2200万私立医と地方国立医の総費用差額｜掲示板スレッド

必ずしもトピ主さまの参考にならないことも含みますが、思うところを書きます。

私にはトピ主さまのご家庭が私立医学部の学費を全く払えないとは思えないんですよ。最初から、ご主人とトピ主さまの余裕資金や優先順位の考え方の違いかと考えておりました。
もちろん、十分余裕がある状況ではないことは理解しております。

そして、ある選択をする場合は、選択肢の両者の得失を理解することが最重要かと考えております。巨額の資金を使おうかというときに得失の知識なしに判断することは避けるべきですし、情報は多いほうがいい。情報の取捨選択は読み手の責任かと存じます。

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そして、私立医学部を選択する場合ですが。
医学界にバックグラウンドを持たない場合、たぶん、ネットだけでなくリアルでもいろいろ言われるかと思います。一家で方針にぶれは無かったし、私は鈍感力だけは負けない自信がありますが、それでもいろいろあり、思うところはありました。

トピ主さまのご子息の場合、最も重要なのは、実は資金ではなく、この点ではないかと思います。私立だとクラスメートにいろいろ言われる、国立に入った人に会いたくない、という心境を振り切れないなら、私立医学部はやめたほうがいいです。入学した人はほとんどの人が吹っ切れていますが、まれに引きずる人が居て、あまり良い結果にはなっていません。もちろん、慶應でも東大再受験と言い続ける人、実行する人も居ます。
吹っ切れれば私立は私立なりに生きていけますし楽しい学生生活かと存じます。

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そして、試験は常に水物。何が起こるかわかりません。
今回の結果はトピ主さまにははなはだ不本意だと存じますが、試験である以上、ある確率で起こりえることです。
試験とはそういうもの、と思い、そのときの対策も、本来は、ご家族で統一し、一枚岩になっているべきでした。

上位私立医に合格なさったとのこと、実力は十分と存じますが、一般論としては、「できた、できた」と思う人が受かるとは限らない、というところはあります（センターのようにすべて記号の場合は別）

そして、たいへん失礼ながら、７日までに合否が確定している国立の顔ぶれを見るに、もし浪人なさるときに、最後まで横市に拘泥すると危ないか、という気もします。最初の目標が高いのはいいことと存じますが、柔軟な見直しなど必要かと。
これも、プライド高すぎる人に、現役で受かったクラスメートより偏差値の高いところに行かないと恥ずかしい、という人が散見され、結果は思わしくない場合がおおいです。

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最後にお金の話
トピ主さまはすでに解決済かと思い、書きませんでした。
私立の場合、辞退しても入学金を除いて返金されますが、初年度経費全額の払い込みが必要な大学もあり、短期運転資金はけっこな額になる場合があります。これは複数校私立を受ける場合にけっこうきつく、綿密な場合分けとシミュレーションが必要になります。
それから、合格発表から入学手続きまで時間が無いのです。前期一般で５営業日くらい、補欠入学の場合は３営業日以内に初年度経費の振込と手続きを指示されることもあります。株式を換金する時間すらあやしい。
このあたりも綿密に計画なさってください。

トピ主さまの場合、ご子息の後期受験のサポートとともに、私立入学を仮定した場合の手続きなど、抜けるとまずいことになる場合があります。冷静にこちらのスケジュールも把握なさってください。私立辞退を決心なさるなら不要ですが。

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正直、これ以上、ご夫婦でブレないほうがいいです。ぜひ方向を定められますよう。

トピ主の旦那がいろいろと勘案した結果出した結論が私立医進学ということであれば、それに従うのが最善かと思う。私立医卒でも首都圏で医者人生を送るならば、国立卒と全く遜色なくキャリアを全うできるだろう。浪人するのであれば、予備校代100万/万はかかる上に、社会人になってから定年60歳までの医師人生が1～2年（定年間際の年収2000万として）少なくなるのは、息子にとっては大きな機会損失であろう。それを踏まえての旦那の決断なのだと思う。

マンションを売ってどこに住むのでしょうか、
義両親と、同居になるのでしょうか。

確かに、私立との学費差2000万円ぐらいは勤務医の定年間際の給与一年分に相当しますね。浪人すれば、一年分の給与が吹っ飛びます。それを考えれば、現役に越したことはない訳で、事情が許せば現役私学医でも良いように思う。
今親が払うか、後で子供が給与減少という形で報いを受けるかだけの違いかもしれない。
現役に越したことはない。評価も違うのは、先日の大学入試で大学が現役を欲しがって優遇していた事実からも明らかだしね。現役には可能性があると思われるわけで、実際優秀だと思う。
結局、後期国公立受かればそちらへ。ダメなら私学医学部で良いんじゃない？

何処かで開業するなら話は別。。。

トピ主さまのご家庭の問題は、実は金銭ではない、少なくとも他の理由を金銭にすり替えている、と考えています。

恐縮ながらご主人にはピリッとしてほしいです。

旧帝大医学部のプライドからご子息が私立に進むことを好まず、しかし「私立は止めろ」という理由に経済面を使った。
しかし、不首尾の結果をみて、「妻や息子のメンタルが崩壊したらたまらん」と考えて、私立を薦めだした。
しかし、以前国公立を強く薦めた手前素では薦めにくく「マンション売る」とか脅しもかました。

ご子息も
＞最近の私立医学部の問題もあり、「私立だと恥ずかしい」と言う同級生からの評価など短期的な見方で
とのこと。メンタルにはプライドが非常に高い。

間違った推測かも知れません。
しかし、ご主人のダッチロールには、どうにも腹が立ちます。

それから、「状況が変わった」ということは、無いです。
試験には合格と不合格があり片方の結果が出ただけ。合格証書をもらい手続きをしてから突如取り消されたわけではない。
旧帝大医学部ともあろう方が結果が出るまでなぜノーコメントノーコンタクトを通したか。

それはないでしょう、という気持ちです。
父親が本音を隠しブレてどうする。

人の考えは様々ですが、旧帝医を出て学費2200万円の私立医まで40分のマンションに住む勤務医という立場であれば、子供の大学は母校、所属する医局、近隣の国公立などが良いと思うのでしょうが、志望校選択の時点でこれらのどれにも当てはまらなくなった時点で、もう学校名へのこだわりは無くなっているものではないでしょうか？ 子供の成績や能力は見てきたはずですし、親世代の受験感覚の方が厳しいと思うので受験を知っている親が高望みにこだわるというのは想像し難いです。

兄弟皆、平等なチャンスを与えたいと思っています。
兄弟みんなを私立医にやることができるなら私立医でGOをだしますが、下の子に我慢させるようでしたら、国立医で出費予定だった分との差額を将来返済させる約束で私立医に行かせますね。（我が家の場合は大学の費用は一人約1千万まで＝地方国立医を想定しています。安く上がればその分本人に還元）
自宅を売るなんてありえません。一人っ子ならまだしも、ご兄弟がいらっしゃるのですよね。

慶応や順天堂の奨学金を取れれば進学可（←おそらく無理）、そうでなければ１浪ののち確実に合格できる僻地の国立にでも行かせます。それでもだめなら早慶理工をすべり止めで。（医学部チャレンジ受験は現役まで）
無い袖は振れません。祖父母に頼む予定もありません。
今は地方医から東京にカムバックできる時代ですので、実力があればどこででも仕事はできるはず。6年の辛抱と言い聞かせて送り出すと思います。

ちなみにまだ長子が高1ですが医科歯科～横市医のあたりを目指しています。

ごく普通の家庭の考え方だと思います。