女子美の中高大連携授業
「教育」「学校」「受験」についてしみじみ考えさせる漫画を語りましょう
一般的な所感には飽きた、というところもありますので、テーマを絞ることを提案します。
古典的な作品から
「空の色に似ている」内田善美の傑作です。
舞台になっているのは山あいの伝統校(たぶん公立の共学校)で、山梨県立日川高校がモデルではないかといわれています。
「陽気な魔女たち」森脇真末味、プチコミックですね。女子高に違和感を持つ主人公の生真面目な生徒と教師の掛け合いが面白いです。
「天才柳沢教授の生活」山下和美。主人公は大学教授ですが、さまざまなレベルの「教育とは何か」「考えるとは何か」がテーマになっている快作です。
比較的新しいものなら
「三月のライオン」羽海野チカ。とくに「いじめられっ子をかばって窮地に立つ少女」の話はリアリティがあります。
色々教えていただけるのを楽しみにしております。
母と主人公、妹の関係は萩尾先生が実際に経験し感じたことであるとご本人、妹さんの発言があります(お母様も読んだらしいですね)。
話に深みを与えているのは「妹」の造形であるように思います。
テレビドラマは「違う話」ではありますが菅野美穂さんの初期の代表作ですし、妹役の榎本加奈子さんの演技はみるべきものがありました。
単なる母と娘の対立ではなく連鎖していくものとしての表現にはうたれましたね。
「美女と野獣」「サンドリヨン」などの物語の類型では、主人公の「美しく思慮深い娘」以外の姉妹は単なる「愚かな欲望」の人格化にすぎませんが、「イグアナの娘」、岡崎京子の「PINK」の妹はそうではありません。
文化の深まりを感じさせる秀作だと思います。
逆に文化の浅さを感じさせるのは「小中学校の国語教科書の貧乏話」かな…
1945年がすでに「72年前」なので、まず事実を伝えたいという気持ちはほんの少しわかりますが、いかがなものかという感はぬぐえませんね。
最後の授業
あれはひどい話。プロパガンダの実例として、以前に国語の教科書にのっていたようなかたちではなく、歴史的地理的背景も含めてきちんと教材にしたらいい。
よくもあのような代物を無批判に教科書に入れたものだと思う。
おっしゃる通り、最後の授業は、国語の教材ではなく、社会科の教材の一つとして、戦時中・戦後の、国家によるプロパガンダの一例として扱うべきものであったと思います。
それはそうと、義務教育課程で使われる教科書は、全員が読んで理解出来る事を前提としていますから、分かり易くて薄っぺらい話を取り上げざるを得ないのでしょうね。
>義務教育課程で使われる教科書は、全員が読んで理解出来る事を前提としていますから、分かり易くて薄っぺらい話を取り上げざるを得ないのでしょうね。
それはそうだけれど、後日、背景も知ってしまった者は、教育制度、教育行政に対して向ける視線がさらに冷たくなる。
ま、文科省の施策でこうなってるから、これは素晴らしいんです、などというタイプになるよりは、それぐらいの方ががいいのかも知れない(笑)




































