在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
野球の強い完全中高一貫校
はじめまして。
今度、下の息子が新6年になります。今、愚息は来年の中学受験を睨みながらも、少年野球に明け暮れています。塾は上の子と同様に個人塾に入れて何とかついていっている状況です。
ところで、息子は最近までは野球の強い高校のある中学に行きたいと言っていたのですが、最近は、高校からの入学生がいない中高一貫校で、野球をしてみたい気になったようです。
それで、高校に硬式野球部があって、かつ外進生がいない中高一貫校(高校からの入学者がいない)には下記の高校があるようですが、この中で比較的野球が強いくてお薦めの学校などはあるでしょうか。
穎明館、渋谷教育学園渋谷、麻布、海城、芝、東京都市大付属、獨協、武蔵、早稲田、浅野、サレジオ学院、逗子開成、神奈川大附属、関東学院、関東学院六浦、森村学園
野球にもサッカーの暁星やヨットの逗子開成に相当する完全中高一貫校の星のような学校があるのかなと思い質問させていただきました。今は弱くても指導者が熱心であれば、数年に1度くらい良い線まで行く場合もあると聞きました。
まあ、愚息は上の子と比較すると麻布と早稲田はちょっと無理かなと思うのですが、他なら何とか・・・
下の高校野球ドットコムを読むと穎明館と関東学院が強そうかなと感じたのですが。
http://www.hb-nippon.com/
今年の全国高等学校野球選手権大会に出場する高校のうち、系列中学出身選手が3名以上ベンチ登録されている高校野球部は4校あったが、各校の初戦が終わった。
系列中学校野球部出身者の初戦の出場状況
早稲田実業 先発メンバーに中等部出身者が2名いるが、いずれも中学の時は調布シニア、府中イーグルスボーイズと硬式野球クラブに在籍していた。
中等部野球部出身者は途中からレフトに守備要員として入った1名のみ。(中等部野球部ではキャプテンだった。)
仙台育英 (1)打順9番 先発ピッチャー
(2)代走
(3)後半レフトの守備
明豊 (1)打順1番 先発ショート
(2)打順6番 先発レフト
(3)代打→1塁守備
(4)リリーフピッチャー 6回途中から
比叡山高校 (1)先発ピッチャー
(2)リリーフピッチャー 10回から
(3)リリーフピッチャー 10回途中から
こうしてみると、系列中学野球部出身者は中学で主力であっても甲子園出場クラスの強豪高校になると、たとえ登録メンバーに入っても極少数のドラフト候補になるような例外を除けば、守備や走力を買われての起用が目に付く。
中学軟式と中学硬式の差もあるのかもしれないが。
夏の高校野球、全国選手権大会が盛り上がっている中、既に多くのチームが秋季大会を目指してチームを仕上げてきている。
神奈川県の秋季大会はもう、ブロック予選の組み合わせが決まった。
神奈川県の中高一貫校の高校野球チームで注目するのは、今秋季大会から参戦する中央大学附属横浜高校。
数年前、高校は軟式野球部だけになるという噂もあったが、どうやら高校野球部は硬式で参加することになったらしい。
昨年から高校は共学化されたが、過去の高校入試の合格者数は男子より女子の方が2倍くらい多い状況。
高校野球部員の数は今年、附属中学から上がってきた選手を加えて2学年で約30名。
最初の数年は神奈川県では苦戦しそうだが。
秋季大会では中央大横浜と同ブロックに近隣の地域の神奈川大学附属高校が入った。
神奈川大学附属高校の野球部監督は現役時代は、横浜商で過ごし2年生の時は山口鉄也(巨人)とバッテリーを組み、その後、東北福祉大に進んでコーチを経験したのち、神奈川大附属高校に赴任した。
今年の夏の大会では初戦から1年生バッテリーが投打に活躍。
3回戦の県立相模原高校戦でもサイドスローの投手を擁して、強豪校を相手に1-6と思った以上に善戦した。
今後、伸びてくるチームではないかとみている。
神奈川県の高校野球事情で、もう一つ。
伝統ある横浜市立南高校が中高一貫校になって3年が経った。
一貫生の1期生が今年、初めて高校に上がった。
それに伴い、今春から横浜市立南高校は1クラス分しか高入生を取らなくなった。
当然、高入生の減少により高校野球部の主力も附属中学野球部から上がってくる生徒が中心になってくると思われたのだが。
どうも、南高校野球部の今年の1年生は、少ない外進生だけしか入部せず、その数も3名だけらしい。
今秋季大会は数多くいる2年生が主力だが、今後が不安になってくる。
南高校といえば秋季大会や春季大会のブロック予選会場校にもなるような立派なグランドを保有している伝統ある野球部であり、昨年の県春季大会ではベスト8に進出するような高校野球部であったが。
附属中学にも練習が週3回に限定されているとはいえ野球部があるのだが。
やはり中高一貫生の内進生にとって、中学野球部では相当厳しい練習を経験してこないと、練習がキツイ高校硬式野球部に入部することは躊躇してしまうことなのかもしれない。
各高校野球部ベンチ登録選手の内進生の割合
下の表は今年の夏の全国高校野球選手権の東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県の予選参加校のうち、ベンチ登録選手の4割以上を系列中学からの内進生が占めた高校と登録選手の内進生の割合である。
(順序はベンチ登録の内進生の割合順)
ベンチ登録4割以上が内部生というのは、20名選手登録されていた場合は8名以上が内部生ということで、これだけの数字を占めるのであれば、附属中学野球部出身者を戦力としてどうしても考えなければならなくなる。
高校野球部を強くするのであれば、中学野球部を強くしなければならないので、中高一貫で野球部員を育てなければならない。
参考までに今年の夏の大会直前の野球部員の総数(1年~3年の男子部員の総員)を横に記載する。
これをみれば、少ない選手の中でやりくりしているのか、それとも選手層が厚く、チーム内で競争が激しいのか雰囲気がつかめるのではないかと思われる。
4都県、合わせて78校(埼玉5校、千葉6校、神奈川10校、東京57校)あるので内進生中心の野球部の総数も意外に多いと感じられるのではなかろうか。
麻布 100% 部員数 9名
東京学芸大国際 100% 部員数 11名
都立立川国際 100% 部員数 12名
渋谷教育渋谷 100% 部員数 12名
湘南学園 100% 部員数 14名
聖学院 100% 部員数 15名
都立南多摩中等 100% 部員数 16名
関東学院六浦 100% 部員数 18名
都立桜修館 100% 部員数 18名
武蔵 100% 部員数 19名
区立九段中等 100% 部員数 19名
獨協 100% 部員数 21名
都立三鷹中等 100% 部員数 21名
攻玉社 100% 部員数 22名
穎明館 100% 部員数 24名
芝 100% 部員数 26名
県立相模原中等 100% 部員数 26名
森村学園 100% 部員数 27名
逗子開成 100% 部員数 28名
関東学院 100% 部員数 29名
早稲田 100% 部員数 29名
神奈川大学附属 100% 部員数 31名
浅野 100% 部員数 35名
東京都市大付属 100% 部員数 38名
サレジオ学院 100% 部員数 44名
海城 100% 部員数 48名
渋谷教育幕張 95% 部員数 39名
秀明(埼玉) 93% 部員数 14名
学習院高等科 90% 部員数 19名
城北 90% 部員数 41名
開成(東京) 85% 部員数 26名
桐朋 85% 部員数 49名
啓明学園(東京) 82% 部員数 11名
成城 81% 部員数 16名
巣鴨 79% 部員数 19名
多摩大聖ヶ丘 75% 部員数 20名
東京都市大等々力 75% 部員数 24名
慶應湘南藤沢高等部75% 部員数 28名
筑波大附属駒場 75% 部員数 29名
帝京大高 70% 部員数 25名
都立両国 70% 部員数 27名
本郷 70% 部員数 36名
都立武蔵 69% 部員数 13名
玉川学園高等部 65% 部員数 26名
筑波大附属 65% 部員数 22名
明法 65% 部員数 27名
高輪 65% 部員数 33名
芝浦工大柏 65% 部員数 36名
城北埼玉 65% 部員数 38名
都立富士 64% 部員数 14名
成蹊 60% 部員数 50名
明大明治 60% 部員数 67名
東京電機大 56% 部員数 16名
和光 55% 部員数 19名
成城学園 55% 部員数 20名
麗澤 55% 部員数 37名
獨協埼玉 55% 部員数 47名
城西大川越 55% 部員数 70名
東京学芸大附属 50% 部員数 30名
明治学院東村山 50% 部員数 39名
明大中野 50% 部員数 76名
京華 45% 部員数 30名
市川 45% 部員数 34名
昭和秀英 45% 部員数 37名
立教池袋 45% 部員数 43名
文教大付属 42% 部員数 19名
芝浦工大 41% 部員数 17名
青稜 41% 部員数 17名
聖徳学園 41% 部員数 17名
都立大泉 40% 部員数 14名
青山学院高等部 40% 部員数 22名
順天 40% 部員数 24名
中央大附属 40% 部員数 29名
東京農大第一 40% 部員数 37名
立正大立正 40% 部員数 67名
千葉日大一 40% 部員数 75名
日本大学第二 40% 部員数 84名
立教新座 40% 部員数 85名
東海大相模が快勝した。
相手の聖光学院(福島)も東北を代表する強豪校である。
両校はしばしば練習試合を行っている。
ちなみにあのエース投手は、藤野シニア(神奈川)出身ということであり、
出身地近所の相模相手にどういう投球をするか楽しみだった。
なぜなら、昨年、相模は瀬谷ボーイズ(横浜)出身の松本投手(現ソフトバンクホークス)擁する
盛岡大附属にまさかの敗退を喫した経緯あるからだ。
神奈川私学には他県からの野球留学生は少なくないが、このように他県の強豪校に進む選手も多い。
概ね在籍するシニアやボーイズの縁で進学先が決まっていく。
むろん、特待生がその条件であろう。
現在、ベイスターズで活躍する山崎投手(帝京)も経済的事情で大学野球は難しかったが、亜細亜大学が面倒を見てくれたそうである。
現解説者の与田氏(木更津中央、現木更津総合)も、亜細亜大が手を差し伸べてくれたとかつて述べていた。
「金食い虫」と学内一部関係者から指摘される同大野球部だが、その練習や規律の厳しさ等を含め、野球界への貢献度(人材輩出度)は特筆もの。
野球ゆえ、社会人野球に進め、引退後もそのまま定年までの在職が保障される企業もある。
むろん東北地方の某校のように、特待生比率が多く、それゆえ経営が傾いてしまう高校は論外だ。
しかし、経済的事情を抱える野球少年らのためにも、特待生制度そのものは維持してもらいたいものだ。
安心して勉強やスポーツに打ち込めることはありがたいことである。
とりわけ、声をかけてくれた学校において。
「野球の強い完全中高一貫校」という題名のスレッドであることから、先ほど投稿した各高校野球部ベンチ登録選手の内進生の割合が4割を超える高校野球部のうち、最近5年間の夏の大会の勝率が5割を超える学校を抜き出した。
夏の大会を比較したのは、春季大会と秋季大会は各都県によってブロック予選の方式が「総当り方式」や「勝ち抜き方式」が混在していて、比較しずらかったからである。
下の表は勝率順に並び替えたものである。
5割を超えるというのは、毎年、初戦は突破できる期待を持った数字である。
参考までに下段には主な首都圏の公立進学校のうち野球が比較的に強い高校の過去5年の夏の大会勝率も記載した。
これと比較すると勝率6割を超える高校の野球部は中高一貫校の野球部としては、なかなか強い高校だと思われる。
青山学院高等部 勝率0.69 40% 部員数22名
千葉日大一 勝率0.69 40% 部員数75名
日本大学第二 勝率0.69 40% 部員数84名
明大中野 勝率0.66 50% 部員数76名
市川 勝率0.66 45% 部員数34名
芝 勝率0.64 100% 部員数26名
多摩大聖ヶ丘 勝率0.64 75% 部員数20名
明大明治 勝率0.64 60% 部員数67名
成城学園 勝率0.62 55% 部員数20名
東京農大第一 勝率0.58 40% 部員数37名
関東学院六浦 勝率0.55 100% 部員数18名
武蔵 勝率0.55 100% 部員数19名
城北 勝率0.55 90% 部員数41名
桐朋 勝率0.55 85% 部員数49名
立教新座 勝率0.55 40% 部員数85名
獨協埼玉 勝率0.55 55% 部員数47名
立教池袋 勝率0.55 45% 部員数43名
穎明館 勝率0.50 100% 部員数24名
浅野 勝率0.50 100% 部員数35名
海城 勝率0.50 100% 部員数48名
渋谷教育幕張 勝率0.50 95% 部員数39名
成城 勝率0.50 81% 部員数16名
慶應湘南藤沢 勝率0.50 75% 部員数28名
都立大泉 勝率0.50 40% 部員数14名
順天 勝率0.50 40% 部員数24名
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主な首都圏の公立進学校のうち野球が比較的に強い高校の
過去5年の夏の大会勝率
県立湘南 勝率0.62
県立川和 勝率0.38
県立船橋 勝率0.68
都立小山台 勝率0.68
都立国立 勝率0.44
都立立川 勝率0.62
我が家にも小学校4年の野球少年がいます。
来年から中学受験を考えて塾に通いだそうか迷っているところです。
神奈川の湘南や柏陽のような県立進学校でも野球部にはクラブチー
ムで野球に打ち込んできた生徒が入ってきて、50人近くいる野球部
のレギュラーになるのは、けっこう難しいと、チームのコーチから伺
ったことがあります。
愚息は今の4年生チームではレギュラーを何とかとっていますが、そ
もそも強いチームではありませんから、中学生になって硬式の野球ク
ラブでバリバリ活躍するようにはとても思えません。
それだったら、中学受験で中高一貫校の野球部に入ったほうが、長続
きしそうな気もするのですが、そんな中高一貫校でも高校の野球部の
練習は厳しいのでしょうか。
最初から甲子園を狙うような高校で野球をするのは無理だと考えてい
ますが、湘南や柏陽のような公立進学校と私立の一貫校で野球を続け
るのはどちらが大変かなと悩んでいます。打算的ではありますが、レ
ギュラーになりやすく、それでいて野球が弱すぎて面白くなくならな
いような選択肢にはどのようなものがあるか、ときどき考えています。
神奈川の公立校の弱点は、有能な指導者の異動によって強弱の影響を受けることだ。
たとえば、県立湘南高校の現監督・川村先生は、周知のようにご自身元甲子園球児である(エース)。
その後、横浜国大野球部で活躍し、卒業後県の教員になった。
前任校の県立藤沢西高校を公立の実力校に育てた実績もある。
しかし、残念ながらその逆の例もまた多い。
すぐれた公立高校監督在任中こそ大勢の部員を抱えても、
異動後数年で見る影もなく野球部自体の活動が衰退する例も珍しいことではない。
そこで、もし私が公立中学生で神奈川公立校野球部を選択するならば、旧制中学の経緯ある高校を選ぶことだろう。
大勢のOBを輩出し、部としての伝統が培われているだろうからである。
また本来なら、神奈川では桜丘や南と言った横浜市立校、あるいは希望ヶ丘、横浜緑ヶ丘、百合丘や多摩・厚木といった普通科高校が
そういった層を受け入れる役割を果たしてきた。
県相模原(県相)も野球の盛んな地域の学校として上記に加えたいところだが、佐相先生の監督就任で選手が意識して集められているようであり、
よほど腕に覚えがある中学生でない限り、私はお勧めしない。




































