円はあろうかという芸人Aの母が生活保護を受けており、芸人Aに扶養義務があることを考えると、不正受給の疑いがあるのではないかと指摘するものだった。

     この芸人Aとは、次長課長の河本準一であることが判明しているのだが、前出の記事の中で河本の所属事務所である、よしもとクリエイティブ・エージェンシー(吉本興業)は、こんな説明をしている。「河本には面倒をみる必要がある親族が4人いて、全員に経済的支援をするのは負担が大きい」「芸人の仕事は不安定なので、河本は貯蓄をしておきたいと考えている」「行政側と相談して、負担可能な金額は送金しており、その金額を差し引いた額の保護費を受け取っている」......ゆえに、不正受給などではないというのだ。
     
     だが、いまや受給者が約209万人まで達し、3.7兆円もの予算が財政を圧迫している生活保護をめぐる状況は、大きな社会問題と化している。そんな中で湧いて出たこの不正受給疑惑は、河本の認知度の高さや彼がなんら釈明をしていないことも相まって、ネット上などでは、さらなる追及を求める声が上がっていた。
     
     それを受け、自身のブログで「河本準一氏の『年収5千万円、母親生活保護不正受給疑惑』について、厚労省の担当課長に調査を依頼しました」と記し、同問題を追及していくことを表明したのが、自民党の片山さつき参議院議員だ。片山議員が、このトピックに着目した理由とは? そうした問題を通して、社会に訴えていきたいこと、改革していきたいこととは何なのか? 本人に聞いた。

    ――河本氏の母親が生活保護費を不正受給している疑いがある件について、片山議員が関心を持つことになったきっかけと目的はどこにあるのでしょうか?

    片山さつき氏(以下、片山) 直接のきっかけは、週刊誌やサイゾーの記事でことを知った有権者からの情報提供です。生活保護制度の問題改善について、私はかねてから取り組み続けていて、国会の質問でも取り上げ、テレビや雑誌など各方面でも発言させてもらっています。私のブログやツイッターのユーザーさんはそれをご存じで、そういう方々から「こういう問題があるが、どう思うか」という意見が、ネットで多数寄せられました。私もすぐに調べてみたところ、昨今問題視されている不正受給の問題を考える上で、極めて象徴的な事例であることがわかってきた。これを放置することは、制度問題そのものを放置することにもなりかねないと思いました。

    ――その制度問題とは?

    片山 生活保護制度は運営実態があまりにもずさんで、真面目に働き、納税している国民に不公平感を生んでいるということです。例えば、私が力を入れて取り組んでいるものに、外国人への生活保護支給問題があります。近年、外国人受給者が急増していて、仮試算では1200億円弱の保護費が支払われている。しかも、朝鮮半島出身者の割合が3分の2と突出して高い。人道上、外国人支援は重要ですが、それらがすべて正当な支給とは思えません。さまざまな制限があるにもかかわらず、そうした実態があるのは、政府の甘い考え方や政治的思惑、簡単に受給を認める自治体側の手続きや確認作業に問題があるんじゃないでしょうか。不正受給についても同じで、本来なら受給資格がない人に対しても、自治体は面倒を避けて、「疑わしきは認める」という空気になっている。これは、制度から根本的に改めないといけないんです。

    ――河本氏の件を通して、そうした問題を提起し、是正していこうということですね。

    片山 ええ。河本氏個人を批判や攻撃するのが目的ではありません。あくまで生活保護の支給に関わるルールを、適正な形に改正するというのが議員としての仕事であり、目的です。生活保護制度というのは、本人が生活困窮者だとしても、面倒を見てくれる経済的余裕のある親族がいる場合は、その立場の方に積極的に義務を果たしてもらうというのが原則で、この原則なくして制度は成り立ちません。河本氏は年収が3000万〜5000万円ともいわれていますから、親やその他の親族に仕送りができないはずはないというのが一般的な見方でしょう。ところが、そうした点を実態調査するはずの自治体が、人手不足もあって非常に甘い体制で運営されているというのが実情です。結果、2000億円ともいわれる、不適切な支給が全国にはびこっている。今回は、その意味で極めて象徴的な出来事ということです。

    ――河本氏には、母親に対する扶養義務もあるし、経済的余裕もある。親子関係を絶縁しているわけでもない。この点を見れば、明らかにおかしいと思います。

    片山 河本氏は社会的影響力を持った立派な公人だし、彼は母親を話のネタにしたり、自著に登場させたりするなどしてきた。公に対して責任を持つ立場なのに、今回の件に関して、いまだ本人から説明がない。客観的状況を見ると、不正受給をしていたとのそしりを逃れないでしょう。外形的事実を見れば、親子関係は極めて良好で、河本氏自身も、苦労して育ててくれた母親への感謝の意を公言している。にもかかわらず、吉本の説明では、金銭的に苦しくて仕送りが十分にできないのだという。では、感謝はしているけど、恩は返せないということなんですか。年に数千万円稼いでも、母親の生活費は出せないというんですか。高額所得者の息子が親の面倒を見ないというのは、日本人の倫理観、道徳観としてもどうなのかと。この形を公に認めてしまったら、日本人の家族の絆もバラバラになってしまいますよ。我々(自民党)は保守政党ですから、そうした国家を支えるための価値観も重視しているんです。ただ、河本氏は母親に対して、旅行に連れていってあげたり、プレゼントをしたりしているようですから、母親と絆がないということではなく、要は自分たちのことしか考えていないということなのでしょう。

    ――片山議員がこの問題を取り上げたことで、吉本サイドから何か反応はありましたか。

    片山 吉本の代理人の弁護士と名乗る方からは、電話をいただきました。いろいろと説明してくれたけど、到底納得できる内容ではなかったですね。例えば、河本氏には母親以外にも扶養しなければならない親族がいて、その親族は海外で治療を受けなければならない病気だから、お金がかかるとか。それが本当なら大変なことだとは思いますが、受給を正当化する理由にはならないんです。そういう緩い説明を弁護士は延々としてくれました。だから、少なくともあの時点で弁護士は、問題の重大さを理解してなかったんでしょう。

    ――あえてお聞きしますが、「問題の重大さ」とは?

    片山 河本氏の親族で生活保護を受けているのは、母親だけではないそうです。その母親らは7〜8年にわたって支給を受けているようなので、支給総額は1000万円規模になる可能性もある。これがすべて不正受給となれば、生活保護法第63条の返還命令に従って、全額返還義務が生じる可能性もありますし、悪質な場合には3年以下の懲役や30万円以下の罰金という罰則もあるという違法行為なんです。それに、河本氏は生活保護について、後輩芸人に「タダでもらえるなら、もらっておけばいい」などと発言したといわれていますが、これが本当なら、犯罪の教唆に当たりますよ。こうした言動に対する河本氏本人や吉本側からの説明がいまだにありません。それと、名前は言えませんが、2人の代議士が私のところに電話してきました。吉本側から「片山の様子をうかがってきてほしい」と相談を受けたということなのかなと思ったので、その議員にも言ったんです。「吉本興業という会社は、日本の強みである優れたコンテンツを海外に輸出できる数少ない優秀な企業だと私は思っている。それだけに、こうした問題への対応を間違えれば、国民からは他の芸人さんたちも同じことをしていると疑われますよ、そういう会社だと見られますよ、それでいいんですか」と。そしたら、その議員は黙っていましたけどね。

    ――今後は党として、この問題を掘り下げていく予定はありますか?

    片山 自民党では、世耕弘成参議院議員が座長となって、生活保護に関するプロジェクトチームを立ち上げていますが、私も一緒にやっていこうということになっていて、世耕議員も今回の件にはかなり関心を持って、ツイッターなどで発言してますよね。すでに関係機関からの意見聴取や地元の自民党市議団を通した市への調査などが進んでいます。このプロジェクトチームは自民党の正式な機関ですから、今回の問題については、党として正式に動き始めていると考えてもらって結構です。吉本興業の関係者が今度あらためて、私と世耕議員のところに説明に来ることになっているのですが、その説明や対応があまりにみにくいようなら、国会質問も考えないとならないでしょう。それと、最新の情報では、河本氏の母親は、5月の保護費の受給を辞退したといいますが、過去の受給についての疑惑が晴れたわけではありません。辞退したということは、受給に問題があったことを認めたと受け取れますしね。政府与党にしたって、あまりにいい加減な対応をすれば、国民からの批判が大きくなることはわかっているはずです。何度も言いますが、今回は特定の個人や会社の責任を追及することが狙いなのではなくて、制度を改善して、不適切な給付状況を改善することが我々の目的です。そこを誤解しないでもらいたい。ただ、それだけに、河本氏の問題をあいまいに終わらせてはいけないんです。
    (構成=浮島さとし)

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