在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
「教育」「学校」「受験」についてしみじみ考えさせる漫画を語りましょう
一般的な所感には飽きた、というところもありますので、テーマを絞ることを提案します。
古典的な作品から
「空の色に似ている」内田善美の傑作です。
舞台になっているのは山あいの伝統校(たぶん公立の共学校)で、山梨県立日川高校がモデルではないかといわれています。
「陽気な魔女たち」森脇真末味、プチコミックですね。女子高に違和感を持つ主人公の生真面目な生徒と教師の掛け合いが面白いです。
「天才柳沢教授の生活」山下和美。主人公は大学教授ですが、さまざまなレベルの「教育とは何か」「考えるとは何か」がテーマになっている快作です。
比較的新しいものなら
「三月のライオン」羽海野チカ。とくに「いじめられっ子をかばって窮地に立つ少女」の話はリアリティがあります。
色々教えていただけるのを楽しみにしております。
エリート狂想曲は、小学生の時、いとこのお姉さんに単行本を見せてもらった。確か、連載は少女誌だったような。スポーツ万能だけど勉強はイマイチだった主人公が、最後は彼女と一緒に東大に入ってハッピーエンド、という感じだった。
ちなみに、受験全く関係ないけど、エリート狂想曲の作者の弓月光先生の最高傑作は、「甘い生活」だと思う。
弓月先生も年代でいえば24年組(1949年生まれ)ですね。
この学年は1浪すると「東大入試中止の年」に引っかかるシステムになっていて、先生が神戸大学に落ちたのも大きく言えばその余波といえなくもないかな。
24年組はみなデビューが早く、高校卒業や短大中退という学歴が目立ちますが、10年くらい後になると日本女子大の高橋留美子、お茶の水女子大学の柴門ふみ、東京女子大の森川久美など漫研出身で出版社の編集と同レベルの学歴の描き手が急に増えた印象があります。
「櫻の園」は吉田秋生さんがLaLaに描いた連作ですね。
吉田さんはこの少し前に基地の町の高校生を主人公にした「河よりも長くゆるやかに」をプチフラワーに断続的に連載して漫画賞を受けていますが、個人的には櫻の園のほうが痛みが伝わってくるような緊張感があって好きです。
中原俊の映画のほうは、当時金が余りすぎていたせいかよくあった「美少女集団合宿映画」の傑作で、出演したほぼ新人の女優さんたちには長く活動している方も多いです。
こういう撮り方は「映画好きの演者さん」を育てる効果があるのかもしれません。
超進学校を舞台に大学受験を扱った印象深い作品は山岸涼子さんの「メタモルフォシス伝」です。
舞台はまさにエデュの世界。
東大か医学部か、他に選択肢を与えられない、そうでなくては負け組と言われる世界で生きる子供達の葛藤が描かれています。
でもこの作品、今から40年も前のものなんですよね。
さすが山岸涼子さん、何年たっても色あせない作品を書かれる。
最近読んだ雑誌に、高校生の山岸涼子さんと大和和紀さんが親に内緒で(漫画描くことを親に反対されているため)手塚治さんに会いにいったエピソードが載っていました。
山岸さんと大和さん、同郷とは知っていましたが高校時代から友達だったとは初耳でした。
手塚治さんとデビュー前の山岸涼子さんと大和和紀さんの三人の邂逅。
読んで鳥肌たちました。
札幌旭丘高校のご出身でしたね。
旭丘は札幌の中では郊外の住宅地ともいえるところにあった札幌市立の比較的新しい学校で、超進学校ではないですが多彩な卒業生を持つ面白い学校です。
(学区制などをいじるのは札幌でもあって、その結果札幌市内一番の「偏差値」になったことも一瞬だけあったらしいですが、その後はあるべき場所におさまっているようです)
私の伯父が旭丘高校の古文の教師で、「俺は出世する気はないから教頭試験なんて受けない、そのかわりに居たいところにいさせてもらう」と宣言して実際に10数年間居座っていました。
教え子に漫画家が何人もいるというのが自慢で、山岸先生の作品ではないですが、ちゃっかりキャラ化されて某学園漫画に登場したこともあります。
「日出処の天子」は梅原猛の著作をベースにしながらはるかに凌駕するスケールで古代史の矛盾を大胆に回収しており、こんな作品に出会えるのはほんとうに幸せなことだと思います。
派生作品の「馬屋古女王」もちょっとすごいですね。
娘のオウインアゲはいい加減にしろ!
筑駒、東大、大学教授と全て税金で学び、稼ぎ、今はエデユ中毒。
もう教員、辞めてけっこうです。
いや、いますぐおやめ下さい!
>中学受験では、ほぼ同じ偏差値の学校が2つある。
桜蔭と豊島岡。
桜蔭は辞退者が少ないが、豊島岡はとても多い。
前者の進学者の学力は幅広いが、後者は低学力側に偏っていると想像される。
その根拠は、六年後の大学受験合格実績。
桜蔭は東大トップテンの常連だが、豊島岡の順位は低い。
これは、入学者の学力分布が前述のようであったためと思われる。
一般に、辞退者の多い学校の学力分布は低い方に偏っていると言えるのではないかな。
東工大と早慶にも同様のことが言えると思う。
1980年前後に漫画の描き手の学歴が一変したことで、絵柄も「学園生活の描写」もリアリズムの厚みが増したのは否定できないでしょう。
もともと少女マンガ雑誌の読者と作者の距離は近く、好きな絵を真似して投稿していた中学生や高校生がそのままデビューというのが普通にありました。
これにはよいところも問題点もあって、一条ゆかりさんや森脇真末味さんが具体的に指摘しています。
もともと「マンガふう」にデフォルメされた絵があり、それを真似して変形の度合いが上がり…という方向に拡大していってしまうということですね。
その伝統を切って、「身体に骨の入った」絵から出発するというのは、必要な技術革新だったのだろうと思います。
川原泉さんのコロコロした絵も好きですけどね。
こんにちは。浅薄さん、面白いスレありがとうございます。皆様のリストのお陰で、しばらく無料試し読みやらブックオフやらAmazonやらのお世話になりそうです。
一条ゆかりさんといえば、「有閑倶楽部」ですね。
幼稚園から大学までの一貫校なので、あれは慶應の漫画版なんですかね?
(余談ですが、清史郎が、「ギャラリーフェイク」のフジタに似ている・・・。)
世間の関心は、なんてったってエリート(その世界の超一流)と金持ちです。この二つを登場させると売れますよね。
例えば、(ジャンル横ですが)「こち亀」なんて、両さんの弟は弁護士だし、両さんの趣味はマニアックなので知り合いに医者も多い(ここで低俗なだけの漫画ではない、という親近感を与えると共に、弁護士医者マーク)。同僚の中川と麗子も、有閑倶楽部以上の金持ちだし。やはり、漫画でロングセラーを出そうと思ったら、幅広い読者層を獲得しないとなかなか難しいと思います。
ブラックジャック!!!!!
当初の設定は28歳なんだそうですね。恐るべき技術の高さからすれば有り得ませんが。
(ちなみに、ゴルゴ13もそれぐらいだったそうです。天才には、経験値はもはや関係ないのか?!)
無脳児のアップに衝撃を受けた記憶があるなぁ。
のび太のママやおばあちゃん絡みの心温まるストーリー同様、ブラックジャックも、
「わたしなら 母親の値段は百億円つけたって安いもんだがね。」(もらい水より)
ところで、手塚治虫文化賞にノミネートされたこともある「ピンポン」もありましたね。齋藤孝さんも愛読書だそうです。
同じ卓球部で、「行け!稲中卓球部」もありますが、一見あまりにくだらないから、処分しようにも、読み直すと、どうしても捨てられない悩ましさ。何だこれは?!人間の本心がさらけ出されている魅力なのだろうか。
「暗殺教室」ってのもありますね。
成績順にクラス分けされる進学校で落ちこぼれ、皆に差別された子達のクラスであるE組が舞台。
共感する人達もいるのでは、と思います。




































