同じキリスト教の学校との違いについて｜掲示板スレッド

途中から失礼いたします。
教会、信仰等は入ってからでよいのではないでしょうか？
それよりも、どのようなところが気に入って、共感したのか、親子ともに雰囲気に違和感がないか、というようなことのほうが、重要に思います。
ちなみに我が家は、お寺の幼稚園で仏教でしたが、宗教に関することは、一切きかれませんでした。

説明会に行って違いがわからなかったという方が不思議です。

カトリック、雙葉・白百合・聖心(幼稚園はないですが)と
プロテスタント、青山・東洋英和・聖学院・立女(厳密には聖公会ですが)と
名前を連ねてみると、まず雰囲気に違いがあることに気付きませんか？

カトリック校は質実剛健です(華やかな人がいないという意味ではありません)。
勉強もさせます。自由というよりは、厳しさがベースにあります。
小学校受験では食べ方を考査する学校も多いです。
ご存じでしょうが、白百合は紺ではなくグレーですよね。蜂が寄り付かないように・・とか言われていますが、白百合を受ける方は紺の他にグレーを用意しないといけないような言われ方をされています。
蜂が大量発生しそうな緑あふれる学び舎は他にもあるでしょうが、こういうことを言っているのは白百合だけ。
聖心は、近々中学からの外部生を入れません。つまり小学校から高校まで純粋培養したいのです。閉鎖的とも言えますね。
実際、在学中に海外に出ることになった場合、復学OKと言った学校は(私の場合)カトリック校にはありませんでした。
小学校からお弁当の学校が多いです。

プロテスタント校は私服のところもありますし、常識の範囲を超えなければ持ち物などもわりと自由です。
学力テストや学費納入などの条件ありで、復学OKです。
大学を外部受験する生徒も少なめで、進学率を上げようと躍起にもなりません。
カトリック校に比べて、熱心に教会に通う(のが前提)の学校が多いです。
信者を増やし広めていくことが原点にあるからです。幼児礼拝など、子供の受け入れが整っています。カトリックの教会は子供は不可のところもあります。
ほとんどの小学校はランチがでます。お弁当になるのは中学以降のところが多いです。
青学や英和は学費ランキングで上位です。

以上、それぞれの代表的学校をあげ、特色を書きましたが違いがわかりましたでしょうか。
学校がどんなカラーの親子を求めているのか、何となく読み取れるのではないかと思います。

私はカトリックもプロテスタントも宗教教育を行うところまでは似ていると思っています。無宗教や仏教の学校と比べるとわかりやすいですよね。
でも、カトリックとプロテスタントを両方受ける方はあまり宗教のことをおわかりになっていないような印象を受けます。
そんなこと、学校側は知りませんけれどね。

イエス様だ、マリア様だというそんな短絡的な違いではないのですよ。
敬けんな信者の方は両校の併願は考えられないことだと思います。

学校の違いは説明会に行けば一目瞭然ですが、宗教の違いを本当に知りたいのであれば、カトリック、プロテスタントの教会にそれぞれ一定期間通われてみるといいかと思います。

ここで聞くより体験することが近道のような気がしますよ。

ご兄弟でそれぞれプロテスタント校とカトリック校に、というご家庭もありますし、受かる方はどちらも受かります。

熱心な信者の方は別として、宗教のことはそれぞれ入学されてから親子共に学ぶ機会がありますから、それに差し支えがなければ良いのでは。

入試を終えて見ると、両校共に欲しい家庭は一致しています。