何だかんだ言っても医師が安泰｜掲示板スレッド

研究室内だけで研究ができればいいね、けど臨床は「医師」でないと出来ない。
例えば、製薬会社が新薬を開発する過程でも「医師」との共同研究が不可欠。
理学部出身の生命科学者がどんな素晴らしい研究をしても臨床まで進むことは出来ない。医師と共同研しなければならない。
しかし医師なら自己完結も可能だ。
という事。
ちゃんと理解してほしいね。

＞例えば、製薬会社が新薬を開発する過程でも「医師」との共同研究が不可欠。

医師が不可欠になるのは臨床試験が始まってからであり、そこまでの長い過程には医師は殆ど関わっておらず、非医師の研究者の力が圧倒的だと思いますよ。
結局、持ちつ持たれつでしょう。

それに、臨床試験というのは、資金と一定数の患者と動かせる人間の数がいて、失敗しないようなendpointを設定すれば誰でもできそうなことなので、実際のサイエンスの能力でいえば、創薬の臨床試験までに関わっている非医師の科学者たちの能力の方が圧倒的に上だと思いますね。

研究者は、基礎だろうが臨床だろうが、一部のニッチな分野で、ほとんどの医者の将来性には関係ない些細なこと。


失われた30年のデフレでは、医者しか勝ち組はなかったが、インフレでは価格転嫁できない医療は厳しい。定員増も相まって職業としては旬の時代は過ぎただろう。


偏差値も、旧帝工や明治理工レベルまで落ちている。首都圏からみると西日本のような極端な医学部偏重は異様。

頓珍漢なこと書いてる人がいるな

＞研究者は、基礎だろうが臨床だろうが、一部のニッチな分野で、ほとんどの医者の将来性には関係ない些細なこと。

この意味がよくわかりません。
基礎研究も臨床研究もニッチな分野でもなく、特に臨床研究はカスミさんが言われるように医師主導で行われ、その結果で莫大なお金が動くわけだから、ニッチで些細なわけがない。

臨床研究はデータ管理で中国に圧倒的に負けているのが現状だけど、本来なら、多くの医師が臨床試験に参加し日本発の結果を出して、日本にお金を呼び込むべきだと思いますね。

理想論ではなく、現実的に卒後、研究者の道を歩むのは、人学年130人のうち一人か二人。
そういう意味で進路としてニッチ。

過剰となる医者の新たな食いぶちにはならない。

別に、「過剰となる医者の新たな食いぶち」という意味で書いたのではありません。

それと、「現実的に卒後、研究者の道を歩むのは、人学年130人のうち一人か二人」というのは、臨床研究ではなく、基礎研究のことを書かれているわけですね。

別に、基礎研究の分野へ医学部卒の人間が行く必要はないのではないでしょうか。
「過剰となる医者の新たな食いぶち」など作らなくても、過剰になってくれば医学部定員は削減されるので、大幅な過剰にはならないでしょう。
過渡期において、一部の人間が文句を言うかもしれませんが、それはしょうがありません。

さらに、医師という職業を金もうけの手段と考えずに、まじめに病気の人を救いたいと考えて医師を目指している人間から見れば、そのようなことは些細なことだと思いますよ。

病気の人を救いたいという思いで、真面目に医学部に進む人が増えると良いですね！