★世界で活躍しよう！！日本全国の仲間と学ぶ早稲田佐賀中学★｜掲示板スレッド

大河ドラマでは金栗四三が女性のスポーツ参加のために奮闘しています。いよいよ第二部では高橋是清も登場だそうです。また女子バレーVリーグでは鳥栖市の久光製薬スプリングスが２連覇ということでおめでとうございます！！昨年発覚した医学科の不正入試問題では女性の合格率に改善が見られたとのことですね。大隈重信は女性の社会進出にも奮闘していました。日本最初の女性医師である吉岡弥生が開学した東京女子医大の支援。第一回目の卒業式では女性の医師という職業に反対する来賓が多くいる中、祝辞で登壇した大隈重信は反対派に対し15年は静かに見守るよう伝えています。また女性教育の重要性を唱えていた成瀬仁蔵を後押しし日本女子大の開学を応援しました。このプロジェクトには伊藤博文。大親友である岩崎弥太郎。共に日本経済の仕組み作りに奮闘した渋沢栄一も参加しています。

職業を自由に選べる時代になったことは、処を得るために自らの強みを知ることが不可欠になったということだ。それは、いかなる仕事においても自らを武器とするために決して傲慢でなく得意とする強みを見出して謙虚に学ぶことができるかということである。

ところが、多くの人たちは、得意とする強みが多様な模倣から生まれることを知らない。知識の偏重でない多様な体験と学習がセットになった経験をすることなく仕事の本質は理解されないのである。ここで極めて重要なのは、この仕事の個性は仕事に就くはるか前に形成されていることだ。しかし、修正はできても変更はできない。

「誰もが自らの強みについてわかっていると言うかもしれない。だが、たいていは間違っている。わかっているのはせいぜい弱みなのである。」

150年後の同地で学ぶ君たちに幸あれ。これから学ぶ君たちにも知ってほしい。職業選択の自由は、前近代の時代のリーダーたちが戦って勝ち取ってきたものだ。そして、現在体験している全てのことが君たちの未来につながっていることを。

前サッカー日本代表監督である西野朗氏（早稲田大学出身）がタイの代表監督に就任されましたね。西野氏は１９９６年のアトランタオリンピックにおいてドリームチームと言われたブラジル代表を徹底的に分析し、マンマークで相手の長所を消す対策を研究しブラジルからの波状攻撃を受けながらも少ないチャンスで1点を奪いマイアミの軌跡を起こした監督です。Jリーグの監督としても通算270勝91分161敗で歴代１位。昨年のロシアワールドカップでは予選でコロンビアを破り、決勝トーナメントへ進出しベスト１６という結果に貢献されました。どんなに強い相手にも弱点はある。挑戦者としては緊張する必要はなく挑戦できる喜び。無心で全力を尽くすとチャンスが生まれるということを教えてくれています。早稲田佐賀中の部活動でも、顧問をしていただいている先生と仲間達。また相手がいるから試合ができるという感謝の気持ちと、事前準備で自分の壁を越える機会に挑んでください。

夏休みが始まりましたね。全国の保護者さんは成長した子供達との再会が待ち遠しいかったと思います。

中体連でがんばった皆さんは見守ってくれた保護者。一緒に戦ってくれたチームメイト。部を支えてくれた顧問への感謝を胸に、これからも様々なことに挑戦してください。引き続き県大会や全国大会に出場する仲間やこれから新チームがスタートする下級生を応援していきましょう。

新紙幣の発表から大変遅くなりましたが　新一万円の肖像画に選ばれた日本経済の礎を築いた渋沢栄一が活躍するきっかけとなった大隈重信とのエピソードの紹介です。
幕末の渋沢栄一は、アメリカと不平等条約を結んでしまい弱腰であった徳川幕府を倒そうという血気盛んな若者だったそうですが縁あって一ツ橋慶喜に仕えることになりパリで行われた万国博覧会へ幕府の代表として同行。各地で先進的な産業・軍備を知ることができました。大政奉還で徳川幕府が解散になった後は株式会社制度を実践するために静岡で商法会所を設立していました。
明治政府は徳川幕府で経験のある渋沢栄一に大蔵省への参加を相談しますが渋沢は拒否していました。渋沢の経験と能力を国のために生かしてほしいと考えていた大隈重信は「君は八百万の神達、神計りに計りたまえと言う文句を知っているか」。「新政府がやろうとしている事は、誰も判らん。我々が八百万の神なのだ。君もその神々の一柱に迎えるのだ」と説得し渋沢は大蔵省へ。渋沢は経験値と能力を献身的に発揮し５００以上の企業の設立に駆け回ったそうです。早稲田大学（東京専門学校）の設立期には２度大隈重信を支えています。近代日本の経済を牽引し新紙幣の肖像画に抜擢された渋沢栄一のように、次は日本から世界を引っ張る若いリーダーの誕生が楽しみですね。

7月27日にさが総文が開幕しました。開会式は秋條宮様がご出席され、全国の高校生1万８千人が参加し吹奏楽や書道など８月１日まで県内各地で開催されています。知人の子供さんが佐賀に来られるということで佐賀市の佐賀城本丸歴史館と大隈重信記念館と江藤新平先生の本行寺。唐津市の肥前名護屋城博物館をお勧めしました。先週末は佐賀県の夏の風物詩である国際渓流滝登り大会ななやまが開催され世界各国からの参加者で盛り上がったようです。唐津湾ではイカダ大会。唐津市厳木でも新しく川リンピックなるものが開催されたそうです。
さが総文に参加されている高校生の皆さんがんばってください。

副島種臣の題字が象徴であります佐賀新聞様より早稲田佐賀へ大隈重信の出前授業を開催いただけたそうです。佐賀新聞では８月より大隈重信の連続小説がはじまりますよ。

今日は大隈重信の盟友である福沢諭吉との友情のお話です。

緒方洪庵の元で蘭学を学んだ福沢諭吉は江戸の中津藩で蘭学塾を開校しました。後の慶応義塾大学の始まりだそうですね。英語を独学で勉強していた福沢は縁あって徳川幕府の外国奉行へ。外国から届く外交文書の翻訳にあたり外交を支えました。時代が明治になると政府とは異なる立場で様々な主張を行い、国会開設や憲法制定など必要性を訴えながら作家としても学問のすすめなどを記しています。当時、福沢と大隈は会わず嫌いの仲だったようですが雑誌の編集者の勧めで会食したところ意気投合。盟友と呼ばれる仲へ進展します。新政府内の藩閥や欧米列強との不平等条約解消など様々な問題に悩んでいた大隈。会食の席で福沢が教育の楽しさを語る姿に自分が学んだ弘道館。自分が教えた致遠館時代を思い出し懐かしんだことでしょう。福沢から背中を押された大隈は東京専門学校の設立を決意。西南戦争の発端となった西郷隆盛の私学校の件もあり大隈の学校の設立は新政府から目をつけられます。そのため開学式に大隈が出席できませんでしたが代わりに祝辞を述べたのは盟友である福沢諭吉でした。他にも大隈による日本の太陽暦への改暦では福沢が改暦弁を出版し援護したりと様々な出来事をお互い支えあっています。
盟友である福沢との別れのエピソードが残されています。
福沢の訃報を聞いた大隈は、動かない体を奮い立たせ、義足を引きずりながら涙ながらに自信が育てた花を摘み取り、福沢の葬儀が行われていた善福寺へ届けさせました。葬儀では福沢の意思に基づき、香典、生花、供物を謝絶するよう取り決められていましたが大隈が動かない体を奮い立たせ、涙ながらに準備した花を届けたことを知り、福沢家の受付は黙ってそれを受け取りました。
大隈と福沢の熱い友情を継承し、早稲田と慶應は創立記念日には互いに招待しあい交流が続いています。

世界の森林減少や海洋プラスチックごみなど人類の経済活動による温暖化を通り越した地球高温化や生物の絶滅。国の争いによる核兵器の拡散。人権問題など人類が抱える問題は山積していますが、環境の分野で日本の若者が立ち上がりました。全国２５の都道府県の高校生が参加する「スポGOMI甲子園」の県予選が虹の松原で開催され地球の美化のために24人の戦士が奮闘したそうです。まだまだ参加校が少ないようですが来年はすべての高校が参加し、小中へも広がるイベントに発展することを願います。それから京都市は祇園祭りの屋台などでリユース食器を導入し例年に比較し４割のごみが削減できたそうです。フィリピンのようにすでにポリ袋禁止の取り組みが開始されている国もあり、これらの取り組みが世界に広がり地球の美しい環境を取り戻したいですね。

温暖化による気候変動の影響で連日の猛暑日。とうとうお盆に台風直撃。世界各地での干ばつや高温化の原因である人類の経済活動による温暖化ガスを削減し100年前の気候に戻すにはアメリカ大陸分の面積の森が不足しているそうです。
約４００年前の植樹で美しい森となった唐津市の虹の松原では車の安全通行のために県道沿の松の木254本を伐採するべきかと問題になっています。オーストラリア研修へ参加した子の話によるとブリスベンではほとんどの空き地は地球環境のために植樹されてるそうで日本でも出来る事は沢山あります。建築物の屋上や壁面の緑化や敷地や空き地の緑化率の設定。さらには日中は照明の光がある莫大な面積のオフィスビルなどの室内での緑化。光合成効率の高い植物の改良など。EUでは室効果ガスをゼロにする気候中立を伴う持続可能な経済を追求し「使い捨て」から「サーキュラーエコノミー（循環経済）」に変えるために2015年に循環経済行動計画を採択し2030年を目標に温室効果ガス排出ゼロの大陸を目指しEUの予算の１/4を当てる考えが示されました。世界各国で軍事費ではなく環境に投資する取り組みが広がることが待ち望まれます。