国立医大の入り方｜掲示板スレッド

http://www.tt.rim.or.jp/~turuenny/index.htm

> 訳あって医学の世界の実態を知りたく

医学部はいったって医学の世界の実態は解りませんよ。
医師になって、何年も経験をつまないと。
その時はオバサンではなくオバアサンになってしまいます。

> 受験までに４年と考えています。

1年で十分でしょう。わたしは10年のブランクで2ヶ月で合格しました。
問題はその後ですよ。
世間で言うほど医学部は生易しい世界ではありません。
はっきり行って勉強地獄、試験地獄です。（年寄りにとっては）
がんばれますか？

> 独学で進めるとしてまず何から手を付けたらいいのでしょう？

書店に行ってください。それしかありません。

> 今時の国立受験事情も全くわかりません。

そんなものは、勉強ができれば全く関係ありません。
勉強ができれば合格できます。

訳あって位の動機で突破はむり。
明確なモチベーションがないと無理。

っていうか、その年で医師になって開業が選択肢にないってどういうこと？
50歳で医師になって、研修やってちょっとできるようになって60歳で定年で終わり？
研究しようにもやとってもらえる？
医師1人育成するのにいったいいくら国費が投入されていると思ってるの？
５−６０００万円だよ。
医学の世界の実態が知りたければ別の方法を考えて、
そのお金は本当に医療に貢献したい人に譲って下さい。

やる気のある人は思い立ったらその日から勉強し始めます。
今度の受験だって間に合うかもしれません。
それくらいのバイタリティーがないと年寄りの医学生はやっていけません。

釣りにまじめに答えた私がばかでした。

私の職場の先輩女医、後輩医師でそういう方がいらっしゃいます。
人生の経験をつんだ分、とても優しい人間の出来た方達ばかりです。
同級生にも学卒が結構多かったように思います。
国立大医学部に入り医師になるまでは、一人当たり、税金一億五千万以上はかかるのです。
ただ勉学、医学を志すのは個人の自由。
ご家庭があるなら、周囲の理解も必要ですが。
２０歳前後の学生たちの中で過ごす大学生活は人生に張りが出ると思います。
高校から入った学生より、学卒の方のほうが真面目な学生生活を送ってますし、熱心です。
とりあえず予備校に通われては？
がんばってくださいね！

ご親切なアドバイスを本当にありがとうございました。
釣りでもなんでもないんです。しかし、「釣り？」さんの
シビアなアドバイスは中々身に滲みました。
同じ医学部を目指す息子のサポートに徹するべきかとも
思いますが、このまま棺桶には入れん！と思う我侭をよ〜く
自覚し深慮したいと思います。
本当に感謝します。ありがとう。

医療の世界は本当に大変です。
社会からは、期待と疑念と好奇とそして妬みにさらされます。
現在の社会の流れは医師の人権はほとんど無視され、
「どんどん、何でも、いつでも患者が期待する医療を提供しなさい。ミスや勘違いなんて一生に一度も許しません。でも儲けてはいけません。」
なんて、無茶な要求にさらされています。
ストレスなんておそらく創造できないくらいです。
瞬時瞬時の判断を要求されながら、ミスしてはいけない、判断が遅れてもいけない、という環境です。しかも、月に何日も当直し、夜間に呼ばれ、当直明けも休めず、有給の消化なんてまったくできず、土曜日も仕事で、勉強のための学会活動や講習会参加も自費で（給与所得者の場合は控除にもならない）、これでこの所得でなんで高いの？と叫びたくなります。医師にこんなひどい労働条件を与えているのは先進国では日本だけです。
でも、医師は文句をほとんど言いません。それはその仕事のやりがいがもう麻薬のように癖になり抜けられないからです。それくらいこの仕事はやりがいがあります。

もし、本当に医師になりたいのでしたら、ぜひ死ぬほど努力してください。そしてその年齢で医師になったことをむしろ生かしてください。
甘い考えや低いモチベーションなのであればやめたほうが無難です。
よくお考えください。

わたしは３０歳台半ばで医師になりましたがそれまでのサラリーマン時代の経験はとても有効であったと思っています。

がんばってください。

そして、医師の労働環境改善にもう少し世間と政府（小泉さん！）に目を向けていただければと思います。現実は厳しく、このままでは特定の科をのぞいて崩壊してしまいます。

釣り？ってやつって中年おばさんが自分と同じようなことして成功したらむかつく
からそんなこといってるだけでしょ？
自分が三十半ばで医者になったのは特別な例であってそれをなんだかんだ自慢に思ってる
だけ。

　ひがみ根性丸出しって　言うんだよ