在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
インターナショナルコース(英語初学者向け)ってどうですか?
いくつかの中高一貫校にある英語初学者向けの「インターナショナルコース」(英語の授業数や英語による他教科の授業数が多いコース)が気になっています。有名なのは三田国際や広尾学園にあるコースかと思います。
こういったコースは、進学校とInternational schoolのいいとこ取りなのではと思っています。
International schoolは英語ができるようにはなりますが、必ずしも勉学優秀な子が集まるわけではないですし、国内の大学受験にも対応しづらくなります。一方、進学校のインターナショナルコースは、中学受験を勝ち抜いた子が集まった上で、高い英語力を身に付けられるので魅力的に感じます。高校進学時に国内大学受験向けのコースにも移れると聞きます。
他の教科がおざなりにならなければ、中学生の間に英語が抜群にできるようになることで国内の大学受験においても大きく優位に立てるのではないでしょうか。たとえば三田国際や広尾学園のコースでは、英語初学者でも中2で多くが英検2級を取得し、コミュニケーションにも不自由しなくなると聞きました。将来理系に進む場合でも有利になりそうです。
このようなインターナショナルコースへの進学についてどう思われますでしょうか?もし内情にお詳しい方がいれば情報をいただけると嬉しいです。
調べた範囲で都内でこれに該当するコースを下に載せておきます(五十音順)。あまり詳しくないので、この他にもおそらくあるものと思います。
開智日本橋
DLC(デュアルランゲージコース)
週5~6時間の英語授業に加えて、非主要科目と社会も段階的に英語に移行する。
東京女学館
国際学級
週7~8時間の英語授業に加えて、美術も英語で実施する。
広尾学園/広尾学園小石川
ISG(インターナショナルコース スタンダードグループ)
週7~8時間の英語授業に加えて、非主要科目が英語で実施される。
文化学園大学杉並
週9~10時間の英語授業に加えて、上級者は理数科目も段階的に英語に移行する。
三田国際
IC(インターナショナルクラス イマージョン)
週8~9時間の英語授業に加えて、主要科目も段階的に英語に移行する。
中学のうちにしっかり英語力を高められれば、高校でさらに高みを目指すことも、他の科目に多くの時間を割くことも可能なのは間違いないですね。
こちらにも年齢的な優位性が書かれてます。なるべく年齢の低い中学の間にしっかり英語をやることが効率的だと思われます。
https://www.global-crown.com/blog/english-teaching/kids-english-period
第二言語としての英語学習に臨界期があるかどうかについては、実は研究者によって意見が異なっているのが現状です。
さまざまな意見が混在していますが、12~15歳頃の思春期が臨界期だとする説が多数派です。しかしもっと早く、10~12歳頃が臨界期だという学者も、逆にもっと後だという学者もいます。
しかしどの年齢を臨界期だと考える学者であっても、英語学習を始めるのが早いほど習得がスムーズという意見は一致しているのです。
むしろすべての学校を、こういったコースと同じカリキュラムにして欲しい。
ネイティブ教師の授業を多くして、広尾のインターナショナルコースみたいに主要科目以外を英語での授業にして聞いたり使ったりする機会を増やせれば、日本人の英語力は劇的に変わると思うのに。
こればっかりは家庭ごとの教育の考え方次第なので、当然、御三家を辞退して広尾学園(といっても主にインターナショナルコースや医進サイエンスですが)を選ぶ生徒もいます。他にない教育を提供していますからね。
そのような選択が多数派でないのは言うまでもないことと思いますが。
以前、御三家辞退での進学の話を聞くようになったという塾関係者の記事もいくつかありましたね。
その論文は興味深い。「12~15歳頃の思春期が臨界期」ということだと、本当は小学生のうちから英語に取り組んだ方がよいのだろうけど、中学受験の関係で難しい家庭が多い。だから、中1から一気に英語漬けにして(でも数学や理科は日本語)というのは恐らく理にかなっているし、このようなインターナショナルコースが最近は活況な理由の1つなのだろう。
ただ、いくつかの学校で見られるイマージョン教育(数学や理科も英語授業に移行)は、日本の大学入試にかなり対応しづらくなるので、ちよっと別物と考えた方がよいのではないかな。




































