マルチリンガルを目指せる女子校
早稲田佐賀
早稲田佐賀のいいところ悪いところを教えてください。今後受験する予定でできれば詳しく教えてほしいです。早稲田佐賀を知っている人でも、卒業した人でも、現に通っている人でも気軽に書いてください。
お子さんとご家庭が例えば首都圏から進学して寮生活を楽しめそうであれば、早稲田佐賀はお勧めです。早慶志望であれば、中学受験でも高校受験でも、まず1月受験で早稲田佐賀に確実に合格することが大切です。
中学もお勧めですが、お金がかかるので、高校受験で入って3年間で東京に戻って早稲田大学へ進学するルートがいいと思います。特に女子の早慶附属進学は難関なので、特にお勧めです。
早稲田佐賀の高校受験偏差値は駿台53程度と中大附属、中大杉並等と同等レベルで、早慶附属・系属校の中で最も合格しやすい高校です。入学すれば、定員の50%が早稲田大学に内部推薦で進学します。実際に子供の代では国立大学や医学部を目指す難関大クラスと推薦条件を満たさない一般受験クラス2クラスを除いた早稲田大学進学クラス160名のうち、7割程度が早稲田大学に内部進学しました。
高校受験での九州受験は首都圏受験に比べ受験者平均点が400点満点で25点ほど低く、受験者の7割以上が合格しています。ただし、九州受験は5科目、首都圏受験は3科目、5科目から選択できる点は留意する必要があります。
また、在校生全体の6割が寮生で、首都圏からも全体の4割ほどのお子さんが寮生活ルールを守りながら楽しく生活を送っています。
入ってみると佐賀県の学校が少ないこともありますが、競走部、テニス部、弓道部、吹奏楽部、書道部等全国大会に出場する部活も多く、文武両道を実践して充実した学校生活を送っている生徒が多い印象です。
うちはマーチレベルの学力(サピ偏差値50〜53程度)でしたが、高校3年間在籍して上位2〜3割にはいました。ただ、高校3年の最後の1年は親として内部進学が大丈夫か気が気でありませんでした。実力テストの成績、夏に提出する第一志望学部への志望動機、自己紹介動画の提出等心配でならなかったのも事実です。実際には本人の方が余程プレッシャーがあったことでしょう。寮生活の中で、1人で良く乗り切って、大きな自信になったと思います。
いろいろ良い点を並べましたが、やはりこの学校の難点はお金がかかる点かと思います。合格した時点で、1月中に入学金、入寮費、前期授業料など112万円ほど入金する必要ある点(辞退の際86万円は後から戻ります)、寮生活だと年間費用が250万円ほどかかる点でしょうか。ただ、都内の他の私立中学に入っても年間100万円、塾代、子供1人分の生活費、交通費等で更に年間100〜120万円程度かかるでしょうし、大学受験費用等勘案したら、現役で早稲田大学に入れることを考えると、トントンかなと思います。
あと、注意すべき点は推薦基準が入学年によって変わる可能性があることです。2年前の高3在籍時ではそうではありませんでしたが、今では難関大クラスは早稲田大学進学も選択できるようになったと聞きますし、一般の大学受験模試の成績も推薦基準に入ったと聞きます。こういった点が、将来的に早稲田大学推薦について定員の8割を目指す新設校の悩ましい点かもしれません。
早稲田佐賀からの進学で学力的に心配される向きもありますが、子供が実際早稲田大学に進学し、GPAは3を超えているので、学力的に見劣りすることはありません。良い友達、先生に恵まれ、早稲田佐賀に進学させて良かったです。
早稲田大学のどこの学部でもよいのか、政治経済学部がよいのかでかわってくると思います。
政治経済学部希望の場合、模試の成績でも特に数学の成績を重視しますし、実際、難関理系クラス理1の上位層と文1上位層との取り合いで、10名枠があって、希望者が多数いてもついていけないと判断され、10名貰えていない状態です。特に経済学科は大学に入って数3まで使いますので、数学も出来、準1級も
取得しとなると、厳しい戦いになります。
どの学部でもよければ、絶対早稲田佐賀はおすすめではあります。
理1からも9月まで悩んで外部受験か、内部進学か選べるようになったので、本気だして頑張らないと厳しいです。
在校生保護者です。
年々、学校もレベルアップしていると感じます。
まず、早稲田大推薦に関してはほぼ中学の成績は関係ないでしょう。高校からは、福岡、佐賀の優秀な県立残念組と、それ以外も早稲田大を本気狙いの生徒が日本中から入学します。戦いはそれからだと言っても過言ではありません。学部をこだわらなければ…などと言ってもまず単純に上位4割にはいないと厳しいです。なぜなら、早稲田大推薦においては必ずしもフラットではないように感じる部分もあります。当然、学力が相当落ちれば難しいですが、微妙なラインに立つ場合は様々な要因があるように思います。
毎年規定も変わり、目に見える条件もかなりあります。
自宅生ですので、寮はわかりませんが、通学も大変です。
病気になった時、筑肥線の遅延、部活は全てが佐賀での大会になります。共通テストも佐賀です。
先生方は非常に熱心ですが、男性が多いため細かい気配りはなかなか難しいです。男子生徒の割合も多く、どちらかといえば管理型のスパルタかもしれません。
我が家はとても楽しく学校生活は楽しんでいますが、早稲田推薦はあきらめざる得ない状況です。