認知症と携帯電話｜掲示板スレッド

電話あり。
電話を見てもらってそののち新しいのを買うかどうか相談に行きたい、と言う話から、やがてけんかになり、
一人で自由にどこへも出かけられないのかになった。
服も買えないのかと。

もっともらしくしゃべりだすのでとても、脳の病気とは思えない。
というか、昔と変わらないともいえる。前からこんな感じ。

骨折という病識もなく、先日整形外科に行った際、買い物に誘ったこともきれいさっぱり忘れてる。

食事もまずいとか言うが、一時間以内でも記憶できていない。できていないものが、まずいとは気の毒な話だ。同じ忘れるなら、おいしかったとすり替えてもよいのに。普通でもいいけど。
献立表を見ながら、○○食べたんでしょ？というと、食べてないという。自分は卵の輪切りを食べただけという。パンを食べたとか。たぶん麺類なんですよね。

こんど、○○さん（近しい親戚）が行くから、一緒に行ったら？というと
○○さんて誰？会ったことないという。
私はそこで目が覚めた。
今度、電話見にいこうね、買い物にも行こうねと言った。
母の機嫌はよくなった。
これでよいのだ。

母に期待しちゃいけない。脳の病気、脳の病気。

朝7時過ぎ。
洋服がなくなったので被害届を出さなくてはならないという電話。

なくなったのは母の勘違い
被害届は、社協をすすめてくる女性（認知症）のアドバイス
この人は母のツボなんだろうなあ。母の価値観の中で一歩先行く素敵な人なんだろう。

もの盗られ妄想はパターンだと思い、施設でなくなったと言い出すからには、
介護士さんに泥棒呼ばわりをするのではと心配になる。
だが、そこを突くと、おろおろしてしまった。

夜中のパーティがあったらしい妄想もあり
すてきな服が私から送られた妄想もあり・・・

夜中に介護士さんいないのに、パーティないでしょとか
そういう服は送ってないよとか、言っているうちに元気がなくなり
最後は弱い者いじめしたみたいな感じになり
結局気分が落ちたのでここに書いている。

安全だから安心だけど、妄想に振り回される。

認知症、別世界といいたいけれど、病気が緩やかな坂道のように感じ、その一本道の上に私もいる気がする。

話変わるが
母は、自分が言った「要らないから持って帰って」というコメントをショックを受けたらしい。（服の話の流れ）
結構いつも言ってたから・・手作りのにんにくのしょうゆ漬けを「まずいから持って帰って」とか・・
普通に、言っていいことだと思って言っていたと思ってたよ。

＞私はそこで目が覚めた。
今度、電話見にいこうね、買い物にも行こうねと言った。
母の機嫌はよくなった。
これでよいのだ。

ご無沙汰しています。
上記引用文を読んで泣きました。

極意です。

また書き込みしますね。

オニヤンマさん、おはようございます。
引用してくださったようにはうまくいかず、珍しく、嵌まったので書き留めたんですよ・・

でも書きとめておくのは大事だと思います。私の場合だと、すぐ忘れちゃうので。

どうぞいつでもお話ししてください。

親戚がホームを訪ねてくれた。
おやつを食べたり、散歩したり、話を聞いてくれたりして
楽しかったようだ。

私にはこういうゆとりがまったくない。
足りないものはないかとか、
洗濯にちゃんと出して（パンツははじらい、一日履いたパンツ（ズボン）はまだ洗わなくてよいと判断、その他誤認の理由から要洗濯ものをしまうので）とか、
お金が要るんだけど（持ってちゃいけないので、結局けんか）、
お金がかかるから出たい
廃用症候群対策で運動してなど、
話題は碌なものがないせいか。

有難かった。よかった。

母、
夜、薬を飲んだ後はともかく、
記憶力がないことはともかく、
なんか元気になった。

栄養が足りているし、人前を繕うとこあるし、お仲間もいるし、
庭の手入れも、家の不具合も、なんだかんだの心配もいらないものね。
かつてはそれで「ぼけちゃう」なんて思ってたけど、
そもそも脳の病気だから、関係ないのかも。
もう、いろいろな集まりにいけるわけもないし、
同じ病気だから、自分の現況、将来の予定は誤ってるなど、
お互い大変でもあるようだけど、
人としての助け合い、いたわり合いは変わらないみたい。
しかもすぐ忘れるというありがたさ。

そうはうまくいかなかった。
お仲間の一人は症状がひどくなり、母は避けだした。

施設に入って調子が良いので忘れていたが
母は約束が苦手という症状があった。予約、約束、あると、それまで毎日のように確かめの電話をする。
それも加速度的に増加、私の経験だと当日朝は早朝より電話、数分おき、出られないといっても控えられず、子供にまでかける。鬼電てやつですね。最後は被害妄想、そして何事もなかったかのような再会。

お散歩サービスを頼んでいただけの時はよかった。
さらに先日から訪問マッサージをお願いし、
親戚の訪問が2つ続いては母は、また、この予定ダメ期に入った。私にはないが、マッサージのかたに毎日と聞いたが、きっと一日何度もかけたのだろう。
ホームの人から聞いた。
結局、お散歩はやめて、訪問マッサージのみをお願いした。面会もなし。それが脳の容量にふさわしいのだろう。。。

そして私に電話がかかってくるけれど、
ここでこうやって何のために生きているのかというような難しい問いをしてくる。私が返答に詰まるとすぐひっこめるところ、やっぱり思いやりはあるとおもうのだけれど。