文科省局長が息子を東京医科大学に裏口入学！！｜掲示板スレッド

豊かな家庭と貧しい家庭が、得している様に見えます。
多数派の中間所得層は、損ばかり。

＞入試で不正があったことが発覚した時点で、医師の倫理規程に従う者として失格である。もうその時点で患者との信頼関係を失っている。

たしかに、そのような市民法上の債権債務関係（契約法上）の信義則の問題もあろう。だが、上述の通り私はその前提となる契約当事者間（本件でいえば医療に関わる契約）の平等性自体に疑問を抱いている。なぜなら、契約当事者たる医師（病院）と患者（個人）とは、専門知識、情報量ならびに経済力等においてすでに実質的に対等・平等ではないからである。したがって、常に患者は病院（医師）に実質的に従属せざるを得ない立場に置かれる。そこに、契約締結の前提となるべき患者側の真の自由な意思はない。ほぼ完全に医師（病院側）の指示に盲従せざるを得ないのが現実ではあるまいか。これは労働契約における使用者と労働者との法律関係にもいえる。

「信頼関係」の議論以前に、まずそうした本質的な構造にも注目すべきである。その視角なければ、今回もまた表面上の弥縫策で以てお茶を濁して終了になろう。そして特権層の利権構造は残り、ほとぼり冷めたころ再び繰り返されるのである。それが歴史から得たわれら人間の苦い教訓のはずだ。

人間だから、罰せられなければならないのです。入試で不正が発覚したら、その時点で退学です。

保育園や特養ではそう感じることもありますね。今度は高校や大学も無償になるようですし。

こんな事を呟いていた学生がどんな医師になろうというのだろう。
医療過誤を起こした時も、きっとどんな風に誤魔化すかしかアタマには浮かばないだろう。
どんなカタチであろうと裏口入学した学生が誠実に患者に向き合える医師になるとは思えない。国家試験を受ける以前の問題。

＞ふつうに私立医の子なら昔から有りそう?

医療過誤があっても、みんなでかばいあって、なかったことにする。これもふつうにありそうなことです。
だから、発覚したら厳罰に処する。
もちろん、事実の確認には厳正な手続きを踏む。そのための法律であり、法廷闘争ではないのですか？

教育や社会保障が無償になることは、圧倒的多くの人々にとって望ましいこと（福祉国家化）。同じ資本主義体制にある欧州先進国ですでに実行されている。むしろ、資本主義の継続を望む彼の地の資本家たちがそれを積極的に推進している。なぜなら、多少の高負担生じても、現行の既得権が維持されることの方がメリット多いと冷静かつ巧妙に判断するからある（大衆への弥縫的譲歩）。

残念なことは、この国では支配層からする巧妙なキャンペーンに乗じられ、本来ともに利害関係を同じくするはずの国民大衆の間に分断を生じていることである。そうして国民同士がいさかいを繰り返すその裏で、本件のような富裕層やエリートらによる縁故入試が密かに繰り返されてきた（東京医科大の場合）のである。まさに思うツボだったということだ。

私立なんだから、どんな選抜法でも自由だ。

だけど、募集要項に「コネ、寄付金」の記載がないのに、受験料を取っているとしたら、それは立派な詐欺だ。

ほとんどの受験生は努力すれば報われると思って受験するわけだから。